• 191屏風
    2024/01/10(水) 07:43:49 ID:n3AMHruQ0
    いったんは落ち着いていた心臓のドキドキが再び高まってくる。貧血のような感覚にもなった。足が震えていたかもしれない。
    電気はついたまま。ベッドでもそもそしている。キスをしているのがわかった時は頭がキーンとなった。
    知っている2人が、2人以外は知らないはずのことを始めるのを、自分が見ている。2人は見られていることを知らない。最高だった。
    同僚が上になりキス。彼女が下から舌を伸ばしているとわかった時に、早鐘のような鼓動が一段と速くなり、倒れるんじゃないかと思った。「あの子が、自分から舌を・・・」って。
    そのあと、明らかに「電気消そう?」「ダメ」「消して」「やだ」みたいな時間があったものの、結局、彼女が押し切られて、電気はつけたまま、でも布団をかぶったまま、という感じで進んでいった。
    だから、布団の中で何が行われているかは想像になる。といってもやることは、だいたいわかる。
    それより、布団から顔を出している彼女の表情がバッチリ見えた。布団の中の同僚も見ていない表情だ。
    眉間にしわを寄せたり、唇をかみしめたりして、大きな声を出さないようにしているようだった。
    同僚が下半身に移動したところで、ちょっとジタバタして、顔を出した同僚がキスをしたり抱きしめたりしながら、下の方は指で触っているようだった。
    そのあと、再び同僚が布団にもぐり、一気に下まで行き、もぞもぞ動くと、声が漏れだした。手で口を押えているけど、目を細めて感じている表情だった。「あんな顔するのか」と目に焼き付けた。

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