トータル:59HIT
広告募集中
監督 イヴァン・パッセル
脚本 ラヴィッド・スコット・ハミルトン、イヴァン・パッセル
原案 デヴィッド・スコット・ハミルトン
製作 フィリップ・ラングナー
製作総指揮 ジェリー・トフスキー
音楽 ウイリアム・S・フィッシャー
出演 (配役)
ジョージ・シーガル (J)
カレン・ブラック (パルム)
ポーラ・プレンティス (ベロニカ)
ジェイ・フレッチャー (ビリー・ダイナマイト)
ヘクター・エリゾント (ビビアン)
ロバート・デ・ニーロ (麻薬課の刑事A)
エド・マドセン (麻薬課の刑事B)
マーシャ・ジーン・クルツ (マレーネ)
アーヴィン・セルブスト (スタンリー)
ジャック・オランダー (ハリー)
バート・ヤング (スタンリーの部下)
ポール・ベンジャミン (ギーク(麻薬組織のボス)
ほか。
メモ1📝
チェコ出身で1968年の民主化運動「プラハの春」の反動によるソ連の軍事介入のあと祖国を離れアメリカに亡命したイヴァン・パッセル監督のアメリカでのデビュー長編映画。ニューヨークの世の中からはみ出した人間たちの悲愁を描くシリアスドラマ。
メモ2📝
麻薬常習者のさえない中年男J(ジョージ・シーガル)は刑務所から出所し古巣のニューヨークに舞い戻ってきた。しかし元妻は麻薬組織が経営する店に囲われ2人の子供にもJには会わせてももらえない。J本人もヤク欲しさの資金稼ぎに取り組むのだがうまくいかない。
ある夜Jは路上駐車している車を盗もうと手持ちのスペアキーを差し込んでいると車の持ち主の女パルム(カレン・ブラック)に声をかけられる。Jはこれでまた刑務所行きか…と覚悟したがパルムは一向に車を盗もうとした彼を責めない。パルムは売春婦であった。こうして2人はパルムの家に向かった。
翌日、Jは街に出ると麻薬密売の元締めギーク(ポール・ベンジャミン)から麻薬の運び屋の話を持ちかけられる。Jは貿易商のスタンリー(アーヴィン・セルブスト)の家までヤクを運んだがスタンリーとギークは金はおろかヤクすらよこさない。「俺たちをナメやがって!」怒り心頭のJはヤク仲間の親友ビリー・ダイナマイト(ジェイ・フレッチャー)と共にスタンリーの家にのり込みヤクを強奪しようとするが、スタンリーを張り込みしていたNYの麻薬課の刑事2人(ロバート・デ・ニーロ&エド・マドセン)にJが捕まってしまう…。
メモ3📝
これは何とも切ない映画ですね🥲この切なさはマーティン・スコセッシ監督の「ミーンストリート」に通じるものがありますね🤔パルム役のカレン・ブラックの映画デビュー作がデニス・ホッパー監督の「イージーライダー」でアルフレッド・ヒッチコック監督の遺作「ファミリープロット」にブルース・ダーンと出演してますから時系列的に面白いですね🤓麻薬課(通称マトリ)の刑事役でロバート・デ・ニーロ出てますがこの作品のあと「ミーンストリート」(1973)「ゴッドファーザー PARTⅡ」(1974)「タクシードライバー」(1976)と一気にその名を轟かせることになりますね🤠この前紹介した「コンボイ」にピッグペン演じたバート・ヤングもデ・ニーロほど出番無いけど出てましたね🤓彼は「ロッキー」シリーズの「エイドリアーーン!!」の兄役の方が有名かな🤠