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市側がセッティングした宴席を終え、会社に戻った幹部3人
本社の会議室ではなく、社員の福利厚生用ジムの中の小部屋に集まっている
部屋の時計は既に22時を過ぎているが、誰も家に帰る様子はない

常務「それじゃ、ここからは取締役会ということで、最重要事項を決めていきましょうw」
社長「そうだなw 専務、会議の記録動画の準備はOKなのか?」
専務「音声含めてチェック済です 今夜は書記役がいないので複数のカメラで撮影しています」
社長「わかった それでは臨時取締役会だ 議題は「新配送センター(仮称)設置案件」1件」
常務「発言します 今回の候補地のF市、U市とも総合評価の評点に差はありません」
社長「そうだな なら、どうやって選定すべきか、参加者の意見を求める」
専務「発言します 評点が同じなら、本社に近いF市を選定するという選択肢があります… が、」
社長「が… どうした?」
専務「この場で、U市のS主事から再プレゼンの要望があるようなので、その承認を求めます」
社長「F市が不在で不公平な気もするが、今回は特例で認めよう」

議長役の社長が承認するとすぐ、隣にある更衣室からS姫が、小部屋内に連れられてきた…

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