αさんの🎬映画🎦倉庫🏤
『 来たるべき世界 』 THINGS' TO COME (1936)
監督 ウィリアム・キャメロン・メンジーズ
製作 アレキサンダー・コルダ
原作 H・G ・ウェルズ 「来たるべき世界」
脚本 H・G ・ウェルズ、ラホス・ピロ
撮影 ジョージ・ベリナル
特撮 ネッド・マン、エドワード・コーエン
音楽 ミュア・マシースン
出演 レイモンド・マッセイ、セドリック・ハートウィック、マーガレッタ・スコット、ラルフ・リチャードソン、アン・トッド ほか。
メモ1📝
「タイムマシーン」「透明人間」「宇宙戦争」の作者として知られるH・G ウェルズが自身の近未来小説を脚本したSF映画の古典的名作。
メモ2📝
英国の架空都市 エヴリタウンが突然敵側の攻撃を受ける。それから約20年にわたり戦争が続きエヴリタウンは独裁者の支配下となる。だがその独裁体制も近隣の自由都市の支援攻撃で崩壊。その後の伝染病の猛威にも耐え抜いたエヴリタウンは超近未来都市を地下に建設。人々の生活は平和かつ合理的になるが、今度は旧体制の残党たちがそれに反発し破壊活動を引き起こしエヴリタウンはふたたび緊張に包まれる…。
メモ3📝
1940年のクリスマスから始まり2036年までのエヴリタウン市民の約100年を私たちは見届けるわけなんだけど、その中に世界大戦、独裁政権、疫病とその後20世紀の人類が経験(体験)するものがすでに描かれているのがちょっと怖いですね🤔まるで予言書のように…😬H・G ウェルズは1914年(!!🤯)に発表した論文(?)「開放された世界」で原子力兵器と核戦争の到来を予見したりしてましたからね🤔
メモ4📝
ストーリーも凄いけど特撮(ミニチュア)のレベル高いですよね🤓英国の特撮技術は前に紹介した「怪獣ゴルゴ」もレベル高かったし特撮人形劇「サンダーバード」観てもミニチュアのレベルめちゃめちゃ凄いですもんね。「ウルトラセブン」のウルトラ警備隊の各メカの発進シーンは「サンダーバード」の影響を強く受けているそうですよ🤓
『ライフ・イン・ピクチャー』スタンリー・キューブリック:filmmakers / 名監督ドキュメンタリー (2001)
監督 ヤン・ハーラン
メモ1📝
これまで数多くの問題作(時が経ちそれは傑作と呼ばれることになるのだが…スタンリー、どうやら私たちの負けだ…)を世に送り出した映画監督 スタンリー・キューブリックの長編ドキュメンタリー映画。
メモ2📝
これまでの作品出演者たちのインタビューや未公開映像にスタッフたちの証言そして家族とのプライベート映像も含まれる。愛猫を溺愛する家庭人 スタンリー・キューブリックの姿が見れるのが嬉しい🤓
メモ3📝
そんなわけで今週はドキュメンタリー特集です🤓前回のドキュメンタリー特集は全部音楽ものだったから今回は映画(俳優)関連でいこうかな🤔
https://youtu.be/a0XVAnjLi3A?si=wMGpmVH439ef8W7N
訂正します🥴やっぱり音楽モノ以外のドキュメンタリー特集にします🤓
『KUBRICK REMEMBERED−キューブリックを偲ぶ−』 (2014)
監督 ゲイリー・カーマー
出演 スティーブン・スピルバーグ、マルコム・マクドウェル、マシュー・モディーン、トッド・フィールド、R・リー・アーメイ、キア・デュリア、ライアン・オニール、ヴィンセント・ドノフリオ、クリスティアーヌ・キューブリック、レオン・ヴィダリ、カタリーナ・キューブリック、ジェームス・B・ハリス、ヤン・ハーラン ほか。
メモ1📝
スタンリー・キューブリックの映画製作と人生を追ったドキュメンタリー。先に紹介したドキュメンタリー「ライフ イン ピクチャー」をギュッとコンパクトにした印象だけどキューブリックが亡くなった後の家族たちの想いが観てて胸が熱くなりますね🥲
メモ2📝
「ライフ イン ピクチャー」には無かった「フルメタル ジャケット」の前半部の訓練での未公開シーン(リハーサルシーン?)が観れるのは嬉しいですね🤓「ハートマン軍曹」演じたR・リー・アーメイと「ほほえみデブ」演じたヴィンセント・ドノフリオのインタビューも🤓まあ殺される側と殺す側なんですけど🤠モノホンの海兵隊出身だったアーメイはコッポラ監督の「地獄の黙示録」にアドバイザーとして参加。「フルメタル ジャケット」もキューブリックは新兵訓練のアドバイザーとして彼を呼んだんだけどあまりにも面白かったのでそのままハートマン軍曹として出演させたそうです🤠
メモ3📝
いろんな人たちの証言によってスタンリー・キューブリック像が形成されていくんだけど、私の中にイメージする1人の男がいました。フランク・ザッパです🤓常に新しいことにチャレンジする。ある意味偏執的というか頑固。一見変人に見えて動物好きで家族想い。かなり共通点ありますね。撮影が全て終わってそれをブラッシュアップ(編集)する時が一番楽しいって言ったと誰か証言してなかったかな?そうなら完全にフランク・ザッパなんですけどね🤓天才なんてもんは似かよってくるもんなんでしょうかね🤔
『 映画「シャイニング」の制作から40年後 』(2020)
制作 エイブラハム・ストーカー
メモ1📝
キューブリック監督の熱心なファンであるエイブラハム・ストーカーが「シャイニング」制作から40周年を記念して綴った映像集。全部で3部のパートに分かれており、1部 「スタンリーのインスピレーション」。2部 「映画よりも恐ろしい演出」。3部 「映画のその後の人生」となっている。
メモ2📝
映画「バリー リンドン」の興業的失敗から失意のキューブリック監督の姿からこのドキュメンタリーはスタートする。これまでのドキュメンタリー作品と重複する箇所は多いには多いけれど、原作者スティーブン・キングとキューブリック監督の映画脚本を巡ってのバトル、「シャイニング」撮影現場の火事や出演者の細かい説明(NG回数)、初試写会のあとキューブリック監督の強い要望でごっそりカットされた病院のシーンの解説など流石!キューブリックマニアと感心しました🤓
メモ3📝
なによりもウェンディ演じたシェリー・デュヴァルにスポットライトを当てているところかな🤔「シャイニング」出演後メジャー作品に出演しプロデューサー業もやってだけど2002年に引退。その後精神疾患を患い公の場に姿を見せなかったけど、2016年トーク番組での「シェリー・デュヴァル特集」で出演した際は、キューブリックの娘 ヴィヴィアン・キューブリックは視聴率稼ぎに彼女を利用したと激しくTV局を非難したそうです。「シャイニング」の撮影現場で彼女はメイキング映像撮ってましたからね🤓身近な存在だったから許せなかったんでしょうね🤔
シェリー・デュヴァルは2024年7月11日に75歳で亡くなりました。シェリー、どうか安らかに…。
https://youtu.be/DWPHjSheqZc?si=nTLDH6VFonnl-4Y1
ここまできたら今週は「スタンリー・キューブリック特集」でいかせてもらいます🤓
『 迷宮の中の迷宮 』 スタンリー・キューブリックvsスティーブン・キング (2022)
制作 Content Lit with Simon Fay
メモ1📝
こちらの映画「シャイニング」に焦点を絞った映像集。映画版「シャイニング」と原作版「シャイニング」のキューブリック、キングそれぞれのファンを巻き込んだ論争とそれらの特徴づけを独自に調査したなかなか見応えのある映像作品です🤓
メモ2📝
興味がわいてYouTubeのアカウントにとんでみたら、主のメインは文学評論が専門のようでした🤔原作モノの「時計じかけのオレンジ」と「2001年宇宙の旅」も解析している。この2つも今度観てみよう🤓
メモ3📝
ホラー文学の巨匠スティーブン・キングの講演の映像があってその中での映画「シャイニング」を巡って天才キューブリックとのマウントの取り合いが何とも大人気ない気も…🤔結局キング自身が脚本書いて原作に近い「シャイニング」をドラマ化したんですよね。その貴重な映像も観れます🤓比べちゃ悪いけど…うーんキューブリックの圧勝かな🤔後半に短いけどキューブリックのオフィスで黒髪ロングの女の人出てきて段ボールに入ったものをGジャン着た男の人に見せてるシーンあると思うんだけど、女の人はヴィヴィアン・キューブリックで顔が映らないGジャン着た男の人は超常現象研究家で有名な矢追純一氏です🤓「シャイニング」公開後?の1980年に英国のキューブリックのオフィスまで取材に行ってたんですね🤔フルサイズ(約90分)観たんだけど、全部英語で字幕なし。途中キューブリックから電話があり矢追純一氏はいくつか質問しているんだけど音声が小さくて字幕対応出来なくて実に残念でしたね🤕「娘(ヴィヴィアン)はあなたの助けになってるかい?」っていうのは聞き取れたけれど🤓


私がお勧めの洋画、邦画、ドキュメンタリー映画などを不定期にUPしていきます。ラインナップ作品には[日本語字幕無し]も含まれますがどうかご理解下さい。配給先(?)の都合などにより作品鑑賞出来ない場合もあると思いますがご了承ください。