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『 最前線 』MEN IN WAR (1957)

監督 アンソニー・マン
脚本 フィリップ・ヨーダン
原作 ヴァン・ヴァン・プラアグ
撮影 アーネスト・ホーラー
音楽 エルマー・バーンスタイン
製作 シドニー・ハーモン

出演者 (配役)
ロバート・ライアン (マーク・ベンソン中尉)
アルド・レイ (モンタナ軍曹)
ロバート・キース(大佐)
フィリップ・パイン (リオダン伍長)
ビッグ・モロー (ズワッキー)
ジェームス・エドワーズ (キリアン軍曹)
L・Q・ジョーンズ (デイビス軍曹)
アダム・ケネディ (マスロー)
スコット・マーロウ (メレディス)
ほか 。

メモ1📝
第1次世界大戦、第2次世界大戦、太平洋戦争、ベトナム戦争と近代化戦争を題材にした戦争映画は数多く存在するが朝鮮戦争を題材にした戦争はさほど多くない。そんな中でアンソニー・マン監督によるこの作品は指揮系統が機能しなくなった時の軍隊の危うさ、真の勇気とは何か?を観る者に投げかけてくる。

メモ2📝
1950年、朝鮮戦線。勢いを増す北朝鮮軍に押し戻され米軍は釜山ヘ後退を余儀なくされていた。マーク・ベンソン中尉 (ロバート・ライアン)指揮下の歩兵小隊は456高地に向かって後退を開始したが武器類を載せたトラックが敵の攻撃を受けて撃破され兵隊たちは各自武器を背負って歩くことになった。

そこに1台の味方のジープが走って来た。ベンソンが無理やり停車させると助手席に戦場でのショック状態で口もきけない状態の大佐 (ロバート・キース)、運転席には大佐の付き添い人とも言えるモンタナ軍曹 (アルド・レイ)が搭乗していた。

彼らは前線を離脱しこれから釜山に向かうという。ベンソンは兵士たちにジープに武器を積み込ませ、リオダン伍長 (フィリップ・パイン)にジープの運転を命じた。モンタナはベンソンの命令に不満だったがしぶしぶ従う。そんな彼らを草むらに隠れた北朝鮮軍の狙撃手が狙っていた…。

メモ3📝
この作品は今回初めて観ました。「最前線物語」(BIG RED ONE)という作品あって邦題がややこしいけどこちらはサミュエル・フラー監督作品ですね🤓無名時代のスティーヴ・マックイーンやジェームス・コバーンが出た「突撃隊」(監督分かりません🥴)とスタンリー・キューブリック監督の「突撃」も邦題被りでややこしいですね🤠

メモ4📝
スタンリー・キューブリック監督とアンソニー・マン監督って奇妙な接点があって、前に紹介したキューブリックの初監督作「恐怖と欲望」が小隊モノ(設定は架空だけど)出来は本人いわく失敗作。アンソニー・マン監督のこの「最前線」も小隊モノでこちらはそこそこ評価されました。同じ1957年キューブリックはカーク・ダグラスとの共同製作で「突撃」を撮り評価されました。時は経ち1960年カーク・ダグラス製作/主演の歴史大作「スパルタカス」はアンソニー・マン監督で撮影が始まったが撮影方法などでカーク・ダグラスと衝突して監督を解雇。その代わりにカーク・ダグラスが連れてきたのが「突撃」で仕事したスタンリー・キューブリック監督だったいうからなんとも不思議な接点ですね🤠

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https://youtu.be/Z2l3HemVezU?si=QukXYu8KwrIcYRfI


🤓Special Thanks to🤠 Cult Cinema Classics


ロバート・アルトマン監督の「M☆A☆S☆H」も朝鮮戦争が舞台だけど本当はベトナム戦争だったけど内容が洒落にならないので🥴朝鮮戦争に置き換えられたようですよ🤠

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