『ジャニーズ制作会社を設立する提案』



〓ベビー･ブーマー､すなわちベトナム反戦運動に明け暮れた全共闘世代に抜擢されて企業幹部に昇進した新浪剛史のような輩が､平成の『失われた30年』の間に日本企業を牛耳る事態となってしまった｡

〓平成デフレの『失われた30年』の間に日本企業を牛耳るようになった新浪剛史のような輩は､大企業経営者であるにも拘わらず､マルクス共産主義者が制定したセクハラ違憲立法や反米･極左による“人民裁判(Kangaroo court)”に抵抗して『法の支配』や『罪刑法定主義』､『資本主義ブルジョア自由主義憲法』を全力で守り抜くために奮闘するどころか､国内外のマルクス主義者の顔色を窺い､反米･極左の尻馬に乗って一緒に拳を振り上げる典型的な『日和見プチブル』である｡

〓『プチブル』とは､資本家と労働者の中間に位置し､資本家(オーナー経営者)のように多くの労働者を雇用するほどの私有財産(生産手段)を所有している訳ではないが､労働者のように ほぼ完全に生産手段を剥奪されたわけでもない､要するに労働者階級から経営者(ブルジョア階級)に上り詰めた『叩き上げのサラリーマン経営者』､『成り上がり者』のことである｡

〓『プチブル』は､労働者階級だった若い頃の反米･極左イデオロギーが抜け切らず､時にマルクス共産主義者に迎合し反米･極左の尻馬に乗っかって､同じブルジョア階級に向かって拳を振り上げる『日和見主義』を大きな特徴とする｡

〓共産主義マルクス経済学者は､正常財を選好する消費者行動に『物神崇拝(フェティシズム)』の烙印を押し､生活必需品や劣等財の生産､販売しか認めない｡

〓生活必需品や劣等財の生産､販売で企業業績を伸ばそうとすれば、共産主義マルクス経済学者が好む不況とデフレが長引いた方が良い､つまり嘗ての大英帝国のように日本経済も大いに没落した方が望ましいという結論になる｡

〓平成デフレの『失われた30年』の間に日本企業を牛耳るようになった新浪剛史のような『成り上がりプチブル』は､百貨店でクリスチャン･ディオールなどの本格的な高級ブランド品､老舗メーカーの化粧品のような正常財を商う『本物指向』､『経済成長指向』には見向きもせず､『慢性不況､慢性デフレ』を大前提として､コンビニ(昔風に言えば『住宅地の町角に点在した万屋』)で低所得者 向けの安物化粧品を拡販して行く劣等財セールス牽引型の共産主義経済を理想状態と考えている｡

〓しかし それでは資本主義ブルジョア日本経済の没落が止まらない｡

〓日教組と反米･極左の巣窟である“日本のサンフランシスコ”たる横浜で生まれ育ち、商社勤めの労働者階級から経営者(ブルジョア階級)に上り詰めた新浪剛史のような『叩き上げのサラリーマン経営者』､『成り上がり者』、『日和見プチブル』に資本主義ブルジョア日本経済の音頭を取らせるのは大きな間違いであり、即刻 経済同友会 代表幹事の席から新浪剛史を追放すべきである｡