• 263社畜
    2022/09/06(火) 22:39:00 ID:GMDXgWbEi
    「バリ感2」 主任として

    「はい〜じゃあ〜原因も分かったところで〜
    勉強しましょう〜。主任さーん?来て〜」

    前に出るスレンダー。

    「防護服はこうやって着ます〜
    はい、主任さん言う通りにやって〜」

    オモチャのように扱われるスレンダー。

    「消毒はちゃんと忘れずにねぇー、
    はい、エアー消毒〜。消毒する振りしてね〜
    あ!全然消毒できてない〜、ほらもっと〜」

    半分コントのようなものに巻き込まれるスレンダー。

    「主任さ〜ん?髪ボサボサですよ〜?
    あとでちゃんと髪整えてくださいね〜
    清潔さは患者さんにとって1番大切ですよ〜」

    ここでスレンダーの糸が切れる。

    「いや、防護服身にまとってれば髪もボサボサに
    なりますよ。ってかそもそも私は知識を持ってます。ヘルパーのリーダーも十分に持ってます(嘘)
    これからは自分達でしっかりと反省をして
    取り組んで参りますので。
    今日はありがとうございました。以上で良いです?」

    早口で指導員へ詰め寄る。

    「いやダメです〜。保健所の指示なので〜
    続けてですね〜、マスクの種類なんですが〜」

    ノーダメージ指導員。場馴れしてやがる…。

    スレンダーも魂が抜けた状態で
    引き続き指導員のオモチャになっていた…。

    後日、保健所からの酷評がBOSSに伝えられ
    スレンダーはこっぴどく叱られました。

    この一件で
    スレンダーのバリカンへの評価は地に落ち、
    セカンドの株はかなり持ち上がりました。

    スレンダーと肉付きの溝は更に深くなりました。

    バリカン感染事件 第2部 ~完~

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