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性的興奮が理由で痴漢行為をする人ばかりとも言えません。
よく分析すれば痴漢してる最中の興奮は性的とは言い難い別の性質の興奮をしてる人も多いです。
しかし
社会のステレオタイプによって、他人も本人も医師もカウンセラーも性的行為と決めつけがちです。
別の見方をすれば、本人の深層心理的な動機がどこにあるにしろ、
社会的にそのような行為は一律に痴漢と呼ぶということで、これまでの時代は当然としてきました。
しかし個人が立ち直るためには、個人それぞれの原因に従って対処しなければ解決できません。
社会の受取は受取として、犯罪をしてしまった立場として仕方なく受け入れても、
本人はよく自分なりの原因を突き止める必要があります。
どんなに非難されても時と場合によって不倫してしまう女性がいる。不倫しない女性でも相性の良い男との出会いがあればしたかもしれない。
社会から非難されても快楽にのめり込んでしまうこともある。それは男性でも女性でも同じ。
「女性だけは必ず全てが清廉潔白」なんて世界は現実に存在しません。
人の感覚は個人の経験によって一人ひとり異なります。
それに男性も全てが痴漢というシチュエーションに性的に興奮するわけではありません。
痴漢行為を気持ち悪いと感じる男性もいます。
また、男性にも女性から性的欲望を向けられるのが嫌な人も中にはいます。
人それぞれに生きてきた環境によって様々なグラデーションで多様な感覚を持ちます。