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10代の頃から30年以上活動してきた。はじめは高校の同級生と後輩。
生徒会長をしていた清楚系で美人の同級生が、制服の上から見るより巨乳だと知ったのは風呂上がりを見て。
後輩の可愛い子が網戸にレースのカーテンだけという無防備な状態で着替えたり、腋の毛を抜いたりするのを見たのも高校生の時。
大学時代は一人暮らしをしている同級生や、近所の学生アパートを中心に見まくった。ひどい時は自分の彼女の部屋も。
就職した後は、近くにある大学や専門学校の近所を中心に、断続的に見てきた。
彼女や浮気相手やセフレがいても、他人の生活を観察する欲求は別腹だった。
職場の同僚や後輩たちも見てきた。美人の彼女と同棲している先輩の部屋に毎晩のように通った時期もあった。やはり知っている人の痴態を見るのは面白い。
「あぁ、この人はこんなに甘えるのか」「大人しそうに見えて激しいんだな」など・・・。
きっちりした後輩が、雑然とした部屋でだらしなく過ごして、彼氏が来る前日に全力で掃除をしたりとか。
いつの間にか年を取って、結婚したり子供ができたり、生活環境は変ったけど、こればかりは止められず、断続的に繰り返していた。
幸い、不規則な仕事で家族に怪しまれることは無かったが、体力的にきつくなってきた。
それに、以前なら多かった収穫がどんどん減ってきた。
まず、若い人の数が絶対的に減った。そして、セキュリティが高まった。さらに、カップルでも何もしないという人が増えた。リスクを負うのが割に合わない。
先週、久しぶりに出かけた先で、パトカー2台が止まっているのを見た時に、足を洗おうと思った。
たぶん、自分にとってこれほど興奮することはないのだけれど、潮時だ。
できることなら、最新の録画機器でも持って、90年代あたりに戻りたいものだ。

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