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『 最後のサムライ ザ・チャレンジ 』 (1982)
THE CHALLENGE

監督 ジョン・フランケンハイマー
脚本 ジョン・セイルズ、リチャード・マクスウェル
撮影 岡崎宏三
音楽 ジェリー・ゴールドスミス
制作 ロン・ベックマン

出演 (配役)
スコット・グレン (リック)《アメリカ人のボクサー》
三船敏郎 (吉田 徹)《京都市にある道場主・英雄の兄》
中村敦夫 (吉田 英雄)《徹の実弟》
島田正吾 (吉田兄弟の父親)
ドナ・ケイ・ベンツ (吉田 明子)《徹の娘?》
カルヴィン・ファン (安藤)
稲葉義男 (吉田道場師範)《礼儀に厳しい男》
宮口精二 (吉田道場老師)
クライド・クサツ (郷)
サブ・シモノ (吉田 敏郎)
深作健太 (吉田 二郎)《リックと心を交わす少年》
亀田昭雄 (ボクサー)
ほか 。

メモ1📝
ジョン・フランケンハイマー監督の劇場映画日本未公開のアクション映画(1987年にビデオリリースされ2016年《カナザワ映画祭2016》で初めて劇場映画公開された。ほぼ日本で撮影されており(撮影は岡崎宏三)日本人キャストも多数出演している。三船敏郎は「グラン・プリ」(1966)以来のジョン・フランケンハイマー監督作品の出演となる。

メモ2📝
LAを拠点にボクサーとして活躍しているリック (スコット・グレン)だったが、ある日車椅子に乗った日本人から日本刀を日本に運ぶ仕事を依頼される。最初はその依頼を不審に思ったリックだったが報酬金の誘惑に負け仕事を引き受ける。

ゴルフクラブが入ったバッグに日本刀は忍ばされ無事空港のチェックをすり抜けリックと共に日本の地に降り立つ。依頼主の車椅子の日本人と秘書と思われる女と落ち合い車で京都市内を走っていると、ヤクザと思われる男たちに突然襲われリックと車椅子の男は拉致されてしまう。

車椅子の男はヤクザから日本刀の隠し場所を吐くようにナイフで拷問を受けた挙げ句殺される。リックは一瞬の隙をみて車から逃げ出す事に成功した。リックは言葉の分からない異国の地で1人彷徨う。

やがてリックは京都市内にある吉田 徹(三船敏郎)が経営する《吉田道場》にたどり着く。リックがロスから運びヤクザに奪われた日本刀こそ吉田家の兄弟の積年の恨みから骨肉の争いとなった原因であったのだ。

メモ3📝
この映画今回初見でしたけどリドリー・スコット監督の「ブラック・レイン」思い出しましたね🤔まあどちらもハードな描写多いですからね。あと「東京暗黒街・竹の家」(サミュエル・フラー監督)も思い出しましたね🤔西洋人から見た《アジア・コネクション》って感じ(そういえばJ・フランケンハイマー監督は「フレンチ・コネクション2」撮ってましたね)その一方で吉田道場でのリックさん歓迎会(?)でのおもてなし料理は声出して笑うぐらい無茶苦茶で怒るを通りこして笑うしかないですけどね🤓しかし…《どぜうの踊り食い》好きだな〜🤓スコット・グレンさん、罰ゲームお疲れさまでした🥴

メモ4📝
「グラン・プリ」以来のジョン・フランケンハイマー監督作品出演の三船敏郎と書いたけど黒澤明監督の名作「七人の侍」で三船敏郎(野育ちの暴れん坊・菊千代)と共演した稲葉義男(勘兵衛の参謀・片山五郎兵衛)
と宮口精二(孤高な剣豪・久蔵)の2人が出演してるんですよね🤓2人は出番こそ少ないけど嬉しい限りです。リック演じたスコット・グレンは「ナッシュビル」(1975・ロバート・アルトマン監督)「地獄の黙示録」(1979・フランシス・F・コッポラ監督)に出演してますね。

メモ5📝
刀を手に入れる為には手段を選ばない冷血な弟を演じた中村敦夫は私は時代劇ドラマ「木枯し紋次郎」(市川崑監督)のイメージ強いですね🤔吉田道場の居候 リックと心を通わす少年 二郎演じた深作健太は深作欣二監督の息子で現在は映画監督/演出家として活躍しております🤓

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