トータル:49HIT
広告募集中
――生活困窮者に炊き出しなど――
https://imadegawa.exblog.jp/33757922/
■越冬実「遠慮無く相談を」
役所が長く閉まる年末年始に野宿者や生活困窮者を支える
「名古屋越冬活動」が12月28日の夜から始まった。
場所は、
中区三の丸二丁目の外堀通沿いに在る
大津橋小園だ〔注1〕。
越冬突入集会で名古屋越冬実行委員会の東岡牧代表は、
「今年は2人の仲間を路上で亡くした。
弱ってらっしゃることが分かっていながら、
救急車に乗っていただけなかった。
心が痛む」としたうえで、
「昨年も越冬に、
『もう死にそうです』と電話が掛かってきた。
安心して福祉に綱がれる社会にしたい」と語った。
突入集会に参加した日本共産党の本村伸子衆議院議員は、
「名古屋高裁で先日、
生活保護裁判で完全勝利の画期的な判決が出た。
この判決を国政に生かしていきたい」と述べた後、
「難民認定を求めている人などは、
働くことも出来なければ、
この生活保護の制度も利用できない。
数か月間 野宿していて、
医療にも かかれない人も居た」として、
「どんなルーツを持つ方も
一人も取り残さない社会を築くために
一緒に我ん張りましょう」と訴えた。
立憲民主党の近藤昭一衆議院議員も、
「政治や公共サービスがキチンと機能していれば、
皆さんに こうして御苦労を掛けることは無い。
本来、
こういう状況に なってはいけないはずだ」と
語ったうえで、
「みんなが支え合い、
安心できる状況を作るために、
私も国会で しっかりと我ん張っていきたい」と
決意を述べた。
その後、
笹島日雇労働組合の大西豊委員長は、
「『黙って野たれ死ぬな。
生きて奴らに やり返せ』。
これが越冬闘争の本質だ。
貧困問題の背景には労働問題が有る。
寄せ場で言えば、
大手ゼネコンによる日雇い労働者の使い捨てが有る。
日雇い労働者が年末に
オケラ公園でテントを張った生きる闘いが
越冬の原点だ」と
越冬闘争の意義を語った。