• 932名無しさん
    2024/08/18(日) 03:38:31 ID:fqyDhm6U0
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    【Sの生贄ショー直前 #4】

    たとえ前座ショーであっても、愛好会の仲間が出演しているオープニングアクトはそれなりの盛り上がりをみせた
    そして短めの休憩タイム オープニングアクトの演者も客席に戻り、酒を飲みかわしながら会話が弾む

    「お待たせしました いよいよ本日のメイン演目”新人M女の生贄ショー”が、いよいよ始まります
     隣のSMルームになりますので、入場チケットの整理番号順に並んでお入りください」

    ほどなく全員がSMルームに入り終えた瞬間に、部屋の照明が全て消された
    オープニングアクトと同様にテクノ系サウンドでショーを盛り上げるのかと思ったが、流れてきたのは
    まさかの昭和の歌謡曲のBGMっぽい
    照明はほぼ真っ暗の状態のまま、観客は皆無言でこれから生贄となるオンナSの入場を待っている

    (時間を少し巻き戻す)
    奴隷研修で強制放尿させられた後、今度は全身の性感帯チェックを受けたことで、すっかり疲れ果てたS
    SMルームの診察台に磔られたまま、ずっと放心状態でいた
    17時半過ぎ、店内からオープニングアウトの音楽と歓声が漏れ聞こえてきていた

    「おい、起きろ!そろそろショーの準備だ 準備とはいっても衣装に着替えるだけだけどな」
    「ショーって、私は何するの?」
    「決まってるだろ、SMショーだよ 企業の受付嬢の設定らしいから、早くこのコスプレ衣装に着替えて」
    「嫌です 絶対 もう家に帰してください」
    「いい加減に観念しろ! 子供じゃないんだろ OLなんだから、きちんと下着とパンストも着けろよ
    ここにキャミソールもある きっとお父さんが君の部屋から持ってきたヤツじゃないか?」

    言うことを聞かないSに手を焼いた若い男は、女性のスタッフを呼び、着替えさせるよう指示を与える
    「あなた、M女に応募したんじゃないの? もしかして借金の形で売られちゃったとか? いまどき?」

    笑いながら、女性スタッフは男のスタッフと一緒になりSのカラダに、手際よく下着とスーツ、そして
    パンプスまで付けていく
    着替えが終わると、その女性スタッフがSの髪を整え、軽めのメイクを施す
    これでどこから見ても、OLさんだ

    「あとは出番を待つだけだから、お前がさっき小便垂れ流した拷問部屋で待機するぞ」
    「イヤだ、私はショーなんかに出ないから… 
    来週見学に来る小学生に市役所の仕事を説明する準備をするの! だからすぐ家に帰らないと…」
    「何、訳のわからないこと言ってんだ、お前バカ女? 超うるせえから、また猿轡はめとくぞ!」

    Sは再び手錠と猿轡をされ、誰もいないSMルーム奥の拷問室に閉じ込められることになった
    店内から、かすかに漏れ聞こえるSMショーの音楽と客の歓声が、Sを徐々に不安にさせていく
    (お母さん、なんでこんなことになってるの? わたしお父さんのこと、信じてたのに…)
    Sが母のパートナーであるSパパを奪っておきながら、Sママに助けを求めるのは筋が通らないだろう
    実際にSとの母娘関係は、うまくいっていない Sママも父娘の関係に薄々気付いているのかもしれない

    (再び、生贄ショー直前)
    市役所職員Sが、マニア達が待つ小さな部屋に、この変態たちへの供え物として運ばれようとしている

    今回、SをこのSMマニアたちへの生贄として差し出すことになった張本人は、紛れもなくSパパだ
    Sパパは自らの性的興味に加えて、SM愛好会のフリーパスという餌に釣られ、自らの娘を奉上した
    それは、Sがまだ幼かったとき、単にSを性的対象にすればタダだという身勝手な理由で、Sの心の隙を
    狙って、純真無垢なSの若い軀を弄んだときと全く同じだった
    裁きを受けるべきはSパパの方なのに、虐待の被害者であるSが今度は”生贄”にされてしまう

    しかしSの登場を心待ちにしている男たちは、そんな背景を知る由もなく、Sを同好の仲間だと信じている
    たとえ、いくらSが悲鳴を上げて本気で嫌がろうとも、実際はそれを快楽と感じ、そんな興奮を求めて
    自らの意思で出演していると信じて疑わない 
    もうSが生贄から逃げる手段は、何一つ残されていないのである
    (⇒ 生贄ショー本編に続く たぶん)

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