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結局、それからしばらく、行ける日にはナオちゃんカップルを見に行くようになっていた。
半同棲状態で、2回に一回くらいは二人が部屋にいて、ほぼ何らかの収穫はあった。
カーテンがきっちり閉まっていたことは殆どなかったし、裸や下着姿なら、だいたい見られた。
そして、部屋の電気をつけたまま、ベッドでいちゃつき、全裸になり、彼女が気持ちよさげな表情をしたり
彼のを咥えて激しめに動くのもしっかり見ることができた。
バックで挿入すると、胸が前後に大きく揺れて、意外と冷静に「あんなに揺れるのか」と思った。
Hのようすはもちろん興奮したし、帰ってすぐに記憶をオカズにして、あっという間に抜いた。

一方で、カーテンが閉まっていたり、電気を消された時にも発見があった。
ワンルームのアパートで、玄関のドアについている郵便受けに耳をつけると中の音が聞けるのだ。
会話までは無理だが、大きく喘いでくれると、かなり明瞭に聞けた。
ナオちゃんの「気持ちいい」とか、彼氏の「ナオ!ナオ!イク!イク!」というのは忘れられない。
この彼氏(会ったこともある)は、いつも最後に彼女の名前を呼ぶようだった。

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