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>>239 続き
仲良くなった瞳への背徳感でいっぱいです
彼女は今でも全く気付いていません
書くことを躊躇していたらいつの間にか埋もれてしまいました
でもせっかくここまで書いたので続けたいと思います
夏の備忘録として・・・


俺は立ち上がり、窓を弄ってみる。
再び金属フレームを指で浮かし、ガラスを引っ張ると湯気で濡れているせいか、さらに簡単に隙間が開いた。

3ミリ‥·5ミリ‥·1センチ‥·1,5センチ‥·3センチ

ハァハァドキドキ

これで瞳さんが入って来れば確実に覗ける!

撮影はどうだろう?
なんとかなりそうだ!
結局3センチいや1,5センチでも目立ってしまいそうで、1センチ程の隙間にして待機する事にした。
その1センチの隙間から中を覗くと、お風呂場と脱衣所の間のサッシは開いたまま。薄暗く脱衣所の様子が解る。

ドキドキドキ‥·...

瞳さんはまだか?いつ帰ってくるのか?・・・ドキドキドキ‥‥‥....その時!

PM8:30分頃

カツッ カツッ カツッ・・・・あっ、足音がする!

玄関前の階段を登る足音だ!
緊張が走る

「ただいま〜っ!」

うあっ!帰って来た!!瞳さんの声がした! 本当に帰って来てしまったんだ!
どうしよう・・・ドキドキドキ‥·ドッドッドッド・・・・心拍数が更に高まった
来た〜っ瞳さんが帰って来た〜...本当に帰って来ちゃったよ・・・いいのか?

カタン トントントン ・・・室内を歩く音がする

「ただいま〜」・・・・「おかえり」・・・・家族の会話が聞こえて来た

ヤバいよ!ヤバいよ!これは現実なのだろうか?・・・いいのか俺
ふわふわして地に足がついてない感覚

2年半近く憧れ続けた瞳さんが・・・一緒にビジネスを頑張って来た関連会社の瞳さんが ・・・
大好きな瞳さんが・・・いよいよ本当に罠に掛かろうとしている

ヤバイよヤバイよ!帰って来ちゃたよ!・・・と思った次の瞬間










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