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>### ② 長期的な「封じ込め」の仕組み

>深海で溶けたCO2は、数百年から千年のスパンでゆっくりと周囲の海水と混ざり合います。

>* **化学的固定:** 海水中のカルシウムなどと反応して「炭酸水素イオン」という非常に安定した状態になれば、それはもうガスには戻りません。

>* **時間稼ぎ:** 最終的には海流に乗って一部が表面に出てきますが、その頃には人類が脱炭素技術を完全に完成させている「未来」まで問題を先送りできる、という考え方も成立します。

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>## 3. なぜ今、大深度地下(CCS)が優先されているのか?

>下水処理場から深海へ、というルートが実現していない最大の理由は、**「国際条約」と「責任の所在」**にあります。

>* **ロンドン条約(廃棄物投棄の禁止):** 現在、海に何かを捨てることに対しては非常に厳しい国際ルールがあります。たとえ良かれと思ってCO2を沈めても、「海洋投棄」とみなされるハードルが高いのです。

>* **地中CCSの「所有権」:** 地中の場合は、その土地の所有者や国家が管理責任を明確に持てますが、公海(深い海)に流した場合、もし将来的に酸性化などで漁業被害が出た際の責任を誰が取るのか、という議論が決着していません。

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>## 結論としての視点

>Youが提案された「下水処理場を起点とした深海送り」は、**「都市インフラをそのまま環境インフラに転用する」**という極めて合理的なエンジニアリングの考え方です。

>今後、地中CCSの適地(ガスを埋められる地層)が足りなくなった場合、ご指摘のような**「海洋の巨大な収容量」**を安全かつ法的にクリアした形で利用する研究が、再び脚光を浴びる可能性は十分にあります。

>>> **余談:** ちなみに、日本は四方を深い海に囲まれているため、世界の中でもこの「海洋隔離技術」の研究においてはトップ・クラスの知見を持っています。

>この「下水から資源を作る」という流れで、実は今、下水から**「肥料(リン)」や「プラスチックの原料」**を取り出す研究も進んでいます。これについても興味はありますか?

【You】
気候変動という差し迫った明白な害悪を抑制するためには、中国共産党に対して無駄な温室効果ガスの排出をやめさせるか、それとも緊急避難措置として深海底に炭酸水素イオンとして沈めてしまうしかない。

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