αさんの🎬映画🎦倉庫🏤

トータル:3894HIT
  • 1α9EROlg8skM
    2024/08/20(火) 23:47:58 ID:PUy7Xr3M0
    私がお勧めの洋画、邦画、ドキュメンタリー映画などを不定期にUPしていきます。ラインナップ作品には[日本語字幕無し]も含まれますがどうかご理解下さい。配給先(?)の都合などにより作品鑑賞出来ない場合もあると思いますがご了承ください。
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  • 269α9EROlg8skM
    2025/03/01(土) 02:23:00 ID:tixEMnpE0
    『 EASY RIDERS RAGING BULLS. HOW THE SEX-DRUGS-AND-ROCK'N'ROLL GENERATION SAVED HOLLYWOOD 』 (2003)

    イージーライダーズ レイジングブルズ セックスドラッグ ロックンロール ハリウッドを救った世代

    監督 ケネス・ボーダー
    原作 ピーター・ビスカインド
    制作 BBC

    メモ1📝
    1960年代後半アメリカでは大手映画会社が制作する大作映画と観客との間に大きな溝が出来つつあった。映画産業はかつての勢いを失い娯楽は別のものに取って代わることになった。そんな時古いシステムにとらわれない若い世代が自分たちのリアルな映画を撮影するようになった。カビ臭い撮影所から彼らはカメラとフイルムを持って外に飛び出したのだった。

    メモ2📝
    このドキュメンタリーは傑作ですね🤓私が映画スレで紹介したかった作品や監督たちほとんど出てきますからね🤠「俺たちに明日はない」がアメリカン・ニューシネマの記念すべき最初の作品ということになるんだけど、その裏にフランスのヌーベルヴァーグ(新しい波)の中心人物 フランソワ・トリュフォーとジャン・リュック・ゴダールがいたことは興味深いですね🤔

    メモ3📝
    エンディングのその後の監督たちを綴った《字幕》の翻訳載せておきましょう🤓なかなか面白いので🤠

    アーサー・ペンは「ボニーとクライド」に代わる「アリスのレストラン」「リトルビッグマン」「ナイト厶ーブス」など知的に洗練された映画を数多く制作しました。

    デニス・ホッパーは10年ぶりに酒を断ち「アウトオブザブルー」「カラーズ」「ホットスポット」で監督業に復帰した。

    フランシス・コッポラは70年代を「地獄の黙示録」で勝利に導き、その後ロバート・エヴァンスの「コットンクラブ」を救おうとし、さらに「ゴットファーザー3」で何度も自らを超えようとした。

    ピーター・ボグダノビッチは70年代に苦戦しその後甘く優雅な「みんな笑った」で復活したが、主演女優ドロシー・ストレッテンと恋に落ち彼女は映画公開前に悲劇的に殺害されました。4年後に彼はついに「マスク」でヒットしました。

    ロバート・アルトマンは「ナッシュビル」から17年と15年の歳月を経て、ついに「ザ プレイヤー」(1992年)で商業的ヒットを記録した。そして9年と6本の映画を経て「ゴスフォードパーク」で再びヒットを記録した。

    ハル・アシュビーは「カミングホーム」と「ビーイングゼア」で10年間をトップで締めくくった。彼は1998年に癌で亡くなった。

    ウォーレン・ベイティは大ヒットした「レッズ」でアカデミー賞の最優秀監督賞を受賞し一緒に仕事をしたすべての偉大な映画監督たちにとって自分がいかに優秀な生徒であるかを示しました。そして彼は最終的に妊娠し、何人かの子供をもうけました。

    ロマン・ポランスキーは、70年代後半に法定強姦罪で逮捕された後、国外に逃亡した。米国当局は彼を逃亡犯とみなしている。彼のキャリアはヨーロッパで続いている。

    マーティン・スコセッシはニューヨークに戻りここ20年間ハリウッドの資金を使って妥協の無い個人的な映画を作ることに奮闘してきた。

    ジョージ・ルーカスは「スターウォーズ」の後、22年間映画を監督することはありませんでした。彼の次の映画は…スターウォーズ エピソード。

    スティーブン・スピルバーグは世界で最も商業的に成功した監督となった。

    以上です。あー疲れた😮‍💨
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  • 270α9EROlg8skM
    2025/03/01(土) 02:38:58 ID:tixEMnpE0



    昨日の午前中にジーン・ハックマンの訃報を知ったんだけどショックでしたね。奥さんも亡くなってるのが分かって状況がまだわからないんだけどね🤔
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  • 271α9EROlg8skM
    2025/03/04(火) 02:13:28 ID:Fn2iyi1w0
    『 助太刀屋助六 』(2001)

    監督 岡本喜八
    脚本 岡本喜八
    原作 生田大作(岡本喜八) 「助太刀屋」
    製作 豊忠雄、宮内正喜
    製作総指揮 中村雅哉
    撮影 加藤雄大
    編集 川島章正
    美術 西岡善信
    音楽 山下洋輔
    製作会社 日活、フジテレビ
    配給 東宝

    出演 (配役)
    真田広之 (助太刀屋助六)《自称 助太刀屋の青年》
    鈴木京香 (お仙)《助六の幼なじみ・太郎の妹》
    村田雄浩 (太郎)《助六の幼なじみ・お仙の兄》
    鶴見辰吾 (脇屋新九郎)《片倉の仇討ちの侍》
    風間トオル (妻木湧之助)《片倉の仇討ちの侍》
    本田博太郎 (堀田某)《片倉の仇討ちの助太刀》
    友居達彦 (倉田某)《片倉の仇討ちの助太刀》
    山本奈々 (たけの)《棺桶屋の爺さんの孫娘》
    岸部一徳 (榊原織部)《八州廻りの役人》
    岸田今日子 (おとめ)《やり手のオトメ婆さん》
    小林桂樹 (棺桶屋)《片倉梅太郎の幼なじみ》
    仲代達矢 (片倉梅太郎)《助六の父親》
    竹中直人《助六に物干し竿で仇討ちされる人》
    嶋田久作《役人?》
    田村奈巳《仇討ちする人》
    滝藤賢一《役人?》
    伊佐山ひろ子《仇討ちする人》
    佐藤允《仇討ちされそうになり助六に賄賂を渡す人》
    天本英世《助六に助太刀される人》
    ほか 。

    メモ1📝
    「助太刀屋助六」は1969年に岡本喜八監督が生田大作のペンネームで書いた漫画がベースとした仇討ちの助太刀を生業とする若者 助六が主人公のコメディータッチの時代劇である。岡本喜八監督の遺作でもある。

    メモ2📝
    5才の時、母を亡くした助六 (真田広之)は天涯孤独となった。父は助六が生まれる前に母を捨て出ていったきりだった。やがて助六は故郷 上州を出て江戸へ向かった。旅の道中、仇討ちに出くわしふとしたきっかけで助太刀してしまう。仇討ちは無事成功し仇討ち人から感謝と気持ちばかりの報奨金を受け取った時に何とも言えぬ気持ち良さを感じた助六は、人助けと商売が両立する《助太刀屋 助六》を名乗ることとなる。

    7年ぶりに故郷 上州に助六は帰ってきた。母の墓参りに行くとみすぼらしい墓石に一輪の小さな花が置かれていた。身内などいないはずなのに一体誰が…助六は首をかしげる。宿場へ向かうと幼なじみの太郎 (村田雄浩)と出くわす。これから仇討ちが行われるという。助六は喜んだがこれまで経験したことのない極めて政治的で大規模な仇討ちは経験したことのないものだった。

    メモ3📝
    岡本喜八監督作品は今回初めてですね。名前はこれまで何度も出てきたと思うけど。最初に紹介するのが遺作というのが何か悲しいですけど🥲作品は素晴らしいですね🤓昔ながらの親子モノ(父と子の再会)というストーリーなんだけど変に湿っぽくなってなくて軽快な活劇に仕上がってるのは流石!岡本喜八監督!って感じですね🤠劇中ユーモアの要素もふんだんに取り込んでいて若々しい作品ですね🤓

    メモ4📝
    これまで岡本喜八作品に出演してきた俳優たちも多く出演していてそれだけでもテンション上がりますね🤠棺桶屋の小林桂樹は「江分利満氏の優雅な生活」(これ傑作よ)、片倉梅太郎の仲代達矢は「大菩薩峠」、助六に賄賂渡す人の佐藤允は「独立愚連隊」シリーズ(「独立愚連隊西へ」は是非観て)、助六に助太刀屋される天本英世はほぼ喜八作品全部に出てるけどね🥴嶋田久作と滝藤賢一は正直どこに出てるか確認出来なかったですね🥴

    メモ5📝
    山下洋輔の音楽も最高ですね🤓岡本喜八監督はJAZZ好きで有名だったから自然な流れかな🤔子供のころからお仙 (鈴木京香)の石投げの精度が百発百中だったと伝えられる回想シーンでサッカーのフリーキックなのが笑えますね🤓時代背景的にも???ってなるんだけど面白いから(岡本喜八監督だから)全然OKです🤠
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  • 272α9EROlg8skM
    2025/03/04(火) 02:35:49 ID:Fn2iyi1w0




    🤠Special Thanks😎Sandra A.Video Collection


    《仇討ち》を扱った映画は東映の中村錦之助主演の「仇討」(今井正監督・1964)があるから興味ある方はぜひ🤓タッチはまったく異なりますけどね。そんなわけで今週は邦画特集です🤓
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  • 273α9EROlg8skM
    2025/03/06(木) 02:35:17 ID:SFeElP760
    『 コミック雑誌なんかいらない! 』(1986)
    No More Comic Magazine!

    監督 滝田洋二郎
    脚本 内田裕也、高木功
    プロデューサー 海野義幸
    撮影 志賀葉一
    編集 酒井正次
    音楽 大野克夫
    製作者 多賀英典、内牧二郎、岡田裕
    製作会社 ニュー・センチュリー・プロデューサーズ

    出演 (配役)
    内田裕也 (キナメリ)《突撃レポーター》
    渡辺えり子 (キナメリの妻)
    麻生祐未 (少女)《謎の存在》
    原田芳雄 (TVプロデューサー)
    殿山泰司 (キナメリのマンションの隣人)《どすけべ》
    常田富士男 (刑事)
    ビートたけし (殺人犯)《わしが殺ったんや■田》
    スティービー原田 (殺人犯)
    郷ひろみ (伝説のホスト)
    片岡鶴太郎 (ホスト)
    桑名正博 (バーの客)
    安岡力也 (バーの客)
    篠原勝之 (バーの客)
    村上里佳子 (バーのママ)
    小田かおる (芸能レポーター)
    片桐はいり (ホストクラブの客)
    趙方豪 (レポーター志願の若者)
    梨元勝 (芸能レポーター)
    嶋大輔 (本人)
    三浦和義 (本人)
    桃井かおり (本人)
    おニャン子クラブ
    逸見政孝 (フジテレビアナウンサー)
    横澤彪 (フジテレビプロデューサー)
    螢雪次朗 (芸能情報屋)《ガセネタばかり》
    高橋良明 (神戸のヤクザの生意気な子供)
    タモリ (ナレーション)
    ほか 。

    メモ1📝
    内田裕也が芸能レポーター、キメナリに扮し1985に実在に起きた出来事(芸能イベント、事件、事故、カルチャー現象)の現場にマイクとカメラを持ち込み《真実》を追求しようと奔走する中で消費的社会の中でやがて自分をも見失う姿を描く意欲的な作品。原案/脚本は内田裕也、監督はピンク映画出身でこれが一般劇場映画デビュー作となった滝田洋二郎。

    メモ2📝
    《社会派》を目指してこの世界に入ったスナメリ(内田裕也)だったが現実の姿は《社会派》には程遠かった。芸能人のゴシップ関係の仕事ばかりでバーに行けばかつて取材した柄の悪い連中に絡まれる始末。「恐縮です…」と言いつつ相手構わずマイクを向けるクソ度胸だけがキナメリの売りだった。様々な現場に我々には知る権利があるというジャーナリズムを掲げ現場に突撃するキナメリだったがある事件を機に己の存在に疑問を抱くようになる…。

    メモ3📝
    虚構(作りもの)をさぞ現実(ほんもの)のように作ることを《モキュメンタリー》というそうです🤓この作品もその分野に含まれるかもですね🤔実際この映画で取り扱った1985年に起きた事件や出来事は豊田商事事件+豊田商事会長刺殺事件、日航機墜落事故、山口組と一和会の抗争、ロス疑惑、松田聖子と神田正輝の結婚式、桃井かおりと奥平哲朗(誰ですか?)の交際、石原真理子と玉置浩二の交際(劇中だと名前変えてたかも)、ジャパゆきさんって感じかな🤔豊田商事会長刺殺事件の本物の映像は当時ワイドショーで普通に放送されてましたからね🤔再現度は見事ですね。タケちゃん怖い😬ロス疑惑(疑惑の銃弾ね)も当時ワイドショーで延々とやってましたね。日航機墜落事故のシーンはカットされてるバージョンあるみたいだけどこの作品だとノーカットですね。

    メモ4📝
    芸能レポーターから突撃取材される側の内田裕也が芸能レポーターやったら面白いんじゃないの?という逆説的発想が構想の出発点だったと思うんだけど、作り手が想像しなかったモノが浮かび上がった感じしますね🤔ドラマ「エルピス」での深夜のバラエティー番組=社会派(報道番組)に通じるものを感じましたね🤓

    メモ5📝
    フジテレビの人気番組やアナウンサー、プロデューサーが出演してるけど渦中真っ只中のいま観ると何か感慨深いですね🤔
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  • 274α9EROlg8skM
    2025/03/06(木) 02:58:22 ID:SFeElP760




    📹Special Thanks🎤Criteria Film


    キナメリ(木滑)が変化して途中スナメリ(小型イルカ)になってますけど、とんだ入力ミスです🥴この映画様々な理由(?)で削除される可能性高いから早く観た方が良いかもよ🤠
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  • 275α9EROlg8skM
    2025/03/08(土) 02:19:05 ID:1oja8.T60
    『 ポルノスター 』 (1998)

    監督 豊田利晃
    脚本 豊田利晃
    撮影 笠松則通
    編集 深野俊英
    音楽 dip
    音楽プロデュース 中西大輔
    企画 有吉司、孫家邦
    プロデューサー 竹井正和、菊地美世志
    製作 リトルモア

    出演 (配役)
    千原浩史 (荒野)《渋谷にやってきた謎の青年》
    鬼丸 (上條)《デートクラブ経営者》
    杉本哲太 (松永)《新興勢力のヤクザの幹部》
    緒沢凛 (アリス)《デートクラブ嬢》
    広田レオナ (5スター・プッシーキャット)《情婦》
    KEE (銀次)《上條の仲間》
    KENTA (マムシ)《上條の仲間》
    奥田智彦 (ボンド)《上條の仲間》
    上野清隆 (ユウスケ)《上條の仲間》
    鈴康寛 (龍雄)《組長の付き人・息子?》
    麿赤兒 (組長)《松永に手を焼いている》
    川瀬陽太 (李)《松永の子分》
    中沢青六 (テツ)《路上チケット売りのヤクザ》
    ほか 。

    メモ1📝
    助監督時代に書いた脚本「王手」(阪本順治監督・1991)でその才能を認められた豊田利晃の監督デビュー作。渋谷の裏社会に生きる若者たちを鮮烈に描いたヴァイオレンス・厶ービー。撮影は石井聰互監督、阪本順治作品でおなじみの笠松則通。

    メモ2📝
    渋谷に大量のナイフが入ったバッグを下げた青年 荒野(千原浩史)がやってきた。路上で違法チケットを売っていたヤクザ テツ(中沢青六)に絡み「ヤクザはこの世界にいらん」とケンカを吹っかける。テツは事務所でヤキを入れてやろうと荒野を従えて渋谷の長い坂を登っていく。

    ヤクザの事務所ではかつて渋谷で《伝説》と呼ばれていたが現在はデートクラブの雇われ店長に甘んじている上條 (鬼丸)と仲間たちは組長 (麿赤兒)から組の盃と渋谷のシマを荒している松永 (杉本哲太)の暗殺を依頼されていていた。

    血まみれのヤクザ テツと共に事務所に乱入してきた荒野に一同パニック状態となるが、結局荒野は捕らえられ組長は上條に荒野の処分と松永暗殺を念を押される。

    メモ3📝
    この映画は「さらば愛しき大地」と同じでこれまで何十回も観てる作品です🤓でもVHSだったから今回クリアな映像で観れて感激しました🤓評価は変わらないですね。これ傑作ですね🤠荒野演じた千原浩史(またの名は千原ジュニア)の松本大洋顔というのかな…🤔そのファッションと相まって存在感が凄いですね。後に豊田利晃監督は松本大洋原作の「青い春」を映画化してますからね(これも傑作だけど)上條演じた鬼丸もいいんだよね。松永演じた杉本哲太は血管ブチ切れそうなハイテンションな演技は素晴らしいですね🤠もしかしたら松永の役名は黒澤明監督の「野良犬」からかな🤔組事務所での惨劇後のカメラワークは「タクシードライバー」のオマージュを感じましたね🤓

    メモ4📝
    撮影が渋谷でのオールロケなんだけどそれもこの映画の魅力ですかね🤓そのせいか登場人物たちがリアルに生きているのを感じるんですよね🤔撮影の笠松則通の貢献も大きいですね🤓
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  • 276α9EROlg8skM
    2025/03/08(土) 02:45:14 ID:ImPVIdCU0




    🤓Special Thanks🤠ユージュ


    ラストシーンのアリス(緒沢凛)って《真昼の亡霊》なんだろうか🤔それとも一命を取りとめた本人なんだろうか🤔皆さんはどうよ?🤓
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  • 277α9EROlg8skM
    2025/03/11(火) 02:24:52 ID:dTzDDwzQ0
    『 乱 』 RAN (1985)

    監督 黒澤明
    脚本 黒澤明、小國英雄、井手雅人
    演出補佐 本多猪四郎
    撮影 斎藤孝雄、上田正治
    撮影協力 中井朝一
    美術 村木与四郎、村木忍
    衣装デザイナー ワダ・エミ
    音楽 武満徹
    エグゼクティブ・プロデューサー 吉川勝己
    プロデューサー セルジュ・シルベルマン、原正人
    プロダクション・コーディネーター 黒澤久雄

    出演 (配役)
    仲代達矢 (一文字秀虎)
    寺尾聰 (一文字太郎孝虎)
    根津甚八 (一文字次郎正虎)
    隆大介 (一文字三郎直虎)
    原田美枝子 (楓の方)
    宮崎美子 (末の方)
    野村武司 (鶴丸)
    井川比佐志 (鉄修理)
    ピーター (狂阿彌)
    油井昌由樹 (平山丹後)
    加藤和夫 (生駒勘解由)
    松井範雄 (小倉主馬助)
    伊藤敏八 (長沼主水)
    東郷晴子 (楓の老女)
    南條玲子 (秀虎の側室)
    加藤武 (畠山小彌太)
    田崎潤 (綾部正治)
    植木等 (藤巻信弘)
    加藤精三 (畠山小彌太(加藤武)の吹き替え)
    ほか 。

    メモ1📝
    シェイクスピア三大悲劇の1つである「リア王」と毛利元就の「三子教訓状」(三本の矢が有名)をベースとし架空の武将 一文字秀虎と3人の息子たちの家督相続をめぐる血まみれの権力争いを描いた制作費26億円の日本とフランスの合作映画。

    メモ2📝
    時は戦国時代。御年70を迎えた一文字秀虎(仲代達矢)は隣国の領主 藤巻(植木等)と綾部 (田崎潤)と猪狩りに興じていた。宴の途中で秀虎は居眠りをしてしまう。同席の長男の太郎 (寺尾聰)と次男の次郎 (根津甚八)は客人の手前その姿を恥じ退席するが、三男の三郎 (隆大介)は秀虎が陽射しに焼かれないように枝を切り地面に立てて日陰を作り退席した。

    秀虎は恐ろしい夢を見て目覚めた。若い頃は非道の限りを尽くしてきたのだった。秀虎は皆んなを集め今日限りで自分は隠居し 太郎、次郎、 三郎にそれぞれ自分の城を与え自分は客人として静かに余生を送りたいと言う。太郎と次郎は取り繕った言葉しか述べなかったが三郎は親子の関係すらも危ういこの乱世の時代に平和ボケした父親をなじる。秀虎は怒り三郎と家臣の平山丹後 (油井昌由樹)をその場で追放処分とする。

    一文字家から追放された三郎と丹波は身の危険を感じ馬を走らせた。追手が近づいて来る。しかしその追手の正体は三郎の正直さと勇気に惚れた藤巻だった。藤巻は行き場のない三郎にぜひ娘婿になってほしいと追ってきたのだった。三郎は快く了承した。丹波も誘われたが大殿 秀虎の身を案じ自分はこの場所に残る決断をする。

    メモ3📝
    黒澤明監督最後の時代劇になるんですね🤔構想は「影武者」よりも先なんですけどね。ビートルズのアルバム「アビーロード」と「レットイットビー」みたいな感じですね🤓前にちょこっと書いたけど「ゴジラ」の本多猪四郎監督が演出補佐としてこの作品から参加してますね。「影武者」で俳優陣と黒澤監督との間で溝が出来てしまって(主役の勝新太郎降板からすでにその予感があったかも)黒澤監督と俳優、スタッフの間に入り中和させる役目として配属されたようですね🤔前に紹介した「夢」のメイキングドキュメンタリーでの《ひな祭り》の撮影シーンが正にそれですね🤠

    メモ4📝
    楓の方演じた原田美枝子はこれが黒澤映画初出演。堂々たる演技素晴らしかったです🤓次郎との長回し(兜を投げて短刀を突き付ける一連のシーン)はマルチカメラで撮っててこれ緊張しただろうなあ~って思いましたね。根津甚八は「影武者」に続いての出演。勝新降板の原因となった「おう、根津、今日リハでカメラ回すからな。」と楽屋で言われた人ですね🥴根津甚八と原田美枝子の組合せって「その後の仁義なき戦い」(工藤栄一監督)だもんね。転生輪廻した2人かもね🤔

    メモ5📝
    藤巻演じた植木等も黒澤作品初出演。すごく良い役じゃないですか。いかりや長介は鬼だったのに😀丹波演じた油井昌由樹は「影武者」に続いて出演で彼はそれまで俳優未経験者だったのが面白いですね🤓鶴丸演じた野村武司は現在は野村萬斎です。井川比佐志演じた鉄修理(くろがね・しゅうり)は高倉健をイメージして書いたそうです。実際オファーしたけど「居酒屋兆治」の撮影に入っていたので断わったそうだけど後で後悔したそうです。私も観てみたかったなあ~🤓
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  • 278α9EROlg8skM
    2025/03/11(火) 02:48:11 ID:4HCmXbh60




    🏯Special Thanks🏯cine ofsc


    そんなわけで邦画特集第二週目もよろしくです🤓



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