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監督 小津安二郎
脚本 野田高梧、小津安二郎
製作 山本武
撮影 厚田雄春
音楽 斎藤高順
出演・配役
笠智衆(平山周吉)、遠山千栄子(平山とみ)、原節子(紀子)、杉村春子(金子志げ)、中村伸郎(金子庫造)、山村聡(平山幸一)、三宅邦子(平山文子)、香川京子(平山京子)、大坂志郎(平山志郎?)、東野英治郎(沼田三平)、十朱久雄(服部修)ほか。
メモ1📝
「パーフェクト・デイズ」を監督したヴィム・ヴェンダース監督がもっとも敬愛する日本映画の巨匠 小津安二郎監督が戦後変わりつつある日本の家族関係をテーマに人間の生と死を静かな視点で描いた小津映画の代表作にして日本映画の傑作。
メモ2📝
故郷の広島 尾道から20年ぶりに東京に出てきた老夫婦の平山周吉と妻とみ。観光も兼ねて自分たちの元を巣立って美容院を経営する長女 志げや内科・小児科の医院を経営する長男 幸一の元を訪ねるがそれぞれ自分たちの生活が手一杯でなかなかかまって貰えない。唯一周吉たちに優しい心遣いを見せたのは血の繋がりの無い戦死した次男の嫁の紀子だった…。
メモ3📝
周吉を演じた笠智衆はこの時若干49才。実家のお寺を継ぐのがどうしてもイヤで俳優になったそうです。でも寅さんで御前様役演じることになるから人生って不思議なもんですね🤓あと次男の未亡人 紀子を演じた原節子。1963年小津安二郎監督が亡くなったあと突然映画界を引退してその後一切公の場に姿を見せなかったミステリアスな女優さんですね🤓引退の理由も小津監督との純愛などいろいろ語られてるけどどれも決定打って感じじゃないですね🤓