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『 眼下の敵 』 THE ENEMY BELOW (1957)

監督 ディック・パウエル
脚本 ウェンデル・メイズ
原作 デニス・レイナー 「水面下の敵」
撮影 ハロルド・ロッソン
音楽 リー・ハーティン
製作総指揮 ディック・パウエル
製作会社 20世紀フォックス

出演者 (配役)
ロバート・ミッチャム (マレル艦長)
ラッセル・コリンズ (軍医)
デヴィッド・ヘディソン (ウェア副艦長)
クルト・ユルゲンス (シュトルベルク艦長)
セオドア・ビケル (シュヴァッハ先任士官)
アーサー・ラ・ラール (クンツ少尉)
カート・クルーガー (ホレム)
フランク・アルバートソン (クレイトン中尉)
ビフ・エリオット (操舵手)
デヴィッド・ベア (エリス)
ほか 。

メモ1📝
元イギリス海軍中佐 デニス・レイナーの実体験を元に書いた小説「水面下の敵」を元に映画化した戦争映画。南太平洋で繰りひろげられるアメリカ海軍護衛駆逐艦の艦長とドイツ海軍Uボートの艦長の頭脳戦が描かれる。

メモ2📝
第二次世界大戦の南大西洋。トリニダード・トバゴヘ向け航行中のアメリカ海軍護衛駆逐艦《ヘインズ》は民間出身のマレル(ロバート・ミッチャム)を艦長として着任していたが、出港以来艦長室から出てこないため乗組員たちから船酔いを疑われ艦長の資質に疑問を持たれていた。

ある日の夜。護衛駆逐艦《ヘインズ》は浮上航行中のドイツ海軍の潜水艦 Uボートを発見し艦長室から出てきたマレルの指揮のもと追尾行動に入る。

敵の追跡を察知したUボート艦長 シュトルベルク(クルト・ユルゲンス)はただちに潜航させ追跡をふり切る。ヘインズは潜航続けるUボートに激しい爆雷攻撃を加えるがUボートは爆雷攻撃をうまくかわす。攻撃力では上の駆逐艦と機動力で勝るUボート。南大西洋を血と油と炎で染める。

メモ3📝
この映画は昔「月曜ロードショー」(ホストは荻昌弘さんね)で観た記憶あって懐かしかったですね🤓ロバート・ミッチャム演じる駆逐艦艦長 マレルが貨物船の3等航海士時代にUボートに攻撃され同乗していた奥さんを失い自身も長期間海で漂流するという暗い過去があったり対するクルト・ユルゲンス演じるUボート艦長 シュトルベルクも息子2人を戦場で亡くしていて心の中ではナチス政権に批判的(Uボート内部にヒトラー信奉者いるからね🤕)というのがドラマの厚みを出してますね🤔だからこそラストが活きるんでしょうね🤔

メモ4📝
《潜水艦映画にハズレ無し》とよく言いますが「Uボート」が初めてリアルに潜水艦内部を描いたんじゃないかな🤔それまで映画での潜水艦内部って複数の俳優が普通に演技出来るくらい広くて明るくかったけど「Uボート」は狭い暗いジメジメしてるでリアルでしたからね。じっと深海に身を潜め連合軍の執拗な爆雷攻撃に耐えて耐えて耐え抜いて無事生還し陸に上がった途端に…ですからね😬アンジェイ・ワイダ監督の「地下水道」のラストに通じる救いの無さ、無常観…。

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