• 224社畜
    2022/09/05(月) 23:16:54 ID:fwBmxPxci
    「バリカン感染事件」 上下の穴から①

    「おーい、バリカン? 大丈夫ー?」
    勤務室のスライドドアをちょっと開けて
    安否確認を行うスレンダー。

    返事がない…。
    これはヤバいやつでは…。

    「…行くよ!」
    急いで防護服を身にまとい、スレンダーと社畜は
    勤務室に突入する。

    臭い

    臭すぎる

    猛烈に酸っぱい匂いが鼻の奥を襲う。

    この匂いでスレンダーも貰いゲロしないかなぁと
    社畜は密かに期待していた。我HENTAIなり。

    奥の目隠しパーテーションにたどり着き、
    「…バリカン? 開けるよ?」とスレンダーが
    目隠しを徐々に開ける。

    ん? なんか嗅ぎ慣れた匂いがする…。
    もしかしてこれって…。


    目隠しの向こうにバリカンはいなかった。


    あったのは「薄黒い液体」の水溜まりの上に
    しっかりと紐が結ばれた体液入りのゴミ袋だけだった



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