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監督 三隅研次
脚本 菊島隆三
撮影 宮川一夫
編集 谷口登司夫
音楽 佐藤勝
製作 永田雅一
製作会社 大映京都撮影所
配給 大映
出演者 (配役)
中村錦之助 (雑賀孫市)
栗原小巻 (小みち)
本郷功次郎 (法專坊信照)
中村嘉葎雄 (木下藤吉郎)
勝新太郎 (織田信長)
梓英子 (藤吉郎の妻 寧々)
南美川洋子 (加乃)
志村喬 (雑賀左太夫)
しめぎしがこ (お美和)
小林直美 (辻君の明美)
五味龍太郎 (牧田三右衛門)
香川良介 (半井?庵)
内藤武敏 (柴田勝家)
ほか 。
メモ1📝
1963年(昭和38年)7月から1964年(昭和39年)7月までの一年間「週間読売」に連載された司馬遼太郎の歴史小説の映画化。戦国時代、鉄砲技能集団として名高い雑賀党の頭目、雑賀孫市と天下人を目指す織田信長とその家臣 木下藤吉郎(のちの豊臣秀吉)の交流を描く。
メモ2📝
「尻啖え」(しりくらえ)とは「尻を喰らえ」を略した言葉で、相手を侮辱したり罵倒したり際に使われる言葉である。
元亀元年の2月。織田信長 (勝新太郎)の岐阜の城下町に見慣れぬ1人の男が現れた。背中に八咫烏が染め上げられた真っ赤な陣羽織を羽織ったその男は紀州雑賀衆の頭目、雑賀孫市 (中村錦之助)であった。雑賀衆は3000人からなる日本最強の鉄砲集団で戦国大名も恐れる傭兵軍団である。そんな軍団のトップがなぜ岐阜の城下町に現れたのか不審がる信長は腹心の木下藤吉郎 (中村嘉葎雄)に訊くが彼も首をかしげる。藤吉郎の妻の寧々 (梓英子)は身分を偽り孫市と密かに接触し孫市が京都で偶然見かけた足首が美しい女を信長公の妹と勘違いし、ここにくれば再会出来ると思いやってきたのだと知る。
もちろんそんな信長の妹などこの世に存在しない。信長からすれば雑賀衆の鉄砲軍団は是非味方にしておきたいし喉から手が出るほど欲しい。信長と藤吉郎は孫市には《妹》に話をつけるから越前の朝倉義景攻めに参加を頼む。孫市以下5名の雑賀衆先鋭隊はあっと言う間に朝倉軍を蹴散らし落城させ信長にその武力を見せつけた。
メモ3📝
これは初見でした。いやはや面白かったですね🤓勝新太郎の織田信長役はこれが最初で最後じゃなかったかな🤔大映の時代劇だとやっぱり座頭市のイメージ強いですもんね。あと黒澤明監督の「影武者」での武田信玄のイメージ強し!ですね🤓出番は孫市演じた中村錦之助、藤吉郎演じた中村嘉葎雄の方が多いでけどね。ちなみに中村錦之助(兄)、中村嘉葎雄(弟)は兄弟です。中村嘉葎雄は私は森田芳光監督、松田優作主演の「それから」ぐらいのイメージぐらいしかなかったけどこの木下藤吉郎役は良いですね🤓冷酷非情な信長の元で何度も汚れ役やらされても信長に対して忠義を捨てないところと孫市と共感し合うところなんか良かったですね。
メモ4📝
監督の三隅研次は座頭市シリーズで勝新太郎とはもう旧知の仲。脚本の菊島隆三は黒澤明組と言っていいくらいの脚本家。撮影は何度も書くけど大映きっての名キャメラマン 宮川一夫。音楽はこれまた黒澤組の佐藤勝とスタッフ陣も豪華ですね🤓本專坊信顕演じた本郷功次郎は「大魔神」シリーズでお馴染みの俳優、小みち演じた栗原小巻は綺麗可愛いの権化ですね。戦場に向かう凛とした佇まい惚れました🥴雑賀左太夫演じた黒澤組の志村喬も忘れてはいけませんね🤠