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>>725
”悪霊退散” ”悪霊退散”・・
最初は観客たちにも聞こえていたS姫の声は徐々にか細くなっていった
この難行を幾度も続けることで、明らかにS姫のカラダは衰弱してきている・・・

「昨日の今頃は、”敬老の集い”の準備で忙しく駆け回ってたな・・」
Sは、ふと正気に戻って、市役所での業務スケジュールを思い返していた
「明後日、ちゃんと本番のスタッフできるのかな、わたし・・・」

そんなことを考えながら、Sはまた燃え滾る炎の中、火渡りの儀を続けていくしかなかった
「熱さにはだいぶ慣れてきたけど・・火渡りのときに下の毛に引火しちゃて、だんだん短くなっちゃってるみたい・・・これじゃ、アソコが丸見えになっちゃうよ・・・」

そんなS姫の心の中を知ってか知らずか、午後になってうわさを聞きつけてきた多くの住民たちが、Sの苦しむ姿を、まるでテーマパークのイベントのごとく鑑賞している

「あの子、市役所の窓口の子だよな・・いつも、胸元チラチラさせてるから覚えてるんだ」
「えぇ~、じゃあ、もともと露出狂なんだな まあ全裸で人前立ててるんだから当然かww」
「夜明け前に来た人は、あの子のことヤリたい放題だったって噂だぞ 今夜もOKならオレも・・」
(相変わらず、長文妄想中)

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