坂田利夫(本名・地神利夫)さんは大阪市出身で、1964年に吉本新喜劇に入ったあと、漫才コンビ、コメディNo.1を結成し、1979年には上方漫才大賞を受賞しました。

アホの坂田の愛称で親しまれた坂田さんは、あ～りが～とさ～んや、あんたバカね、オホホ～などのギャグでお茶の間の人気を集め、吉本新喜劇のほかテレビやCMの多方面で活躍しました。

吉本興業によると、坂田さんは29日、親族や間寛平さんに見守られながら、老衰のため亡くなりました。

【間寛平さん、最期にも立ち会いを看取る】
29日、亡くなった坂田利夫さんの元には、長年、親交のあった間寛平さんが定期的に尋ねてました。
間寛平さんの公式SNSには、坂田さんの元を訪れた際の写真が投稿されていて、2023年11月27日には、坂田さんのベッドで一緒に横になりながら、寒いので二人で布団に潜り込んでますと投稿してます。

9月には、昔の写真を見て笑ってましたと投稿し、坂田さんがタブレット端末で間寛平さんと写真を見ている様子が写されてました。
また、今年10月の投稿には、阪神タイガースが優勝した新聞を見ながら鼻毛を抜いてますと投稿し、坂田さんと二人で新聞を見ながら微笑み合っている写真が掲載されてます。
吉本興業によると、間寛平さんは坂田さんの最期にも立ち会い、親族とともに看取ったということです。

間寛平さんは31日の午後、自身の公式X(旧Twitter)を更新し、坂田利夫大先生との想いでは僕の宝物です。坂田利夫大先生に出会えたことに感謝します。と坂田さんへの思いを投稿した。

先月亡くなった坂田利夫さんの告別式にアホの衣装にマント姿で荼毘に付され、斎場ではアホの坂田のテーマソングが流れた。