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カリスマの事件で名をあげた某S県の隣県国道沿いに日帰り温泉がある。
流石にS県警は温泉盗撮捜査の第一人者だけあってS県のロケ地には僕は今更近寄り難いのだが、隣県国道沿いの寂れたロケ地にまでは流石のS県警も挙棋不定の足取りといえよう。
それもそのはず、平成中期に建てられたとみられる本ロケ地は客もまばらの閑古鳥一歩手前と言って良いほど寂れているのである。
K警どころかT撮グループさえも本来ならばロケーションしないはずだ。
しかし僕はGoogleマップを見てこのロケ地を見つけた時に一抹の可能性を感じたのでこうして足を運んだのであった。

まず、露天風呂は一階にあり、この時点で既に近年よくみられる『上階や屋上に露天風呂があるロケ地』とは違ったポテンシャルがあることは皆さんの目にも明らかだろう。
外部と地続きとなると、如何に敷地内に侵入できるかが鍵となっている。
露天風呂は国道側に位置しているのだが、国道といっても山間部の人気の少ない地帯で、国道自体に防音壁があってそちらからは温泉施設には入れない。
僕はあるいみ破天荒な性格なので、防音壁に穴を開けてT撮を実行しても良いのだが、もしそれで上手く撮れてしまっては今後は国道のその部分は黒山の人だかりのカオス状態に!
そうなっては裏で流通する新作は皆このロケ地の作品ばかりとなるどころか交通にも多大な影響が起きてしまい、百折不撓のS県警に一網打尽にされるだろう。
国道側は諦めて、駐車場の横から入れそうな茂みに注目してみると、なんと露天風呂の外が直で茂みに通じているではないか^^
しかし枝切り鋏どころか草刈機が必要なほど木と草が高く生い茂っているのをなんとかしなければヌードウォッチングスポットには立ち入れない。

露天風呂は和風と洋風で完全に別れており、和風露天の方がヌードウォッチングスポット(仮)に近い。
露天風呂は日によって男湯と女湯が入れ替わるのだが、今日はたまたま和風が男湯だったので、都合よく内部を確認することができた。

その前に、僕はいつもながらGoogleマップに加えてロケ地のホームページを隅々までくまなくチェックしているのである。
ホームページの和風露天の写真を見てみると、塀となるコンクリートの壁が2メートルほどの高さまであり、更にその上には『くら寿司』の柄のような菱形の格子状の柵が伸びているのだ。
これは一か八か覗こうと思えば覗けるが、格子といっても後ろがスカスカで、T撮を実行しようものなら人影が丸見えになるのである。
一見これでは百戦錬磨のAさんでもお手上げといったところだが、僕の勘ではホームページの写真とは異なる現状となっているはずだ。(ホームページの作りからして写真を撮ったのは平成中期ごろだろう。)

いざ和風露天に入ってみると『くら寿司』の格子だったはずの柵が目の細かい普通の木の柵に変わっており、更には大量の蔦が絡んで殆ど緑一色の塗り壁になっているではないか!
そして、木の柵には所々ヒビが入ったり穴が空いているのが目を凝らすと分かるのだ。
これは果たして自然の風化で穴が空いたのか、それとも・・・
僕の勘通り、歳月の経過によって成長した蔦の存在が功を奏していることが皆さんにもお分かりだろうか?
詳しくは言えないが、ある種類の装備を充実させれば蔦に偽装することが出来、風呂側から見ても絶対にバレないのである♪
駐車場の方も見回りなど来ないので、間違いなくこの秘湯は周辺の邪魔な茂みさえ攻略すれば極悪非道のT撮が実行できてしまうのである!

無論本日は単なる秘湯巡りに過ぎないのでT撮は妄想だけに留めることにしよう。
(そもそも男湯を撮ったところでゴミ貯めHDDが量産されるだけの事)

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