420 α ◆9EROlg8skM 2025/08/16(土) 03:03:36 ID:EvEeawUk0 『 戦争と青春 』 (1991)監督 今井正脚本 早乙女勝元原作 早乙女勝元 「戦争と青春」撮影 岡崎宏三編集 沼崎梅子音楽 佐藤勝製作 大澤豊、岡村光雄製作会社 こぶしプロダクション、「戦争と青春」製作委員会配給 松竹出演者 (配役)工藤夕貴 (花房ゆかり/花房咲子(少女時代)井川比佐志 (花房勇太)《ゆかりの父》島田豊 (花房勇太(少年時代)藤田弓子 (花房昌代)《ゆかりの母》奈良岡朋子 (清原咲子(旧姓・花房)/李順益(2役)佐野圭亮 (風見和夫)《咲子の元恋人》樹木希林 (小野木悦子)《ゆかりの通う高校の教師》河原崎長一郎 (早瀬勝平)《歴史研究家》左右田一平 (花房伊佐治)《勇太の父》松村達雄 (清原甚作)《咲子の夫 清原古書店店主》浅野実奈子 ミチル《ゆかりの友達》飯泉征貴 (花房新一)《ゆかりの弟》栗原小巻 (風見安子)《和夫の母》ほか 。メモ1📝太平洋戦争時下起きた東京大空襲でのみずからの体験を綴った作家/児童文学者の早乙女勝元の同名小説をみずからが脚色し「ひめゆりの塔」「青い山脈」など数多くの名作を世に送り出した今井正が最後に監督した戦争ヒューマンドラマ。メモ2📝東京下町に住む女子高生 花房ゆかり(工藤夕貴)は学校の授業で教師 小野木悦子 (樹木希林)から親から戦争体験をききレポートにまとめる宿題を出される。さっそくゆかりは《花房モーターズ》いう修理屋を営む父 勇太 (井川比佐志)に話を聞こうとするが何故か口が重かった。ある日父の姉 咲子(奈良岡朋子)が道路に飛び出した子供をかばって交通事故に遭う。咲子には東京大空襲の日生き別れた娘がおり今もある道路にある焼け焦げた電柱のところで離ればなれになったため毎日そこに立っていたのだ。交通事故もそこで起きたものであり、咲子はその際に娘の名前「蛍子」と叫んでいた。病院に運ばれた咲子はさいわい命に別条はなく病室に駆けつけた咲子の夫 清原甚作 (松村達雄)、ゆかりの母 昌子 (藤田弓子)、ゆかりの弟 新一 (飯泉征貴)、ゆかり、勇太は安心する。勇太は病院の屋上にゆかりを誘いそこで姉 咲子の波乱に満ちた人生と東京大空襲で起きた出来事を語り始めた…。メモ3📝《戦後80年特集》ラストにはこの作品がふさわしいと思いました。これまで軍人メインできたけど(一週目最後の「黒い雨」は別ですが)最後は市民がメインで内容的にも過去と未来を繋ぐ意味で最適の作品と思いました。これ今井正監督の遺作なんですね。二役を演じきった工藤夕貴の演出(時にはベタだな~と思うところあるけど😛)は若さを感じるしモノクロとカラーの使い分けやパートカラー(和夫が招集令状を燃やすところ)の使い方はなかなか斬新でしたね。メモ4📝今井正監督は左翼系(自身も共産党員であった)ということもあり正直これまで敬遠してた感あるけど独立系プロダクションの元祖的人物だし最近観るようにしてますね🤔前にこの映画スレで紹介したオムニバス映画「愛すればこそ」の今井正監督の第2話「飛びこんだ花嫁」は1番コメディ色が強くてイメージが覆りましたからね🤔社会派作品も多いけどコメディ作品も撮れる監督なんですね🤓メモ5📝非国民としてレッテルを貼られて没落する風間家の描写はどこか非現実な感じで私は大林宣彦監督の「時をかける少女」に出てくる屋敷を思い出しました。和夫の母親役で「ひめゆりの塔」(カラーで再映画化)に出演した栗原小巻出てますね🤓息子役(咲子の恋人)演じた佐野圭亮は里見浩太朗の息子さんというのにビックリでした🤯そうそう先生演じた樹木希林について是非書いておかねば。オーラ消してて凄いと思いませんか?そこらにいそうな一般人って感じで本当に自然な演技してますよね🤔関係ないけど「トラック野郎 突撃一番星」(1977)ってこの前観たんですがそこに樹木希林出てて水族館のイルカ専門の医者役で出っ歯の入れ歯入れてて最初誰か分からなかったですね🤔星桃次郎(菅原文太)のことを「星くん、星くん」って呼んで結局フラレてしまうんだけど、これまで勉強一筋でやってきて恋愛に不器用なアラサー女子を見事に形成し演じた樹木希林って凄えやって思いました🤓 jpg画像(120KB) jpg画像(125KB) jpg画像(76KB) 0 0
『 戦争と青春 』 (1991)
監督 今井正
脚本 早乙女勝元
原作 早乙女勝元 「戦争と青春」
撮影 岡崎宏三
編集 沼崎梅子
音楽 佐藤勝
製作 大澤豊、岡村光雄
製作会社 こぶしプロダクション、「戦争と青春」製作委員会
配給 松竹
出演者 (配役)
工藤夕貴 (花房ゆかり/花房咲子(少女時代)
井川比佐志 (花房勇太)《ゆかりの父》
島田豊 (花房勇太(少年時代)
藤田弓子 (花房昌代)《ゆかりの母》
奈良岡朋子 (清原咲子(旧姓・花房)/李順益(2役)
佐野圭亮 (風見和夫)《咲子の元恋人》
樹木希林 (小野木悦子)《ゆかりの通う高校の教師》
河原崎長一郎 (早瀬勝平)《歴史研究家》
左右田一平 (花房伊佐治)《勇太の父》
松村達雄 (清原甚作)《咲子の夫 清原古書店店主》
浅野実奈子 ミチル《ゆかりの友達》
飯泉征貴 (花房新一)《ゆかりの弟》
栗原小巻 (風見安子)《和夫の母》
ほか 。
メモ1📝
太平洋戦争時下起きた東京大空襲でのみずからの体験を綴った作家/児童文学者の早乙女勝元の同名小説をみずからが脚色し「ひめゆりの塔」「青い山脈」など数多くの名作を世に送り出した今井正が最後に監督した戦争ヒューマンドラマ。
メモ2📝
東京下町に住む女子高生 花房ゆかり(工藤夕貴)は学校の授業で教師 小野木悦子 (樹木希林)から親から戦争体験をききレポートにまとめる宿題を出される。さっそくゆかりは《花房モーターズ》いう修理屋を営む父 勇太 (井川比佐志)に話を聞こうとするが何故か口が重かった。
ある日父の姉 咲子(奈良岡朋子)が道路に飛び出した子供をかばって交通事故に遭う。咲子には東京大空襲の日生き別れた娘がおり今もある道路にある焼け焦げた電柱のところで離ればなれになったため毎日そこに立っていたのだ。交通事故もそこで起きたものであり、咲子はその際に娘の名前「蛍子」と叫んでいた。
病院に運ばれた咲子はさいわい命に別条はなく病室に駆けつけた咲子の夫 清原甚作 (松村達雄)、ゆかりの母 昌子 (藤田弓子)、ゆかりの弟 新一 (飯泉征貴)、ゆかり、勇太は安心する。勇太は病院の屋上にゆかりを誘いそこで姉 咲子の波乱に満ちた人生と東京大空襲で起きた出来事を語り始めた…。
メモ3📝
《戦後80年特集》ラストにはこの作品がふさわしいと思いました。これまで軍人メインできたけど(一週目最後の「黒い雨」は別ですが)最後は市民がメインで内容的にも過去と未来を繋ぐ意味で最適の作品と思いました。これ今井正監督の遺作なんですね。二役を演じきった工藤夕貴の演出(時にはベタだな~と思うところあるけど😛)は若さを感じるしモノクロとカラーの使い分けやパートカラー(和夫が招集令状を燃やすところ)の使い方はなかなか斬新でしたね。
メモ4📝
今井正監督は左翼系(自身も共産党員であった)ということもあり正直これまで敬遠してた感あるけど独立系プロダクションの元祖的人物だし最近観るようにしてますね🤔前にこの映画スレで紹介したオムニバス映画「愛すればこそ」の今井正監督の第2話「飛びこんだ花嫁」は1番コメディ色が強くてイメージが覆りましたからね🤔社会派作品も多いけどコメディ作品も撮れる監督なんですね🤓
メモ5📝
非国民としてレッテルを貼られて没落する風間家の描写はどこか非現実な感じで私は大林宣彦監督の「時をかける少女」に出てくる屋敷を思い出しました。和夫の母親役で「ひめゆりの塔」(カラーで再映画化)に出演した栗原小巻出てますね🤓息子役(咲子の恋人)演じた佐野圭亮は里見浩太朗の息子さんというのにビックリでした🤯そうそう先生演じた樹木希林について是非書いておかねば。オーラ消してて凄いと思いませんか?そこらにいそうな一般人って感じで本当に自然な演技してますよね🤔関係ないけど「トラック野郎 突撃一番星」(1977)ってこの前観たんですがそこに樹木希林出てて水族館のイルカ専門の医者役で出っ歯の入れ歯入れてて最初誰か分からなかったですね🤔星桃次郎(菅原文太)のことを「星くん、星くん」って呼んで結局フラレてしまうんだけど、これまで勉強一筋でやってきて恋愛に不器用なアラサー女子を見事に形成し演じた樹木希林って凄えやって思いました🤓