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>## 2. 中国の無駄な排出と「不公平感」について

>アメリカの国民感情や、トランプ政権(およびその支持層)が抱いてきた「中国だけずるい」という不公平感は、国際交渉において極めて重要なポイントです。

>### 「世界の工場」の無駄とその実態

>ご指摘の通り、中国における「使われないインフラ」や「野積みされたEV」は、資源とエネルギーの巨大な浪費です。

>* **不動産問題:** 中国の空室率は深刻で、建設・維持に伴うCO2排出量は中国全土の排出のかなりの割合(約25~30%が建設関連)を占めます。これを止めることは、地球規模で見て極めて大きな削減効果があります。

>* **EVの墓場:** 補助金目的で作られた粗悪なEVが放置される現象は、まさに「脱炭素」を名目にした本末転倒な資源消費と言えます。

>### なぜ中国は義務を負っていないように見えるのか?

>ここには「パリ協定」の構造的な問題があります。

>* **途上国扱い:** 中国は世界第2位の経済大国ですが、国連の枠組みではまだ「発展途上国」として扱われる場面が多く、先進国よりも緩い削減スケジュールが許容されています。

>* **「累積排出量」の議論:** 中国側は「欧米は過去100年以上、石炭を燃やして豊かになった。我々が今さら止めるのは不公平だ」という主張を崩しません。

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>### 解決の糸口:炭素国境調整措置(CBAM)

>現在、欧州などが導入を進めている**「炭素国境調整措置」**は、まさにこの不公平を解消するための「関税」のような仕組みです。

>>> **仕組み:** CO2を大量に出して作られた安い製品(中国製など)を輸入する際、その分だけ税金をかける。

>これにより、中国側も「無駄に排出して作ると損をする」状況に追い込まれ、結果として無駄な乱開発や過剰生産を抑制する圧力がかかると期待されています。

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>### 次のステップへの提案

>「他国に削減を強いるための経済的な武器(関税や貿易制限)」が、具体的にどのような形で日本の産業や私たちの生活に影響を与えるのか、興味はありますか?あるいは、最新の「CO2を資源に変える(コンクリートに混ぜる等)」といった、捨てる以外の活用法についても解説可能です。

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