• 167屏風
    2024/01/06(土) 05:47:13 ID:lyjFNVko0
    その部屋はカーテンが少し短かった。前の部屋に合わせていたのかもしれない。
    引っ越してきたのを確認して、明かりがついている日に見に行った。
    小太りの、脂っぽい髪の男がカップ麺を食べているところだった。
    「これは彼女はいないだろうな」と思った。部屋は引っ越しの荷物があって、まだ片付いていなかった。
    食べ終わった男は、部屋の真ん中に布団を敷くと、当時はまだオカズの主流だったエロ本を取り出し1人でし始めた。
    拳から先っちょが出る程度の大きさで、根元は腹の肉に埋もれるような感じがした。

    数日後、その彼が似たような体系の女性と歩いているのを見かけた。そのまま着いていき部屋に入るのを確認した。
    掃き出し側に回ると、カバンを置いて、上着を脱いでいる2人が見えた。部屋は少しだけ片付いていた。
    彼女は、色は白いがぽっちゃりを少し超えた感じで、愛嬌のある顔ではあった。極端な不細工ではなかった。
    2人は笑顔で話をしながら、床の上で座って抱き合い、キスをしては抱き合い、抱き合ってはキスを繰り返した。当時の言葉で「ラブラブ」なのは伝わってきたが、いかんせん、見栄えは良くない。
    でも、不思議と可愛くない女の子が発情したり甘えた顔を見せることに興奮を覚えていて、早く続きが見たくなった。

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