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THE LADY FROM SHANGHAI
監督・脚本・製作 オーソン・ウェルズ
脚本 ウィリアム・キャッスル(ノンクレジット)、チャールズ・レデラー(ノンクレジット)、フレッチャー・マークル(ノンクレジット)
原作 シャーウッド・キング
撮影 チャールズ・ロートン・ジュニア、ルドルフ・ラテ(ノンクレジット)、ジョゼフ・ウォーカー(ノンクレジット)
編集 ヴァイオラ・ローレンス
音楽 モリス・ストロフ
製作総指揮 ハリー・コーン(ノンクレジット)
出演 (配役)
リタ・ヘイワース (ロザリー・バクスター)
オーソン・ウェルズ (マイケル・オハラ)
エヴェレット・スローン (アーサー・バクスター)
グレン・アンダース (ジョージ・グリズビー)
テッド・デ・コルシア (シドニー・ブルーム)
ほか 。
メモ1📝
シャーウッド・キングの小説《死ぬ前に目が覚めたら》(1938)を基にオーソン・ウェルズが監督しウェルズの妻だったリタ・ヘイワーズとともに出演したアメリカのフイルムノワール映画。
メモ2📝
ある晩のことニューヨークのセントラルパークで商船員マイケル・オハラ(オーソン・ウエルズ)はエルザ・バクスター (リタ・ヘイワーズ)を強盗から救い出す。エルザは著名な弁護士であるアーサー・バクスター(エヴェレット・スローン)の妻であった。足に障害のあるアーサーはマイケルに自家用ヨットの船員としての仕事をオファーしマイケルは承諾する。
アーサーの大型ヨットはマイケル、アーサー夫妻、アーサーのビジネスパートナー ジョージ・ビグスビー(グレン・アンダース)、少数の使用人を載せてニューヨークからサンフランシスコへと出航した。
旅の途中でマイケルはエルザに恋をする。彼女が上海でアーサーに彼女の暗い過去を暴露すると脅された結果結婚に同意したことを知る。人目を避け逢い引きを重ねる2人を物かげから監視する人物がいた。表向きは給仕係だが実はアーサーがエルザを監視するために雇った探偵だった。
アカプルコでマイケルはグリスビーから妻に生命保険金を受け取ってもらうために、自分を殺したという《自白文書》を書いて欲しいと頼まれる。グリスビーは行方をくらますだけでマイケルは直接手を下さない。仮にマイケルが警察に殺人容疑で逮捕されても死体が見つからなければ《有罪》にはならないというわけだ。グリスビーが提案した報酬金は5,000ドル。愛するエルザをアーサーから開放出来るかも知れないと考えたマイケルは承諾した。
メモ3📝
《呪われた完璧主義者》と異名を取るオーソン・ウエルズ監督作品ですよ🤓企画した映画がことごとく暗礁に乗り上げ完成した映画は僅かというね…🥴でも完成した映画の方はいずれも傑作揃いという凄い監督ですね🤠この「上海から来た女」もコロムビア映画社長と内容で揉めて撮り直し →大幅カット→カットしたフイルム破棄🤯という憂き目にあってけっして《ディレクターズカット版》ではないんだけどこの凄さはなんなんだ…🤯って感じですね🤓
メモ4📝
誰が悪い奴で誰が正しいこと言ってるのか本当に分からなくなリますね🤔そういった意味で黒澤明監督の「羅生門」にも通じるものがありますね。コントラストの強いモノクロ画像で1つ1つのカットが巧妙に計算されていて人間のエゴを描き出している。最後の鏡のシーンはそういった人間の《虚飾》を表現したんでしょうね🤔これは有名な話だけどブルース・リーの遺作「燃えよドラゴン」で鉄の爪装着したラスボスと鏡の間で戦うんだけどそれがこの「上海から来た女」のオマージュと言われてますね🤓