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僕自身、若い頃の最初の10年くらいはののさんの武勇伝同様相当無茶もしていたし必死に精力的活動していた訳で、最初の10年で全てをやり尽した感がありました。この時代を僕は【撮影活動時代】と呼んでいます。
最初は一匹狼でストイックに活動していたんですが、活動履歴が10年を超えて来たあたりで上記の様にやり尽くし感が出てしまいましてそれ以降の現役時代の撮影活動はまさに惰性でやっていたようなものでした。
それから少し話は反れ気味ですが、現役当時僕は最低でも約30万人の素人女優を盗撮している(←某世界的IT系社員調べ^^)らしい。
要するに、やり尽くし感+あまりに多くの裸体サンプルを閲覧し過ぎて本気モードの撮影飽きてしまう事になっていったわけです。

次の10年は撮影スタイルも安全面を重視した望遠系にシフトさせて行きまして惰性の撮影時代に突入していきます。
また、この頃から一般庶民にも徐々にインターネット環境が普及していきまして盗撮系の友人を作るのが簡単になって行きました。
僕などはそれこそ草の根ネットなどパソコン通信時代からITにかかわっていましたが、当時は画像を送るなんてとんでもないことでしたんで深夜に文字だけの簡単な交流ばかりでした。
元々は撮影現場で出会った盗撮師とばかり遊んでいましたが、ウインドウズ98が大人気になった辺りから環境が変わって行きネットで知り合える盗撮好きの人達も大切な友達に加わるようになっていったのです。
この友達との交流が意外に楽しくて、この頃は実際の撮影よりこうした仲間との交流活動が楽しくてしょうがなかったのです。
この時に出会った仲間がD王さんやT野くんという訳であります。
ちなみにこの時代を僕は【交流活動時代】などと勝手に呼んでいる次第です。

そして直近の10年は【創作活動時代】。
もうウィンドウズのOSもXP・Vistaという時代にシフトしてきてWinMX・Winnyなども盛んに行われた時代です。
盗撮系のパッケージソフトもVHS時代は既に終焉を向かえたいていはDVDで発売されていた時代。このDVDがくせ者で、VHSならコピーするほど画質は劣化しますが、DVD作品はデジタルデータ故に簡単に無劣化コピーが可能なわけです。それに加えP2Pソフトが隆盛しておりましたから消費者は盗撮ビデオを買わなくなって行きます。
僕がたまに言う『拾い乞食』どもがこのころから大量に作り出されて行く訳です。
撮影師があらゆるリスクを犯して苦労して撮って来た貴重な作品がネットで2次的にばら撒かれる。

正論として「じゃあ売るな!」となるであろうが・・・
僕のようなもともと潤沢な資金があり道楽で盗撮を嗜む者は別として、普通の人は単なる盗撮好きの人である。
東風さんも吐露してくれているように小遣い制の中で出来る範囲の事をやっているのが普通なのだ。
一般的な撮影者としてはは最新の機材も欲しいだろうし、移動費用くらいはなんとかなると嬉しいのが本音であるだろうし、うまい事にオリジナル作品を買い取るサイトや実店舗もかなり存在していた。
自分の撮った作品がうまく撮れた盗撮師は発表してみたいという願望もあるのだろう。
そんなこんなで、時に盗撮師が多少のスケベ心で表に作品を発表するのはしかたのない部分もあるのである。
賛否両論あろうがこれを条件付きで「是」とするのが僕で、「NG」とするのがののさん達という事になろうかと僕は解釈している訳である。
じゃあ、単純にののさん達が正義かといえば、どっちにしても盗撮してる時点でたぶん一般的には悪なのであろうがそこはそれ!なかなかに複雑なのである。

【創作活動時代】についてはあまり多くは語れないが、僕は前時代の【交流活動時代】の頃から古いあたりでいうと、MMCテクノ、ピーピングゲリラ・・・そのあたりからは相当に係わりがあると言う事は自白しておこう^^

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