社畜のKENTAI集まれ
社畜さんシレッと興奮してて草
「バリカン感染事件」発症③
「このあとバリカンはどうするんですか?」
「どうするも何も、ここは病院。
落ち着いたら空きベッドにて隔離。
自力で家に帰れるまではそこにいてもらう」
社畜の疑問にスレンダーは即答する。
かっこええっす。スレンダー様。
「ヴェェェェ! ゲェ!」
嘔吐音はもうBGMと化している。
「まだ吐いてる…」
後輩達もさっきの驚きとは打って変わって
呆れ始めていた。
バリカンには情けとして
パーテションの目隠しを設置。
そして45リットルのゴミ袋が与えられた。
すみません。
そのゴミ袋、社畜がテイクアウトしても良いですか?
It's a 社畜ジョーク。
勤務室はバリカンのみを取り残して封鎖。
「落ち着いたら医務室にコールして」と指示を出し
一旦全員避難をする。
〜医務室にて〜
「え!?じゃあ感染しちゃったの??」
ゲーマーが取り乱す。
「マジで有り得ない!だって防護服来てたでしょ?」
肉付きがキレ始める。
「防護服だって100%防げるわけじゃないっつの。
はぁ、どうやってBOSSに報告しよう…。」
本日公休のBOSSに対しての弁解に悩むスレンダー。
中々カオスな状況だ。
「で、大丈夫なの?コール全然鳴らないけど」
バリカンの心配をするゲーマー。
確かに…。15分以上は経過している。
生命の心配をしたスレンダーは社畜と共に
再びゲロ部屋を訪れることにした…。
>>221 コメントありがとうございます。
それなりの地位がある人の失態を見ると
かなり興奮してしまう社畜です…。
「バリカン感染事件」 上下の穴から①
「おーい、バリカン? 大丈夫ー?」
勤務室のスライドドアをちょっと開けて
安否確認を行うスレンダー。
返事がない…。
これはヤバいやつでは…。
「…行くよ!」
急いで防護服を身にまとい、スレンダーと社畜は
勤務室に突入する。
臭い
臭すぎる
猛烈に酸っぱい匂いが鼻の奥を襲う。
この匂いでスレンダーも貰いゲロしないかなぁと
社畜は密かに期待していた。我HENTAIなり。
奥の目隠しパーテーションにたどり着き、
「…バリカン? 開けるよ?」とスレンダーが
目隠しを徐々に開ける。
ん? なんか嗅ぎ慣れた匂いがする…。
もしかしてこれって…。
目隠しの向こうにバリカンはいなかった。
あったのは「薄黒い液体」の水溜まりの上に
しっかりと紐が結ばれた体液入りのゴミ袋だけだった
すげー面白い!
けど、画像も……
「バリカン感染事件」上下の穴から②
社畜は知っている。
紛れもない。水溜まりの正体は「糞」だ。
バリカンはウィルスの下の穴への猛攻に
耐えきれなかったのである…。
「はぁ!?」
スレンダーは取り乱す…。
勤務室を引き返し、目に付いた職員に怒鳴りつける。
「バリカンどこいったの!?なぜここにいないの!」
恐ろしいスレンダーの質面攻めにおどおどする職員。
その間をなにやら見慣れた制服が入っている
透明のゴミ袋を持ったおばちゃん職員が横切る。
「ちょっと待ったァァァ!! なにそれ!!!」
スレンダーの標的はおばちゃん職員に変わった。
おばちゃん職員は落ち着いた口調でこう話す。
・勤務室から様子がおかしいバリカンちゃんが
出てきたの。
・どこに向かうのかな?と思って後を付けたら
職員シャワー室に入っていったのよ。
・大丈夫?って聞いたら、「大丈夫です」って。
なにかできることある?って聞いたの。
・「すみません、これ捨ててくれませんか? 」
ってこれを貰って今捨てるところなのよ。
・大丈夫かな?バリカンちゃん。
・あとはバリカンちゃんのロッカーからカバンを
取り出して届けてあげるつもりよ。
もちろんゴミ袋の中身はバリカンの
「うんゲロ汚染された制服と下着である」
なにもかもが黒ずんでいて、下着は何色か
分からなかったでござる。
「……もう帰って。あなた…もう感染してる…」
震えた声でおばちゃんに声掛けするスレンダー。
・でもこれからバリカンちゃんにリュックを
届けないと。
・バリカンちゃん風邪引いちゃう。
・あ、でもこれ捨ててからね。うふふ。
「もう帰ってよ!!!!!!早く!!!」
スレンダーがキレた。
それはそうだ。
ほぼ素手で汚染物を取り扱っているのだから。
※その後しっかりおばちゃんは感染しました。
>>227
かたじけない…
ウイルス怖いっすね…
「バリカン感染事件」 上下の穴から③
顔を真っ赤にしたスレンダーと共に
着替えが入ったカバンを持つ社畜は
素っ裸でバリカンが待つシャワー室へと向かう。
「………」
終始無言のスレンダー。かなりご立腹だ。
自分がうんゲロウィルスの運び屋となっているにも
関わらず、脱糞して勤務室から脱走するという
掟破りを犯したバリカン。
その挙句、自分の体液で汚染された制服を
ど素人おばちゃんに捨てさせるというテロ行為を
実行した。
うん…。バリカン…。中々鬼畜だよ…。
「床、見てみ。これ全部ウィルスだから」
「…?」
下を見ると、ポツポツと黒い液体が点状に
自分たちが目指す方向に続いている。
バリカンのケツ穴はもう制御不能なのだと感じた。
シャワー室に到着。
ここからはスレンダーにバトンタッチ。
当然そうなりますよね…。
状況はスレンダーから聞いた以下の通り。
・シャワー室は勤務室と同じ「酷さ」だった。
・入室したときにバリカンは必死で消臭スプレーを
辺りに噴霧していた。(もちスッポンポンで)
・「ゴメンナサイ ゴメンナサイ」
何を言ってもそれだけしか言わないバリカン。
スレンダーも心身共にボロボロのバリカンを見て、
少し泣きそうになった。
・でも自分のやったことは「危険」なこと。
心を鬼にして怒った。
以上。
あれ、なんだか良い話になってきてないか…
「バリカン感染事件」 残された汚物
スレンダーから清潔な衣類を受け取ったバリカンは
無事に会社を早退した。
しかしまだ社畜達には仕事が残っている。
汚物処理だ。
バリカンのことを考えると男性である社畜が
排泄物を処理するのはかなりアウトなのでは?
しかしスレンダーは「なるべく勤務室での一連の
やり取りにいた職員が適任。
万が一感染したとしても被害は最小限で済む。」
だってさ…。なんてクールなんでしょう。
スレンダーと共に処理をしながら
ふとした疑問をぶつけてみることにした。
「なんでバリカンからコールがない時に、自分をお供に選んだのです?」
「肉付きとゲーマーは今日のことを絶対ネタにする。
バリカンは確かに迂闊だったけど、わざとじゃない。反省もしてる。バリカンの辛さを笑い話にするなんて許せない。だから医務室に2人を置いてきた。」
カッコイイ…。本当に愛弟子なんだな…。
で。社畜をお供にした理由は…?
まぁ、理由なんてもうどうでも良いか…。
社畜はバリカンの嘔吐物、「カリフラワー」を
手袋越しにつまみ上げながら優しく微笑んだ。
バリカン感染事件 第1部 ~完~
長い時間、長文&駄文にお付き合い頂き
ありがとうございました。
事件後、社畜はしっかりと感染致しましたことを
この場を借りてご報告させて頂きます。
おまけに肉付きとゲーマーも感染致しました。
ギリ発症寸前だったバリカンと接触したゲーマーが
原因かと思われます。
あと体温計が十分に消毒されてなかった可能性も…。
ゲーマーの怠慢が招いた結果です…。
コ◎ナちゃんが猛威を振るってる現代。
皆様手洗いと消毒は念入りに…。
このスレッドは1000を超えました。もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。


最終章です。
(画像は陰毛文字です)
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