502 9EROlg8skM

『 荒野のストレンジャー 』 (1973)
HIGH PLAINS DRIFTER

監督 クリント・イーストウッド
脚本 アーネスト・タイディマン (ディーン・レイスナー)
撮影 ブルース・サーティーズ
編集 フェリス・ウェブスター
製作 ロバート・デイリー
製作総指揮 ジェニングス・ラング

出演者 (役名)
クリント・イーストウッド (流れ者)
ヴァーナ・ブルーム (サラ・ベルディング)
マリアンナ・ヒル (キャリー・トラヴァース)
ミッチェル・ライアン (デイヴ・ドレイク)
ジャック・ギング (モーガン・アレン)
ステファン・ギーラッシュ (ホバーツ町長)
ラッド・ハートリー (ルイス・ベルディング)
ビリー・カーティス (モルデガイ)
ジェフリー・ルイス (ステイシー・ブリッジス)
ウォルター・バーンズ (サム・ショウ保安官)
ポール・ブラインガー (ルティエ・ネイラー)
リチャード・ブル (アサ・グッドウィン)
ロバート・ドナー (牧師)
アンソニー・ジェームズ (コール・カーリン)
ダン・ヴァディス (ダン・カーリン)
ほか 。

メモ1📝
いまやアメリカを代表する映画監督となったクリント・イーストウッドの「恐怖のメロディ」(1971)に続く監督作品第2作目の異色の西部劇。

メモ2📝
西部の小さな町 ラーゴに正体不明の流れ者(ストレンジャー)(クリント・イーストウッド)がふらりと立ち寄る。酒場で3人のならず者に絡まれるがストレンジャーはあっという間に3人を撃ち倒す。保安官や町の有力者たちはストレンジャーの予期せぬ登場に動揺する。

ストレンジャーが撃ち殺した3人のならず者は元々町の住民ではなく、かつて住民たちが刑務所に送ったステイシー・ブリッジスとカーリン兄弟が刑務所を出て復讐に来るのを備えて雇った用心棒だったのだ。

住民たちは新たに用心棒を探す時間もないため凄腕のストレンジャーに用心棒になってもらうことにした。彼が用心棒役を引き受ける条件はこの町で好き放題出来る《特権》だった。

メモ3📝
この映画今回初見でした。セルジオ・レオーネ監督作品かドン・シーゲル監督作品かなと勝手に思っていたぐらい知識ゼロでした。想像していた《王道の西部劇》とは異なっていたけどこれはこれで面白いですね🤠観終わった後長い間考えを巡らせましたもんね🤔

メモ4📝
要はストレンジャー(流れ者)とは何者だったのか?ってことなんですけどね。ひとつは非業の死を遂げた先任の保安官 ジム・ダンカンの身内の者(息子か兄弟)説。実際私はいつストレンジャーが劇中告白するんだろうか…と観てましたけどね。もうひとつは超常現象的存在説。ジム・ダンカンのリンチシーン(繰り返し現れる)とストレンジャーの同一化。ストレンジャーの《特権》により町長兼保安官に就任したモルデガイもこのジム・ダンカンのリンチシーンのフラッシュバックを共有するようになるんですよね🤔これは超常現象的存在のストレンジャーだからなせる技なのでは?と思いますね。町を去るストレンジャーがモルデガイに言う台詞もね。皆さんはどう思いましたか?

メモ5📝
今作は「フレンチ・コネクション」の脚本書いたアーネスト・タイディマンで「フレンチ・コネクション」のラストシーンもあえて明確なエンディングを示さなかったじゃないですか?この「荒野のストレンジャー」も同じだと思いますね。観たあなたが判断してほしいみたいなね🤓

0 0

人気の記事