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『 やくざ坊主 』THE HOODLUM PRIEST (1968)

監督 安田公義
脚本 高岩肇
原作 村上元三
企画 奥田久司
撮影 森田富士郎
編集 山田弘
音楽 曽根幸明
製作会社 大映京都
配給 大映

出演者 (役名)
勝新太郎 (竜全)《刺青入れた生臭坊主》
小川真由美 (お辰)《竜全が惚れた遊女》
三喜本賀代 (お鶴)《貧しい農家の娘》
成田三樹夫 (柏真十郎)《》
多々良純 (権六)《ボロ寺の寺男》
小松方正 (井桁の大八)《ヤクザ》
五味龍太郎 (虎松)《ヤクザ》
金内吉男 (同心 近藤)《汚職役人》
渡辺文雄 (勘助)
山本一郎 (三次)《島破りの罪人》
玉置一恵 (甚兵衛)
堀北幸夫 (蛇の目の源蔵)《ヤクザ》
藤川準 (金蔵)
西岡弘義 (弥十)
石原須磨男 (賭博の客)
杉山昌三九 (聖天の松五郎)
ほか 。

メモ1📝
坊主の身でありながら背中に刺青を入れ殺生はするは女を抱くわの本能(煩悩)の赴くままの生臭坊主 竜全が、汚職まみれの寺社奉行やヤクザを徹底的に打ちのめす勝新太郎主演のアクション時代劇。

メモ2📝
江戸のあるボロ寺に腹を空かせた背中に刺青を入れた 破戒僧 竜全(勝新太郎)が転がり込む。ボロ寺の管理者である寺男の権六(多々良純)はすぐさま彼を追い出そうとするが不思議と2人は意気投合する。

その頃村ではヤクザの聖天一家と蛇の目一家が対立していた。聖天一家は蛇の目一家を罠にかけ一気に全滅させる。竜全は聖天一家の親分 松五郎(杉原昌三九)に会いに行き松五郎を火箸で殺す。

厄介者のヤクザ2人を排除し村に平和をもたらしたとして竜全は一躍ヒーローとなる。しかし竜全はそんな模範的な人物ではなかった。寺男の権六と島破りして寺に隠れていた罪人の三次(山本一郎)を使って寺を連込み宿にして同時に覗き部屋として見学者からお金を取りしまいには寺を賭博場として荒稼ぎを始めた。

メモ3📝
今後このような役者はもう出てこないであろうと思わせる希代の役者馬鹿(これ最大の褒め言葉です) 勝新太郎の偉業を振り返る《勝新映画祭 2025》第二夜です。

この映画私初見でした。いやー面白かったですね。座頭の市は目が見えないというハンディキャップあったけど、全竜はそういうの無しだから女性に関しても戦いに関してもフルでイケるから観ててその辺の楽しさを感じましたね。より勝新らしさを感じると言うかね🤔監督の安田公義は勝新とは「座頭市喧嘩旅」(1963)「座頭市関所破り」(1964)「座頭市鉄火旅」(1967)と何度も組んでいて気心知れた仲ですね。脚本の高岩肇は「座頭市の歌が聞える」(1966)「兵隊やくざ 俺にまかせろ」(1967)書いていてこちらも勝新とは縁がある方ですね。

メモ4📝
敵ながらもお互い通じ合うところはあるんだけど最後は戦わなくちゃならない成田三樹夫演じるヤクザの用心棒の腕のある浪人 柏真十郎は映画「座頭市」シリーズ観たことある人ならばもはや定番という感じなんだけどね。実際成田三樹夫は座頭市で演じてた気がしますね🤔勝新太郎自身が監督した「座頭市」での浪人演じた緒形拳がそうだったようにこれはすでに「座頭市」で欠かせないストーリーの要といって良いでしょうね🤔

メモ5📝
演じた俳優さんには悪いけど島破りの三次はちょっとキャラ弱い気がしましたね。個人的には若山富三郎から可愛がられた地獄大使演じた人(ゴメン名前ど忘れした)がベストかなと思いました。お辰演じた小川真由美は外国の女優さんみたいなハイカラなお顔で驚きました。勘助演じた渡辺文雄は「さそり」シリーズで悪役演じてたから(小松方正も出てだけど)善人なわけない!と思って観てたけどその予感は的中しましたね😛

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【お詫び】

出演者欄に一部不備がありました。

久保菜穂子 (おえん)

関係者の皆さま大変失礼しました🙇


https://youtu.be/On5WZeckPxI?si=-h-sNZlGobijJZ4O


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開催中の《勝新映画祭 2025》ですが当初映画3本の予定が4本になりました。最終日は勝新太郎に関しての貴重な映像を紹介するのでお楽しみに🤓

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