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フィルモア 最後の日々
監督 リチャード・T・ヘフロン、イーライ・F・ブライヒ
製作 ハーバート・F・デッカ
撮影 アラン・キャップス、アルバート・キーン
編集 イーライ・F・ブライヒ、リチャード・クラークダニエル
出演 ビル・グラハム、コールドブラッド、ホットツナ、ボズ・スキャッグス、クイックシルバー・メッセンジャー・サービス、グレイトフル・デッド、ジェファーソン・エアプレイン、エルヴィン・ビショップ・グループ、サンタナ ほか。
メモ1📝
1971年6月29日から7月4日までカリフォルニア州サンフランシスコにあるフィルモア・ウエストで開催された最後の公演を記録したドキュメンタリー映画。このコンサート開催者でありフィルモアの所有者でもある敏腕プロモーター ビル・グラハムのビジネスと半生が描かれている。
メモ2📝
ロックコンサートのプロモーターとして《草分け的存在》であるビル・グラハム(1931年1月8日−1991年10月25日)はユダヤ人の家庭に生まれたがホロコーストにより家族を失い10歳の時アメリカに渡り里親のブロンクスの米国人家族に引き取られ育つ。
ニューヨーク州立大学を卒業後はありとあらゆる職業をしながら世界各地を転々とし1960年最初にサンフランシスコにやってきた。元々俳優志望だった彼は地元演劇集団と関わりを持ったことがきっかけでプロモーター業に興味を持つ。
プロモーター業は順調にいきビルはついに自分の好きなバンドをブッキングし公演出来る《ロックの殿堂》フィルモアを手に入れた。フィルモア・イーストはニューヨーク州、フィルモア・ウエストはカルフォルニア州と東と西と音楽性が異なるバンドを完全網羅した
ことになる。
メモ3📝
冒頭での革ジャンの男とビルが激しくやり合うシーンとのちにAOR(シティポップ)の旗手となるボズ・スキャッグスのばりばりロック時代の演奏シーンは再発されたDVD版ではカットされてるようなので貴重かもですね🤓コールドブラッドの女性ボーカルはおそらく《ジャニス・ジョプリンの再来》って呼ばれてたんでしょうね🤔グレイトフル・デッドはチャック・ベリーの「ジョニーBグッド」演奏してたりデッドファンには嬉しいかも🤔サンタナはもう少し観たかったかな🤔ジェファーソン・エアプレインはこの閉館イベントには参加してなくて映像は別の日の公演のらしいです。
メモ4📝
ロックに詳しい人は分かると思うけど《ロックの殿堂》フィルモアで録音された名盤と呼ばれるライブ盤多いんですよね🤓建物の構造上天井が高かったNYのイーストが圧倒的なんですけどね。バンドオブジプシーズ(ジミ・ヘンドリックス)、オールマンブラザースバンド、マイルスデイヴィス、フランクザッパ&ジョン&ヨーコなど。ビルが2つのフィルモアを閉館させた理由は「音楽業界からの横やりと別の分野に関心がいったから」らしいです。ビル・グラハムは1991年10月25日ヘリコプター墜落事故で亡くなります。