『 恐怖と欲望 』 FEAR AND DESIRE (1953)

監督 スタンリー・キューブリック
製作 スタンリー・キューブリック
撮影 スタンリー・キューブリック
編集 スタンリー・キューブリック
脚本 ハワード・サックラー
音楽 ジェラルド・フリード

出演 (配役)
フランク・シルヴェラ (マック軍曹)
ケネス・ハープ (コービー中尉/敵国の将軍)
ポール・マザースキー (シドニー２等兵)
スティーヴ・コイト (フレッチャー２等兵)
ヴァージニア・リース (少女)
ナレーター デヴィッド・アレン

メモ１📝
鬼才スタンリー・キューブリック監督の劇場映画デビュー作品。若くしてフォトグラファーとしての名声を得ていたキューブリックが祖父から製作資金援助を得て完成させたものの「アマチュアレベルの完成度」として自身のフィルモグラフィーからも削除した《幻の作品》。

メモ２📝
ある国の軍用機が敵の攻撃を受け敵地の真っ只中の森の中に不時着した。運良く無傷で助かった４人の兵士。冷静沈着なコービー中尉 (ケネス・ハープ)、経験豊富なマック軍曹 (フランク・シルヴェラ)、のん気なフレッチャー二等兵 (スティーヴ・コイト)、戦争経験の浅いシドニー二等兵 (ポール・マザースキー)。コービー中尉の指示で筏を作り川を下って敵の占領地域から脱出することにする。マック軍曹は偵察中に川の反対側に敵のアジトを発見しそこに敵の将軍らしき人物がいるのを確認する。コービー中尉にアジト奇襲を進言するが却下される。

メモ３📝
２作目「非情の罠」は観てたけどこの「恐怖と欲望」は私観てなかったですね。そんなわけで今回初見でした🤓メモ１📝に書いたようにキューブリック監督本人から《自分の作品》ではないと言われた可哀想な作品なんですけどね🤕でも言うほど悪くないですよね🤔アクションシーンでの凄まじいくらい速いカット編集なんかは後のキューブリック作品でもなかなか見ることはない珍しい手法ですね。■害した敵兵士の姿を冷徹な視点で記録しているところはプロカメラマンとして名声を得たキューブリックらしいなと思いました🤓

メモ４📝
予備知識ゼロで観たから、この戦争はいつの戦争でどこの国とどこの国が戦っているのか？観終わるまで結局正解が出なかったけど架空の国での戦争なんですね🤔そこは「突撃」「フルメタルジャケット」と違う点なんですね🤔