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『 ミスター・ノーボディ 』 (1973)
II mio nome é nessuno / My Name is Nobody

監督 トニーノ・ヴァレリ
脚本 エルネスト・ガスタルディ
原案 セルジオ・レオーネ、フルヴィオ・モルセラ、エルネスト・ガスタルディ
製作 クラウディオ・マンシーニ
製作総指揮 セルジオ・レオーネ
音楽 エンリオ・モリコーネ

出演 (配役)
ヘンリー・フォンダ (ジャック・ボーレガード)
テレンス・ヒル (ノーボディ)
ジャン・マルタン (サリヴァン)
R・G・アームストロング (ジョン)
ジェフリー・ルイス (ワイルドバンチの首領)
レオ・ゴードン (レッド)
ニール・サマーズ (リス)
マーク・マッツァ (ドン・ジョン)
ピエロ・ルッリ (保安官)
ほか。

メモ1📝
マカロニ・ウェスタン(イタリア産西部劇)ブームの末期に製作されたイタリア、フランス、西ドイツ、アメリカの合作のウェスタンコメディー映画。監督はマカロニ・ウェスタンの巨匠 セルジオ・レオーネの元で助監督をしていたトニーノ・ヴァレリ。

メモ2📝
数々の逸話を残す伝説の早撃ちのガンマン ジャック・ボーレガード(ヘンリー・フォンダ)は《伝説の男》を倒して名を上げようとするガンマンたちに狙われる日々を送っていた。それでもジャックは敵を撃ち倒してきたのだが徐々に老いを感じ始めていた。

彼はガンマンを引退しヨーロッパに渡り新たな人生を送ることを決意する。だがそれにはお金がいる。過去の決闘での報酬金が未払いなのを知り、それを取り戻すために西部を放浪しつつヨーロッパに船で行くためニューオリンズへと向かう。

途中風変わりな陽気な若者 (テレンス・ヒル)と知り合う。彼は自らを《名無し(ノーボディ)》と名乗った。ノーボディは自分の目の前にいるのが《伝説のガンマン》ジャック・ボーデガードだと判ると目が輝き出した。伝説のガンマンの《最終章》にぜひ自分も立ち会いたいと2人の付かず離れずの奇妙な友情と珍道中が始まった…。

メモ3📝
この作品製作総指揮のセルジオ・レオーネ監督作になってることもあるので表記をどっちにするか迷ったんだけどトニーノ・ヴァレリにしました。

メモ4📝
私の好きな岡本喜八監督作品に通じる面白さありますね🤓《アメリカの良心》ともいえる名優 ヘンリー・フォンダと《イタリア映画の新鋭》テレンス・ヒルの組み合わせは実に面白いと思います🤓テレンス・ヒル演じるノーボディのある意味人間を超えた能力とコメディーチックな動きは後のカンフー映画でのジャッキー・チェンを思わせたんだけど皆さんはどうかな?劇中サム・ペキンパーの墓が出てきたり(勝手に56すな😛)、ジャック・ボーデガードを狙う150名のならず者集団 「ワイルドバンチ」(!)が登場したりとこれはマカロニ・ウェスタン側のサム・ペキンパー監督への最大のリスペクトなのか?よくわからないですけどね🤓

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