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    2024/10/03(木) 01:48:24 ID:GbNSxsCQ0
    『 炎上 』 (1958)

    監督 市川崑
    脚本 和田夏十、長谷部慶治
    原作 三島由紀夫 「金閣寺」
    製作 永田雅一
    撮影 宮川一夫
    音楽 黛敏郎

    出演 市川雷蔵、仲代達矢、中村鴈治郎、北林谷栄、浜村純、新珠三千代、中村玉緒、信欣三、香川良介、ほか。

    メモ1📝
    日活から大映に移籍してきた市川崑監督の大映作品5本目にして傑作の呼び声高い長編映画。この作品の興業的成功と評論家たちの高評価で市川崑は一流監督の仲間入りを果たしたと言っていい。

    メモ2📝
    1950年(昭和25年) 7月2日未明に鹿苑寺(通称 金閣寺)が放火され全焼した。その日の夕方には放火後自殺をはかったものの一命を取りとめた鹿苑寺で修行中の青年を警察が身柄を確保した。この事件を作家 三島由紀夫が入念に取材し書き上げたのが長編小説「金閣寺」である。私は小説を読んでいないので詳しくは語れないんですが、現実と映画とでは多少異なる部分があるのは確かですね🤔

    メモ3📝
    主人公溝口を演じた市川雷蔵は当時時代劇の花形役者で、その彼が初の現代劇出演でノーメイクに坊主頭、さらに吃音症の役を演じるなんて考えられなかったはずで大映は勿論周囲も大反対。でも市川雷蔵自身の強い要望で出演になったそうです。原作者の三島由紀夫は「金閣寺」の映画化の話が決まった時市川雷蔵の顔が浮かんだといい相思相愛だったようですね🤓

    メモ4📝
    これを書いておかないと…🤔私が紹介するこの映画「炎上」は実はオリジナル版ではありません。オリジナル版はモノクロ映画です。こちらはAIによってカラー化されたバージョンなのです。実はオリジナル版(モノクロ)を貼りたかったんですがどうしても見つからなくて今回このAIカラー化「炎上」にしたわけです。でも以前のカラー化映画と比べたら確実にレベルアップしているなあ~と私は感じました🤓冒頭の取調べ室での市川雷蔵の顔から下の完全な無色状態(苦笑い)や画面の真ん中から外れた被写体に対してサボり気味(苦笑い)など気になるところはあるけど、勝手場や建物内部の引きの絵の奥行きが感じられる色合いなんか健闘してると思いますね。これからさらに技術は上がっていくと私は期待しています🤓
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