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監督 サム・ペキンパー
脚本 ビル・ノートン
製作 ロバート・M・シャーマン
製作総指揮 マイケル・ディーリー、バリー・スパイキングス
音楽 ジェリー・フィールディング
主題歌 「Convoy」 C・W・マッコール
出演 (配役)
クリス・クリストファーソン (ラバーダック)
アリ・マッグロー (メリッサ)
アーネスト・ボーグナイン (ライル保安官)
バート・ヤング (ピッグペン)
フランクリン・アジャイ (スパイダーマイク)
マッジ・シンクレア (ウィドーウーマン)
シーモア・カッセル (ジェリーハインズ州知事)
ホワイティ・ヒューズ (ホワイトラット)
ビリー・ヒューズ (パック)
ビル・クランツ (オールドイグアナ)
ほか。
メモ1📝
Bloody Same《血まみれサム》の異名を持つサム・ペキンパー監督の第二次世界大戦のヨーロッパを舞台にした大作「戦争のはらわた」から一転アメリカのトラック運転手たちと悪徳保安官との戦いを描いた娯楽映画。
メモ2📝
ラバーダック(クリス・クリストファーソン)はアメリカ大陸を縦横に駆け回る長距離トラック野郎だ。彼らトラック仲間同士は無線を使って常に連絡を取り合っていた。ある日、ラバーダックは運転中にスポーツカーに乗ったメリッサ(アリ・マッグロー)と遭遇する。メリッサは自分はフリーカメラマンと言い運転中のラバーダックを撮影し始めた。ラバーダックもまんざらでもなくポーズを取っていた時正面から来た車に衝突しそうになる。危うく事故を免れたが通りかかったパトカーに見つかり、ラバーダックは違反切符を切られるところだったが素早く機転をきかせ脇見運転の原因は並走していたメリッサが下半身裸だったからだと言い鼻の下を伸ばした警官はメリッサのスポーツカーを追いかけて行った。
ラバーダックは仲間のピッグペン(バート・ヤング)とスパイダーマイク(フランクリン・アジャイ)と合流し走っていると覆面パトカーのおとり捜査に出くわしライル保安官(アーネスト・ボーグナイン)が現れ3人とも違反切符を切られたくなければ賄賂をよこせと言ってきた。ライルはトラック仲間うちでは「汚いライル」と呼ばれている悪徳保安官なのだ。違反切符を切られては仕事にも支障が出るため3人は渋々ライルに賄賂を渡す。
3人は腹ごしらえのために馴染みのレストランに入る。しばらくするとそこに警官を連れたライルがやって来た。カウンターに座っていた唯一の有色人種のトラック運転手であるスパイダーマイクにライルは執拗に挑発してきた。それに我慢出来ずに仲間のピッグペンがライルに一撃食らわし、それが引き金となり店のトラック野郎たちとライルと警官たちの大乱闘になる。
多勢に無勢。哀れライルは手錠に繋がれ警官たちは徹底的にのされた。レストランにいたトラック野郎たちはラバーダックを先頭にコンボイ(船隊)を組んで州境へ向かった。レストランで偶然再会したメリッサもラバーダックのトラックに乗り込んだ。
メモ3📝
この映画は当時静岡の映画館で観た記憶あって今回何十年ぶりかで観ました🤓あらすじでは触れなかったけど州知事が「コンボイ運動」(?)を選挙運動に利用しようとするところは完全に忘れてましたね🤓サム・ペキンパー作品の中ではご新規さんでも1番娯楽作品として楽しめる作品だと思いますね🤠前作が「戦争のはらわた」(これやっぱり邦題良くないよね…安っぽいB級ホラー映画っぽいもん…直訳の「鉄十字勲章」でいいんじゃない)がスローモーションの使い方が神のレベルまで達してしまいましたからね🤔あれは他の誰も真似できませんよ🤕今作「コンボイ」でのスローモーションは、まずはペキンパー監督挨拶代わりのレストランでの乱闘シーン、追跡中のパトカーが転落するシーン、そしてラストのトラックへの銃撃と爆発シーンと結構おとなしめな印象ですね🤓「北国の帝王」のチャック役もそうだけどこういう憎まれ役演じるアーネスト・ボーグナインはやっぱり最高ですよね🤓最後の大笑いは、こいつ確かに悪党だけど州知事ほど性根までは腐ってないのかも?って思ったんだけどみんなはどうよ?🤓