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『 1984 』 Nineteen Eighty Four (1956)

監督 マイケル・アンダーソン
脚本 ウィリアム・ランプルトン、ラルフ・ベッティンソン
原作 ジョージ・オーウェル 「1984年」
製作 N・ピーター・ラスヴォン
撮影 C・M・ペニントン = リチャーズ
音楽 マルコム・アーノルド
製作会社 コロンビア・ピクチャーズ
配給 コロンビア映画

出演 (配役)
エドモンド・オブライエン (ウィントン・スミス)
ドナルド・プレゼンス (パーソンズ)
ジョン・スターリング (ジュリア)
マイケル・レッドグレイヴ (オコナー)
デヴィッド・コソフ (チャリントン)
マーヴィン・ジョーンズ (ジョーンズ)
ほか 。

メモ1📝
英国の作家 ジョージ・オーウェルが1949年に発表したSFディストピア小説の傑作 「1984年」を映画化したSF長編映画。

メモ2📝
1950年代に勃発した第三次世界大戦の核戦争を経た1984年の現在。世界は《オセアニア》《ユーラシア》《イースタシア》の3つの大国に分割統治されテいた。さらに国家間のあいだにある紛争地域を巡って絶えず戦争が起きていた。

旧英国の都市ロンドンでは思想、言語、婚姻などあらゆる市民生活は統制され物資は欠乏し市民は家に設置された「テレスクリーン」と呼ばれる双方向的テレビジョンと街中に仕掛けられたマイクによって監視されていた。反政府的行動と疑われるとたとえ親子であっても密告された。

オセアニア政府の真理省で過去の歴史記録の改ざんを担当している役人のウィントン・スミス (エドモンド・オブライエン)はこれから自分の手で闇に葬られる《歴史的事実》を目にしていくうちに自分の仕事、オセアニア政府に疑問を持ち始める。

ウィントンはチャリントン(デヴィッド・コソフ)が経営する古道具で買ったノートに自分の考えを書いて整理するというオセアニア政府から禁止されている行為をする。部屋に設置された「テレスクリーン」の死角
に入って毎日ウィントンはノートに自分の思いを綴った。

メモ3📝
映画「1984年」は1984年に公開されたマイケル・ラドフォード監督の方が有名かも知れないですね🤔今回初めてこのモノクロ版観たけどなかなかの出来かも🤔あらすじ書いてても現在の世界情勢とあまり変わらないのがなんか虚しいですね🤕

メモ4📝
原作者のジョージ・オーウェルは私もっとも尊敬する作家なんですよね🤓この「1984年」は地元の古本屋で文庫本(ハヤカワ文庫ね)購入したのがきっかけですね。ディストピア(桃源郷 ユートピアの逆ね)の構築の筆力(付随のニュースピーク言語構築も)凄いなあと🤯スターリンの集団農場政策を動物を使って批判した寓話「動物農場」も素晴らしいですからね🤓

メモ5📝
ホームレスの生活を取材するため長い間ホームレス生活送ったり、スペイン内戦が起きれば義勇軍として参加する《行動の作家》だったこと。やがて政策は失敗しロシア国内で多くの餓死者を出すことになる集団農場政策をスターリンが世界にアピールした時に世界の多くの政治家や著名人(劇作家 バーナード・ショー)が絶賛する中ジョージ・オーウェルだけが政策の失敗を予見してたんですよね。本当に尊敬しちゃうなあ🤔《オーウェル会》って日本にあるんだけどまだあるのかな🤔

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