不祥事教員&予備軍の皆様へ
前回の座談会の資料をブログにアップしました。
不祥事を再発させないための働き方について取り扱っています。
何かしらの問題行動があった方にとって最優先事項は「再発させない」であり、そのためにどのような対策をうつかを考えていかなくてはならないのですが、そこを中途に「汚名返上しなくては…!」と過剰に頑張りすぎる人はどこかで「もうあんなことはしない」と油断しているだけなのかもしれません。
https://www.husyouji-kyouin.com/post/%E5%86%8D%E7%99%BA%E3%81%95%E3%81%9B%E3%81%AA%E3%81%84%E5%83%8D%E3%81%8D%E6%96%B9%E3%81%A8%E3%81%AF
日頃から頑張っていて、でもなんだか自分が損をしているような。そんな感覚が積み重なると、心は無意識に攻撃先を求めます。その鬱屈とした感情が「頑張っているのに自分みたいな人間にはよってこない」「仕事の負担が少なく、スイーツを食べたりなんだか楽しそうに生きてる気がする」「昔よく女子にバカにされた気がする」といった無意識の内に作られていた女性嫌悪戸合体すると、女体好きの女嫌いが誕生し、女は嫌いだけれどもポルノは大好きで女性がひどい目にあったり個人情報を晒されたりしている様子に強く心を惹かれるようになったりします。
後半だけ直したり誤魔化したりしようとしても意味はありません。
問題の根本は前半部分にある。
頑張りすぎたり、仕事と私事の境界があいまいになったり、抱え込みすぎたり、場合によっては先天的な能力の凸凹に気付いてなかったり。そうした問題の大本を解決する方法を探らないと、淀んだリビドーはいつかあなたを攻撃してくるかもしれません。
https://x.com/krZ9Qt5qTgW4yUO/status/1849466023470321833?t=8rZqImc5cotfskLkBj2XkA&s=19
自助グループ、11月9日(土)にやります。
不祥事後の生活立て直しや再就職への相談にものれます(当方社会福祉士)ので、興味がある方はフォームから参加申込をお願いします。
教員の不祥事が続いております。
学生時代に強い思い入れがある人は、先生になると劇薬になる可能性があると自覚しておくのも手です。滅茶苦茶良い教員になることもあれば、思い入れが強いからこそ自他の境界が崩れ不祥事や心を病むことに繋がることも。
どこかで仕事と割り切る視線も大切です。
ただし、環境面で滅私奉公を続けなくてはいけない…という状況が続くこともあるでしょう。
こうした状況ではどうしても法や規範のルールを無視したグレーゾーンでの対応が発生してきます。グレーゾーンは危険です。自身が安定しており、様々な境界線が見えているときでさえグレーゾーンを上手に使いこなし続けるのは卓越したバランス感覚がなければ難しい。
余程マルチタスクや割り切りが得意という人でない限り、心身が不安定な状態で抱えるグレーゾーンは病や不祥事の元となります。
本来であればそうしたカツカツの状態にならないよう人材確保し、教員本来の業務に集中できるよう環境を整えるのが必要な教育施策だったはずなのですが、日本では逆に雑務の全てを教員のグレーゾーンに押し込んで誤魔化してきてしまいました。
そのしわ寄せが、現在募集人員が埋まらなかったり、病休が多かったり、不祥事が病まない背景になっている。
つまり何が言いたいかというと。
貴方が滅私奉公せざるを得ない状態なのは教育施策の失敗と、それを糾弾しなかったかつての教員と、見て見ぬふりをして押し付け続けた社会に八割がたの原因があります。だから、「何かおかしい」と感じる時は休む権利を行使していいのです。
特に部活に関しては法的にも教員のメインの仕事枠に入っていない業務。
辛い時は休みにしてもいいのです。
OBやOG、保護者等は色々言うかもしれませんが、そこで無理して抱え込むことが不祥事の遠因になることも多々あります。
教育現場はかつかつです。一部の何も考えない教員は案外楽しく教育ごっこに興じてることもありますが、大方の現場では真面目な人ほど心をすり減らしている。擦り切れて弾けてしまいそうなのは貴方だけじゃありません。だから弾ける前に勇気を持って休んで下さい。
その勇気ある行動が、同じ境遇にある悩める教員の救いに変わります。
自分ができなかったことを書くのは心苦しいのですが、私のように誤った対処法で無茶を回そうとする前に、別ルートを選択できることを祈っています。
11月9日の座談会ですが、オンライン参加も受け付けております。
参加を希望される方は以下のフォームから連絡ください。
よろしくお願いします。
https://www.husyouji-kyouin.com/
依存症の回復を目指す際のポイントの一つは「本人の責任は本人に返す」ことです。本人のつらさや責任を負いきれないという不安は受け止めつつも、本人が負わなくてはならない責任(人生の選択や回復への歩み)については他者が背負わない。
部活の対応、いじめの防止、家庭で行き届かない躾エトセトラエトセトラ…何でも教員の責任になる時代ですが、このまま教員依存症のように教員に寄りかかり続ければいずれ折れるのは目に見えています。
負うべきではない責任を自分から負いに行ってはいませんか。
その姿を賞賛する人もいるでしょう。
ただ、生徒や保護者のために負ってはいけない責任まで負ってしまうのは、長期的な目線で捉えれば双方のためになりません。
そろそろ学校によっては進路、赤点の危険、退学や転学といったヘヴィな悩みが表面化してくる時期かと思います。
時にはグレーゾーンで仕事の枠を超えて支えなくてはならない時もあるでしょう。
ですが、それが通常運転になってはいけない。過度な支援は相手のストレングスを奪ったり、グルーミングなどにも繋がりかねない危険なものであるという認識は忘れないようご注意下さい。
ネットで妄想を強めていき、平然と加害的な発言や行動をする人が沢山みかけられる時代です。
ネットは基本妄想増幅器。
妄信は危険です。
https://www.husyouji-kyouin.com/post/%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%A8%E3%81%AE%E8%B7%9D%E9%9B%A2%E3%81%AB%E6%B0%97%E3%82%92%E4%BB%98%E3%81%91%E3%81%AA%E3%81%8D%E3%82%83%E3%81%84%E3%81%91%E3%81%AA%E3%81%84%E7%90%86%E7%94%B1%EF%BC%88%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E3%81%AF%E5%A6%84%E6%83%B3%E5%A2%97%E5%B9%85%E8%A3%85%E7%BD%AE%E3%81%A7%E3%81%99%E3%82%88%EF%BC%89
善人であることと、盗撮や痴漢、わいせつ行為、パワハラといった問題行動は両立します。
自分はいい人間であろうとしている人の中にも、いやそうした人の中にこそ「言い訳のきく加害行為」に魅せられる心が芽生えることはあるのです。
「見つからなければ犠牲者はいない」「相手も求めていた」「指導の一環」
…どれも理論に穴があることは本人にもわかっています。けれど止められない。善人であるために溜めに溜め込んだ不満が、言い訳のききそうな隙間から漏れ出ていく。
こうした場合、単にやめなくてはと思うだけでは抜けられないことが多いです。
見直さなくてはならないのは、善人であろうとする生き方にあるからです。
不祥事教員および予備軍の座談会は、国内では初の「不祥事教員とそこにいたる不安を持つ者のための自助グループ」となります。
あえて不祥事教員をテーマにしたのは、学校という特殊な環境への過剰適応あるいは適応不全から起きてくる不祥事がある程度の数存在し、それについて本気で論じて本気で回復に向いていくためには既存の依存症や、加害行為の自助グループでは痒い所に手が届かない面があると感じたためでもあります。
月1回、第二土曜日に開催しているので、気になる方は以下からお願いします。
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元熱血教員で不祥事教員、現社会福祉士のぬっぺふです。
自身の経験を元に、不祥事を未然に防ぐため、また不祥事を起こしてしまった方の再起を支援するための活動をしています。
性に関する不祥事は特に人には相談しにくいものですが、出来れば戻れなくなる前に皆で対策を話し合ってみませんか?
なお、当掲示板に書き込む理由は
1本物の不祥事教員は不祥事教員という単語を検索できない
2予備軍はその事実を否認していることが多いためやはり不祥事を検索しない
3自身の発信力不足からTwitterでは該当者に繋がりにくい
→予備軍や再発可能性のある不祥事者が集いやすい掲示板への直接投下が最も効果的
との印象からです。
ホームページ上での相談や、ブログでの各種情報提供も行っています。
性的な問題だけではなく、パワハラ、依存症、生きにくさといった悩みに関しても取り扱っています。
なお、掲示板でのレスについても答えられる範囲は答えていこうと思います。よろしくお願いします。
HP
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