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『潜水艦イ−57降伏せず』 (1959)

監督 松林宗恵
脚本 須崎勝彌、木村武
原作 川村六良
撮影 完倉泰一
編集 黒岩義民
特殊技術監督 円谷英二
助監督 中野昭慶
音楽 團伊玖磨
製作 堀江史郎
製作 / 配給 東宝

出演者 (配役)
池部良 (河本少佐・イ-57艦長)
三橋達也 (志村大尉・先任士官)
三島耕 (清水大尉・機関長)
平田昭彦 (中沢中尉・軍医長)
岡豊 (足立中尉・通信長)
土屋嘉男 (永井中尉・航海長)
久保明 (山野少尉・甲板士官)
織田政雄 (太田兵曹長・掌水雷長)
南道郎 (竹山上曹)
中島元 (小林上曹)
大村千吉 (金原上曹)
石田茂樹 (九田上水)
越後憲三 (原田上水)
荒木保夫 (伝令 A)
服部義夫 (伝令 B)
高田稔 (秋山少将・ペナン基地隊司令官)
藤田進 (横田参謀・軍司令部参謀)
伊藤久哉 (三宅大尉・副官)
瀬木俊一 (遠藤少尉・回天特攻隊員)
アンドリュー・ヒューズ (ベルジェ・某国外交官)
マリア・ラウレンティ (外交官の娘)
中島春雄、大前亘、伊藤実、川村郁夫、鈴木孝次、吉田俊彦、若松明 (イ-57乗組員)
ほか 。

メモ1📝
元海軍士官であり僧侶の松林宗恵監督と《特撮の神様
》の円谷英二特技監督が初めてタッグを組んだ太平洋戦争末期、日本帝国海軍の潜水艦イ−57乗組員たちの運命を描いた長編映画。

メモ2📝
1945年(昭和20年)6月、太平洋戦争にて敗戦濃厚となった大日本帝国海軍に於いて最前線に従軍していた潜水艦「イ−57」は突如ペナン州への寄港を命じられ、某国の外交官 ベルジュ (アンドリュー・ヒューズ)とその娘 ミレーヌ (マリア・ラウレンティ)を中立国であるスペイン領カナリア諸島まで輸送する任務を負った。

これは早期講和を目指す大本営の秘密工作であり「イ−57」の河本艦長(池部良)をはじめ乗組員たちの反発を誘発した。しかし派遣されてきた横田参謀 (藤田進)の説得により収まったが外交官父娘の正体は下士官には知らされないままであった。「イ−57」は大西洋を目指しインド洋を潜行する…。

メモ3📝
この作品は初見でした。前のドキュメンタリータッチの「戦艦大和」と違ってフィクションなんだけどなかなか面白かったですね🤓潜水艦特有の密閉された空間での乗組員たちの濃厚なドラマ描写も良かったですね。ゆえにラスト(外交官父娘を降ろした後に「イ−57」が選択した行動と数日後、広島と長崎で起きた悲劇を伝えるテロップ)はショッキングで観終わった後しばらく動けないくらいの衝撃でしたね🥲映画冒頭で回天で敵駆逐艦に特攻して亡くなる遠藤少尉の死が「イ−57」艦長、乗組員たちに取り憑いていた感じしますね🤔「なんて馬鹿なことを…」って思うけど軍人ならば他の選択の余地はなかったんでしょうね。

メモ4📝
お気付きかと思いますけど戦後80周年ということでで現在特集しております。偶然にも時系列が「戦艦大和」と繋がってるんですよね。「潜水艦イ−57降伏せず」のラストシーン観れば次の作品が想像出来ると思いますけどね。飛行隊の映画も入れたかったけどね
🤔

メモ5📝
私の得意な特撮作品的視点で出演者見ていきませう。軍医長演じた平田昭彦は「ゴジラ」でお馴染みですよね。その初代「ゴジラ」の中に入っていた中島春雄は「イ−57」の乗組員役で出演してます。小林上曹演じた大村千吉も特撮映画、特撮ドラマでは欠かせないバイプレーヤー。山野少尉演じた久保明は「マタンゴ」に出てましたね。永井中尉演じた土屋嘉男は八千草薫と共演した「ガス人間第一号」。横田参謀演じた藤田進は東宝特撮映画やTVのウルトラシリーズにも長官役で出演してますね🤠

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