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監督 三隅研次
脚本 藤本義一
原作 野坂昭如
撮影 宮川一夫
編集 谷口登志夫
音楽 鏑木創
製作 田辺満
製作会社 大映京都
配給 大映
出演者 (役名)
勝新太郎 (ガンめん)《国際葬儀協会 設立者》
藤村有弘 (ジャッカン)《国葬メンバー・元戸籍係》
藤岡琢也 (社長)
財津一郎 (稲垣)《葬儀会社のライバル》
西岡慶子 (トコ)《女子大学生》
酒井修 (学生)
田村謙三 (村長)
多賀勝 (ラッキョウ)《国葬のメンバー》
若いはんじ (若いパパ)
若いけんじ (ダンプの運転手)
曽我町子 (女性アナウンサー)
官シゲオ (ゲージ係員)
島田洋之介 (現場監督)
今喜多代 (未亡人)
北村英三 (榊原)
若宮忠三郎 (別会社の社長)
春本泰男 (小学校の教頭)
山本一郎 (警官)
斎藤信也 (少年時代のガンめん)
伊達三郎 (広告会社の部長)
木村玄 (週刊誌の記者)
遠藤辰雄 (米倉)
伊藤雄之助 (センセイ)《整形外科医・国葬メンバー》
ほか 。
メモ1📝
野坂昭如の原作小説を藤本義一が脚色、三隅研次が監督した勝新太郎主演の異色の社会派コメディ映画。
メモ2📝
火葬場従業員の息子として生まれたガンめん (勝新太郎)は亡くなった人のデスマスクを取るエキスパートナー。近頃は各葬儀会社のオートメーション化されて
亡くなった人の尊厳が失われていると感じ自ら《国際葬儀協会》(略して国葬)を仲間たちと設立する。
メンバーは昔からの仲間で主に霊柩車の運転手のラッキョウ (多賀勝)、元市役所の戸籍係のジャッカン (藤村有弘)、訳ありの整形外科のセンセイ (伊藤雄之助)。《国葬》はデスマスク、死顔美容、テープレコーダーによる遺言吹込みとこれまでにない奇抜なアイディアで徐々に業績を伸ばしていった。
ある日、女癖が悪いセンセイが女子大学生のトコ (西岡慶子)に手を出し妊娠させ自ら中絶手術を行い罪の意識に悩んでいる姿を見たガンめんは水子地蔵の供養を大々的にやるのを思いつく。マスコミもこの計画を聞きつけ取り上げたために会場の中島公園には身に憶えのある女たちが集まり賽銭箱はまたたく間にいっぱいになりガンめんたちは大儲けした。
メモ3📝
《勝新映画祭 2025》第3夜です。
この映画私初見でした。この映画私好みで好きですね🤓三隅研次は時代劇のイメージ強かったからこんなブラックで洒落た現代劇撮ってた事に驚きでした。しかも撮影は大映が誇る名キャメラマン 宮川一夫だからたまらないですね。音楽担当した鏑木創のオープニングの音楽は雅楽をベースとした大胆なコラージュで
まるで現代音楽のようでしたね。主人公の勝新太郎を始め藤村有弘、伊藤雄之助、財津一郎、藤岡琢也、遠藤辰雄と芸達者な人たちばかりで実に楽しかったですね。
メモ4📝
野坂昭如の小説家デビュー作 「エロ事師たち」は今村昌平監督が映画化しているのでこちらもオススメです。ひとつの事に取りつかれた男を描くという点で今村昌平監督の作風に妙にマッチしている感じしますね🤔