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それから2〜3ヶ月たった真夏のある日のこと。
彼女が同行にくる日。前日からLINEに(明日はよろしくお願いします!)って可愛い絵のメッセージ。
彼女とのLINEのやり取りは同僚で俺だけ。(多分きっと)
こっちも嬉しかったし、やはり興味持ってくれているんだな。

だがそこは【 超変態 】の俺。
正当法なやり方は面白くなかった。

その日、真面目に同行し仕事して 

‥‥本当は仕事なんてどうでも良く、彼女の家を突き止めたいだけ‥‥

事務所に帰る途中、なんとなんと線状降水帯で集中豪雨に見舞われてしまった。
道路は冠水しているし、(危ないから待機しよう)と言ってコンビニで途中待機。
雨は止まずに夕方になってしまった。
(今日はオフィスに戻るの?ヤバいんじゃない?)
(困りました、傘持ってきて無いんですっう)
(上司の◯◯さんに電話しなよ、今日は無理だって)
(そうですね、わかりました!)
みたいな会話。結局、彼女は直帰する事に。

そして、(大雨だから送って行くよ!)
(えぇ〜良いんですか?反対方向ですよ)
(いいよ、こんな大雨で見捨てられないよ)
って感じの会話で、彼女を自宅まで送って行く事になった。

雨が弱くなるまで一緒に車に乗っていたかったけど、雨が弱くなったら (この辺で) みたいな手前で降ろす事になったら残念過ぎるので大雨の中を強行突破した。

集中豪雨に感謝だ!



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>>748

雨は前も見えない位に降っている。
彼女の自宅のおおよその場所を本当は知ってるのに、わざとらしく案内してもらう。

(そこを曲がって〜こっちですっ!あっそこの細い道です。あの黄色の家ですっ!)

彼女は何の疑いも無く自宅を教えてくれた。
こんな超変態の俺を信頼してくれてるんだなぁ。
‥· ちょっと申し訳ない。
なんと、当初リストアップしていた家とは違って、大きな敷地の古い家の裏側にある築20年位の古くも新しくもない家で、俺は完全に見逃していた。

大雨の中、「ありがとうございました!せいのっ!」とドアを開けて車を降りると急いで玄関まで小走りに行って、最後にこちらを振り向いて可愛い顔で笑って手を降ってくれた。

俺はクールな表情…本当は興奮ぎみで…で軽く手を上げその場を去った。

やった!やったぞ!
これで遂にロックオンだぜ!
物凄い高揚感!

でも、彼女の気持ちを裏切るような気がして悪い感じがする。
だがそこは 【 超変態 】 。 
直ぐに行動開始した 。 。 。

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