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二人目の彼氏は少し大きな会社の県内支社勤務の男だった
付き合ってすぐから、といっても当初は二股だったと思うが、よく泊まりに来ていた
彼女にとっては数年ぶりの「新しい彼氏」となって、ウキウキしている感じが伝わってきたし、しょっちゅう会えるのも嬉しそうだったが、それにしても、彼女がやたらと尽くしていたのが不思議だった

Hのときに電気をつけることはまれだったが、とにかく男の声が大きいのと、それに合わせて彼女も大きな声を出すようになり、楽しみは増えた
以前と変わったのは、前戯の時間がそれなりに増えたこと
彼氏が音を立てて舐めたり吸ったりして「気持ちいい?」「どこ触ってほしい?」などと聞くと「きもちいい」「いやだ、どこでもいい」などと答えるのだが、ちょっと無理やり気味に「オ〇ンコ…オ〇ンコぉ」と言わされた時もあった
そしてフェラも、彼氏が「あぁっ!」「ウッ」「気持ちいい!」「激しくして!」などと言うので、何をしているかがわかりやすかった
たいてい我慢できなくなった彼がすぐに挿入したがるので、彼女のターンは短めだったが、彼氏はいつも「すごい気持ちいい」「上手いよね」「エロい店で働けるんじゃね?」などと言っていたので、上手かったのかもしれない
この彼は、学生時代の彼よりは持続力があった
そして、いろいろエロいことを試したり、彼女にいろいろさせたがった

飲んだ流れで、リビングで電気をつけたままHをはじめたことがあった
この時に初めてカーテンとレースのカーテンの隙間から、なんとか姿を見ることができた
明確に見えたわけではないけれど、なんとなくでも姿勢や動きがわかるのは大きい
酔って盛り上がったからか、彼女が彼の股間に顔を埋めて、彼が頭に手を添えているのはわかったものの、二人とも下だけ脱いで、ゴムをつけてソファで対面座位で挿入
彼女のお尻はしっかり見えたが、そのまま正常位になると男の尻しか見えず・・・(風呂上がりなど、一人でいる時に彼女の全裸は見たことがあった)
でも彼女の足が揺れるのや、かなりはっきり声が聞けたのはエロくて、相当に興奮した

もし、覗きがバレるとしたら、この時が最大のピンチだったかもしれない
ソファから下りた彼氏が何か言いながら、窓の方に近付き、彼女が「え?何?何?」みたいな反応をした
慌ててリビングの外のベランダ(テラス)から離れ、寝室の外の角を曲がって隠れた
すると「カチャ、サー」っと窓が開く音と「無理無理」「ダメだよ」という彼女の小さな声
危険を承知で顔を出し、数メートル先を見ると、下半身は裸の二人がテラスに出て、立ちバックでハメているのが見えた
彼女は「フーっ、フーっ」と声を出さないようにしているのに、彼氏は「あぁ・・・」とか声を漏らしながら、パンパン突いていた
ほんの数十秒で部屋に戻り、その時の開閉でカーテンに隙間は無くなってしまったが、彼女が「もう!」と怒っている…もちろん本気ではない…声は聞こえ、その後、パンパン音と「イク!イク!」という彼氏の声が聞こえた
慌てて隠れられたのは良かった、何か勘が働いたのだと思う

彼女の部屋のテラスは植え込みで外からは見えず、植え込みの向こうも空き地で、さらに隣の部屋からも見えない造りではあるものの、そんなことをするのが似合わないタイプなので驚いた
この彼氏への恋愛感情は、急速に冷めたようで、一緒に旅行に行ったのに大ケンカをしたというエピソードは、別れてしばらくしたから聞かされた
けど、付き合っている数カ月の間のHの頻度は多かったし、前の彼より激しい(時間は短めだが、一晩で2回の時もあった)Hで、経験値は上がったように思えた

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