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『 マッドボンバー 』THE MAD BOMBER (1972)

監督 バート・I・ゴードン
脚本 バート・I・ゴードン
原案 マルク・ベーム
撮影 バート・I・ゴードン
音楽 ミシェル・メンション
製作 バート・I・ゴードン

出演者 (役名)
ヴィンセント・エドワーズ (ジェロニモ・ミネリ刑事)
チャック・コナーズ (ウィリアム・ドーン)
ネヴィル・ブランド (ジョージ・フロムニー)
ハンク・ブラント (ブレイク)
クリスティナ・ハート (爆破事件の被害者)
ほか 。

メモ1📝
1940年代から50年代にかけて公共施設や劇場に爆破物を仕掛けた米国実在の爆弾魔 ジョージ・メデスキー (1903−1994)がモデルとなったクライム・サスペンス映画。身長 198cmの元プロバスケット選手/元プロ野球選手のチャック・コナーズが心に闇を抱えた爆弾魔を好演した。

メモ2📝
ロサンゼルスの通りに面した女学校がダイナマイトによって爆破され女学生数人が犠牲となった。犯人はウィリアム・ドーン (チャック・コナーズ)。彼は数年前に離婚し可愛がっていた一人娘のアンの成長を楽しみにしていたが、彼女は麻薬中毒者となり命を落とす。その後彼の精神状態がおかしくなり娘が死んだのは社会が悪いからだという極論を引き出した。

彼女が薬物に手を出し中毒になったのは通っていた学校の悪い学友たちのせいであり、彼女が死んだのは病院での専門的な適切な治療がされなかったためだとドーンは考えた。そして軍隊勤務時代に習得した爆破技術を駆使して社会に復讐しようと考えた。

女学校の爆破に続いて病院がターゲットとなった。いずれもドーンの娘 アンが関わった公共施設だった。病院爆破事件とほぼ同時刻に入院患者に対する暴行事件が起きていたことが判明する。当初爆弾魔と暴行犯は同一人物だと思われたが担当のジェロニモ・ミネリ刑事 (ヴィンセント・エドワーズ)は過去に連続婦女暴行の前科がある工員 ジョージ・フロムニー (ネヴィル・ブランド)を重要参考人として警察署に呼ぶ。ミネリ刑事はフロムニーが事件当日爆弾魔の顔を目撃しているとみて捜査に協力するように圧力をかける。

メモ3📝
この映画昔深夜映画で観た記憶あってそれ以来でしたね🤓当時TV放送向け(特に深夜放送)の吹き替え映画なんてビックリするほど真っ黄色で(笑)しかも短縮版だったからこんなクリアな映像かつノーカットで観れて感激ですね🤓爆弾魔 ドーンの過去の細かいフラッシュバック(主に娘 アンとの幸福な時代のシーン)などアメリカン・ニューシネマの影響を感じますね。最期もそうかな🤔ミネリ刑事も連続暴行魔のフロムリーに対して警察権力を駆使した強引なやり方していてそれは実生活で奥さんから一方に離婚されたことと関連しているのが分かります。

メモ4📝
連続暴行魔 フロムリーは手に職を持ち奥さんと2人の子供を養い表向きには裕福な生活を送っている。そう…彼の歪んだ性欲を除いては…。ミネリ刑事には何よりそれが我慢ならなかったと思うんだよね🤔こんな変態シコシコ野郎が家庭円満で俺の家庭はどうして崩壊するんだとね🤕ともに家庭生活が崩壊した点でミネリ刑事と爆弾魔 ドーンは共鳴する部分あったかも知れないですね🤔

メモ5📝
爆弾魔演じたチャック・コナーズは今作のあとSF映画の傑作「ソイレントグリーン」、日本映画「復活の日」にも出演してますね。ミネリ刑事演じたヴィンセント・エドワーズはスタンリー・キューブリック監督の「現金に体を張れ」で気の弱い男の奥さんの情婦のギャング役、最も有名なのはTVシリーズ「ベン・ケーシー」シリーズですかね。連続強姦魔ならび変態シコ太郎ことフロムリー 演じたネヴィル・ブランドは真珠湾攻撃を描いた「トラ!トラ!トラ!」この映画スレでも紹介したカルト映画「殺人ブルトーザー」に出演。最も有名なのはTVシリーズ「アンタッチャブル」のアル・カポネ役かもですね🤓

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https://youtu.be/SeXFyYIZVuE?si=Hyke7mp4zThM9vTd


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実際の爆弾魔 ジョージ・メデスキーは勤務先で労災認定されなかったため社会を憎み爆弾事件を起こすようになったそうです。映画と違って爆発による死傷者は出てなくて彼が意図的そうしたという説もあるそうですよ🤓

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