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A GENTLE BREEZE IN THE VILLAGE (2007)
監督 山下敦弘
脚本 渡辺あや
原作 くらもちふさこ 「天然コケッコー」
企画 前田直典
プロデューサー 小川真司、根岸洋之
音楽 レイ・ハラカミ
主題歌 「言葉はさんかく こころは四角」 くるり
出演(配役)
夏帆(右田そよ)、岡田将生(大沢広海)、夏川結衣(お母ちゃん)、佐藤浩市(お父ちゃん)、柳英里沙(田浦伊吹)、藤村聖子(山辺篤子)、森下翔吾(右田浩太郎)、本間るい(田浦カツ代)、宮澤砂耶(田浦早知子)、斉藤暁(篤子の父)、廣末哲万(シゲちゃん)、黒田大輔(松田大輔)、大沢まり(大沢君のお母さん)、田代忠雄(田浦のじっちゃん)、二宮弘子(そよのばあちゃん) 、伊原幹雄(そよのじいちゃん ) ほか。
メモ1📝
くらもちふさこの同名コミックを「ジョゼと虎と魚たち」で脚本家デビューした渡辺あやが手掛け、「リンダリンダリンダ」を監督した山下敦弘が監督した田舎町を舞台にした淡い青春ラブストーリー。夏帆の映画単独初主演映画。
メモ2📝
小中合わせても全校生徒が6人しかいない田舎町の分校に東京から転校生 大沢広海(岡田将生)がやって来る。中学二年生の右田そよ(夏帆)は同い年の同級生が出来たことに喜び大沢の都会的な雰囲気に心をときめかせる。しかし大沢はそんなそよの気持ちとはうらはらに我関せずという態度でおり、ときおり周囲に対して配慮に欠ける発言もするのでそよの大沢に対して印象が次第に悪くなっていった。狭いコミュニティゆえに大沢は夫の浮気が原因で離婚した母親(大沢まり)と一緒にこの町に来たという話もそよの耳に入ってきていた。
ある日、親睦も兼ねて学校の皆んなで近くの海へ海水浴に行くことになる。そよは大沢も誘い渋々参加した大沢含む一行は徒歩で海へと向かう。海への近道には昔飛び降り自殺があったとされる橋があり一行は一目散に駆け抜けた。海水浴を終え大沢は行きと同じ近道で帰ると言い仕方なくそよもつき合う。そよの草履が線路の枕木に引っかかり危うく電車に轢かれそうになったそよを大沢は助ける。それから2人の距離が少しずつ近づいていった。
メモ3📝
前回の映画が暴力🤯エロス🤯と荒んだ作品(けっして「鉄砲玉の美学」をディスってる訳ではありませんよ)だったので、今週の邦画特集ラストは爽やかな青春映画にしました🤓じっくり時間をかけて登場人物たちを作品の中で成長させていく感じの渡辺あやの脚本は「ジョゼと虎と魚たち」でも感じましたね🤓社会的弱者に向けた優しい視線というのが彼女の創作のベースになってる気がします🤓ラストシーンはあれワンカットで撮っているのかしら?あのシーンも美しいよね🤓で くるりの「言葉はさんかく こころは四角」でエンディングロールでしょう。いやー実にお見事でした🤓