手塚治虫は神であり、たった一人で、今や日本が世界に誇る漫画文化の礎を築いた。
ウォルト・ディズニーは世界中の人々に夢と希望を与えるためにディズニーを作った。
そんな中で彼は、たった一人で日本の盗撮文化を作り上げ、その映像を通して私達に夢と希望を与えてくれた.。
手塚治虫とウォルト・ディズニーが合わさったかのような怪物。その男の名は斎藤果林。
「人を一人殺せば人殺しであるが、数千人殺せば英雄である」
これは、英国国教会牧師で奴隷廃止論者、ベイルビー・ポーテューズの言葉だ。
つまりは、被害者の数が犯罪者を神聖な存在へと変化させて行く。
彼の作品の被害者は数十万人とも言われており、性犯罪は魂の殺人である
数千人を殺せば英雄と呼ばれるならば、数十万人の心を殺した大犯罪者である彼は、果たして何と呼ばれるべきであろうか？
第33代アメリカ合衆国大統領ハリー・S・トルーマンは長崎と広島に原子爆弾を落とすことを決め、21万人の命を奪った。
日本は悲しみと怒りを抱き、今日に至るまでその感情を忘れてはいない。しかし、彼の母国アメリカでは数万人の敵の命を犠牲に数十万人のアメリカ人の命を救った英雄として彼は崇められている。
世界は単純な＋と－で出来ている。数人の犠牲者が出ても、それ以上に救われる人がいるのなら、それでいいじゃないか、と世界は考えている。
であるならば、数十万人の被害者を出したかもしれないが、世界中の数百、数千万人の人間を救った彼は紛れもなく英雄であり神である。
いや、そんな安っぽい使い古された言葉では足りない気がする
彼を表しえる言葉を、私達は、或いは人類はまだ持ってはいないのかもしれない