αさんの🎬映画🎦倉庫🏤
トータル:2949HIT
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私がお勧めの洋画、邦画、ドキュメンタリー映画などを不定期にUPしていきます。ラインナップ作品には[日本語字幕無し]も含まれますがどうかご理解下さい。配給先(?)の都合などにより作品鑑賞出来ない場合もあると思いますがご了承ください。
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『激突』 DUEL (1971)
監督 スティーブン・スピルバーグ
脚本(原作) リチャード・マシソン
出演 デニス・ウィーバー、ジャクリーン・スコット
音楽 ビリー・ゴールデンバーグ
メモ📝
スティーブン・スピルバーグが25歳の時にTV用に監督したサスペンスドラマ。低予算でもこれだけの作品が撮れるというのを証明したエポックメイキング的傑作映画🤓 -
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αさん🎵
こんばんは😀お疲れさまです(^o^)
源氏…
最後に観た映画は…子供達と観たポケモンの映画です😅😅(笑)
今後ともよろしくお願いいたします(*^^*)✋ -
>>4
源氏さん、いらっしゃいませ🤓
お子さんたちとポケモン映画🎞良いじゃないですか🤠私は最後に映画館で観た映画は…🤔全然思い出せないですね🥴そんなヤツが立てた映画スレですが、今後ともよろしくおねがいします🤠 -
「おかしなおかしな石器人」 CAVE MAN (1981)
監督 カール・ゴッドリーブ
脚本 カール・ゴッドリーブ、ルディ・デルカ
出演 リンゴ・スター、デニス・クエイド、バーバラ・バック、ジャック・オルフォード、シェリー・ロング
音楽 ラロ・シフリン
メモ📝
元ビートルズのリンゴ・スターが主演の原始時代が舞台のSFXコメディ映画。族長トンダの妻ラナを演じた元ボンドガールのバーバラ・バックとリンゴはこの映画の共演がきっかけで再婚した🤓リンゴー🍎リンゴー🍎リンゴー🍎
メモ2📝
この「おかしな」と名付けられた邦題の洋画は昔からけっこうな数あったりする🤓
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『ザ・クレイジーズ / 細菌兵器の恐怖』(1973)
製作/監督/脚本/編集 ジョージ・A・ロメロ
原作 ポール・マッカロー
出演 レイン・キャロル、W・G・マクミラン、リン・ローリー、ハロルド・ウェイン・ジョーンズ
音楽 ブルース・ロバーツ
メモ📝
アメリカの田舎町に軍の生物兵器を積んだ輸送機が墜落しその直後に町の人々に異変が…。政府は軍隊を送り込みその事実を住民もろとも抹消しようとする…。「ホラー映画の巨匠」「ゾンビ映画の父」と称されるジョージ・A・ロメロ監督のパニックサスペンス映画🤓
メモ2📝
ジョージ・A・ロメロ監督は後輩監督たちからも慕われジョナサン・デミ監督の強い要望で「羊たちの沈黙」に俳優としてちょこっと出演しているぞ🤓 -
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『アラン・ドロンのゾロ』ZORRO (1975)
監督 ドゥイッチョ・テッサリ
脚本 ジョルジョ・アルロリオ
原作 ジョンストン・マッカレー 「怪傑ゾロ」
出演 アラン・ドロン、オッタビオ・ピッコロ、エンツォ・セルシコ、アドリーナ・アスティ、スタンリー・ベイカー
音楽 グイド&マウリツィオ・デ・アンジェルス
メモ📝
今回は2024年8月18日に88歳で亡くなったフランスの俳優アラン・ドロン氏に哀悼の意を表して。
メモ2📝
これまで何度も映画化されてきた小説「怪傑ゾロ」のアラン・ドロン版。若い皆さんはアントニオ・バンデラス版の方が馴染みあるかも知れないですね。このアラン・ドロン版も良いですよ。音楽も素敵ですし🤓 -
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『テンタクルズ』 TENTACLES (1977)
監督 オリヴァー・ヘルマン
脚本 スティーヴン・カラバトス、ティト・カルピ、ジェローム・マックス、ソニア・モルテーニ
出演 ジョン・ヒューストン、シェリー・ウインタース、ヘンリー・フォンダ、ボー・ホプキンス
音楽 ステルヴィオ・チプリーニ
メモ📝
夏だ!水着だ!テンタクルズだ!🐙
スピルバーグ監督の「ジョーズ」の空前のヒットにより各映画会社は動物パニック映画モノに金脈を見つけそれ以降多くの(巨大)動物パニック映画が制作された。この「テンタクルズ」もその1つ。ただ他の動物パニック映画と違う点がジョン・ヒューストン、ヘンリー・フォンダ、シェリー・ウインタースと豪華な出演者たちである🤓でも興行的には…だったようです🤕
メモ2📝
スーパー行くと最近タコ高いよね~。巨大ダコというと私は「キングコング対ゴジラ」(1962)を思い出しますね。本物のタコとミニチュアとアップ用の触手の3タイプが用意され撮影されたようですよ🤓
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『AKIRA』アキラ (1988)
監督 大友克洋
脚本 大友克洋、橋本以蔵
原作 大友克洋 「AKIRA」
出演 岩田光央、佐々木望、小山茉美、石田太郎、鈴木瑞穂、玄田哲章、大竹宏
音楽 山城祥二 (芸能山城組)
メモ📝
大友克洋が自身のコミックをアニメーション化した長編映画。第三次世界大戦後の日本の新首都「ネオ東京」を舞台に政治家、軍隊、反政府ゲリラ、不良少年たちが交差する日本アニメ(ジャパニメーション)の金字塔🤓
メモ2📝
この映画スレ立てた時にいつかこの作品を…と思ってたけどついに願いが叶いました🤓もう言い残すことはありません(嘘)😛いざ探してみると外国語吹き替え版(英語・独語・ポルトガル語)が多くて日本語版は探すのに苦労しました。ゆえに削除される可能性高いから観るならお早めに🤓
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『僕の村は戦場だった』 IVANOVO DETSTVO (1962)
監督 アンドレイ・タルコフスキー
脚本 ウラジミール・ボゴモーロフ、ミハイル・パパーワ
原作 ウラジミール・ボゴモーロフ 「イワン」
出演 ニコライ・プルリャーエフ、ワレンチン・ズブコフ、Ye.ジャリコフ、V・マリャービナ、イリーナ・タルコフスカヤ、ニコライ・グリニコ
音楽 ヴァチェスラフ・オコチンニコフ
メモ📝
「映像の詩人」と称されたアンドレイ・タルコフスキーの長編映画デビュー作品。第23回ヴェネツィア国際映画祭 金獅子賞を史上最年少で(30歳)受賞。
メモ2📝
第二次世界大戦中の独ソ戦下のソビエト連邦の村。ドイツ軍が侵攻し両親と妹を殺された12歳の少年イワンはドイツ兵への復讐を胸に秘めソビエト赤軍配属の少年偵察兵となり危険な戦場を転々とする。
メモ3📝
劇中に登場する1カットで撮影されているように見える印象的な井戸の中を覗き込むシーンだが、タルコフスキー監督と親交があった黒澤明監督が映画「赤ひげ」で再現している🤓
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『ゼイ リブ』 THEY LIVE (1988)
監督 ジョン・カーペンター
脚本 フランク・アーミテイジ
原作 レイ・ネルソン 「朝の八時」
出演 ロディ・パーパー、キース・デイヴィット、メグ・フォスター、ピーター・ジェイソン、レイモン・サン・ジャック
音楽 ジョン・カーペンター、アラン・ハワース
メモ1📝
ジョージ・A・ロメロが「ゾンビ映画の父」ならばジョン・カーペンターは「ハロウィン映画の生みの親」だろう。アメリカホラー映画の重鎮ジョン・カーペンター監督のSFホラーアクション映画。
メモ2📝
主人公ナダはその日暮らしのさすらいの肉体労働者。現場でフランクという男と出合い自由教会が所有する空き地にある貧しい人々が暮らすキャンプを紹介してもらいそこに住み込む事になる。ある日キャンプが警察官たちに襲撃されその最中ナダは段ボール箱に入ったサングラスを見つける…。
メモ3📝
主演のロディ・パーパーは実はプロレスラーでアメリカではハルク・ホーガンと肩を並べるほど人気があった。劇中でのデヴィット・キースとの壮絶な路地裏プロレス(?)はそんな彼の名刺代わりなんですかね🤓 -
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『老人Z』ROUZIN Z (1991)
監督 北久保弘之
原作・脚本 大友克洋
キャラクター原案 江口寿史
メカニックデザイン 大友克洋、磯光雄
音楽 板倉文
音楽プロデュース 福岡智彦
出演 横山智佐、小川真司、近石真介、佐藤智恵、松本梨香、辻谷耕史、松村彦次郎、斎藤昌
メモ1📝
江口寿史(「すすめ!パイレーツ」「ストップ!ひばりくん!」)と大友克洋(「童夢」「AKIRA」)がタッグを組んだ長編アニメーション映画。1991年度毎日映画コンクールアニメーション映画賞受賞。
メモ2📝
高齢化社会と介護問題という2024年現在においても重要な社会的テーマを時には諷刺をこめて軽妙なコメディータッチで描いている🤓
メモ3📝
建物破壊のリアルな描写に大友克洋をそしてヒロインのキュートな顔のアップに江口寿史を感じお得感ありの作品ですね🤓 -
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『人斬り』 (1969)
監督 五社英雄
脚本 橋本忍
原作 司馬遼太郎 「人斬り以蔵」
音楽 佐藤勝
出演 勝新太郎、仲代達矢、三島由紀夫、石原裕次郎、倍賞美津子、新條多久美、仲谷昇、島本勉、山本圭、田中邦衛、山内明、辰巳柳太郎、コント55号(萩本欽一・坂上二郎)
メモ1📝
幕末四代人斬りの一人である土佐藩の岡田以蔵(勝新太郎)と土佐勤王党党首の武市半平太(仲代達矢)の関係を主軸とした幕末娯楽時代劇。作家の三島由紀夫が同じく四代人斬りの一人田中新兵衛を好演している。制作が勝プロダクションとフジテレビなので監督はフジテレビの社員五社英雄がメガホンをとった🤓
メモ2📝
1986年にリバイバル上映があった時静岡の映画館で友人と観ましたよ🤓今もう一回観返すと田中新兵衛(三島由紀夫)実に堂々たる演技で素晴らしいですね🤓
メモ3📝
脚本が橋本忍、音楽が佐藤勝。二人共黒澤明監督作品に関わりがあって勝新太郎と仲代達矢というと後の黒澤明監督の「影武者」の撮影中の主役交代劇(勝新太郎→仲代達矢)を思い出してしまいますね🤔 -
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『小説家を見つけたら』FINDING FORRESTER (2000)
監督 ガス・ヴァン・サント
脚本 マイク・リッチ
製作 ショーン・コネリー、ローレンス・マーク、ロンダ・トレフソン
音楽 テレンス・ブランチャード
出演 ショーン・コネリー、ロブ・ブラウン、アンナ・パキン、F・マーリー・エイブラハム、バスタ・ライム、マット・ディモン、マイケル・ピット、ステファニー・ベリー
メモ1📝
「ドラッグストア・カウボーイ」「グッド・ウィル・ハンティング /旅立ち」のガス・ヴァン・サント監督が描く文学に天賦の才能を持ったブロンクス育ちの高校生とこの世に一作だけ小説を発表し突然文壇から姿を消した老作家の人間ドラマ。
メモ2📝
NYの下町ブロンクスに住む16歳の少年ジャマールはある日ふとしたきっかけで隠匿者のような生活を送る老人と知り合う。その老人の正体は伝説的作家だった。最初はお互い相容れない状態であったがやがて2人は共鳴していく。
メモ3📝
私はこの映画はタイトルは知ってたけど観てなくて今回初めて観ました🤓ガス・ヴァン・サント監督作品は割と好きで他の作品は大体観てたんですけどね🤓劇中ジャマールに「(故郷の)アイルランドに帰るの?」と訊かれ「スコットランドだ!」とすかさず言い返すところがさすがショーン・コネリーどんな時も「スコットランド魂」を忘れないなと感心しました🤓 -
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『 道 』 LA STRADA (1954)
監督 フェデリコ・フェリーニ
脚本 フェデリコ・フェリーニ、トゥリオ・ピネッリ、エレニオ・フライアーノ
音楽 ニーノ・ロータ
出演 アンソニー・クイン、ジュリエッタ・マシーナ、リチャード・ベイスハート
メモ1📝
「映像の魔術師」といわれるフェデリコ・フェリーニ監督の人間の原罪と魂の救済を描いた人間ドラマ。第29回アカデミー賞「外国映画賞」受賞作。
メモ2📝
旅芸人のザンパノは大道芸で生計をたてている。アシスタントの女性が亡くなったため彼女の故郷に立ち寄る。親族への悔みの言葉もなくザンパノは彼女の妹のジェルソミーナに目を付け僅かなお金で買い取る。2人はオート三輪で旅に出るがザンパノのやり方に反発を感じたジェルソミーナは脱走する。
メモ3📝
無垢でそれでいて傷つきやすいジェルソミーナを鮮烈に演じたジュリエッタ・マシーナはフェリーニ監督の奥さんです🤓トランペットが奏でる印象的なメロディのニーノ・ロータ作曲の「ジェルソミーナのテーマ」は名曲🤓 -
【前編】
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【後編】
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Amazonプライム、Netflix、Hulu、ABEMA、DMMなどの映画やドラマをダウンロード保存する場合、CleverGetという動画ダウンローダーを利用できます。
こちらの記事はお役に立てるかもしれません。
https://www.cleverget.jp/how-to-use-cleverget-1352.html?utm_source=d.5chan.jp&utm_campaign=1352 -
『 刑務所の中 』 (2002)
監督 崔洋一
脚本 崔洋一、郭義信、中村義洋
原作 花輪和一 「刑務所の中」
出演 山崎努、香川照之、田口トモロヲ、村松利史、松重豊、遠藤憲一、大杉漣、椎名桔平、窪塚洋介、伊藤洋三郎
メモ1📝
漫画家の花輪和一が銃砲刀剣類不法所持法違反で逮捕され服役した自らの獄中体験を描いたエッセイ漫画を崔洋一監督が実写化した。
メモ2📝
これまで刑務所が舞台の映画というと東映の「脱獄広島殺人囚」や「暴動島根刑務所」に代表されるような肉体的にも精神的にもハードモードに包まれた作品が多かったけどこの「刑務所の中は」まったく違いますね🤓いずれも罪人で囚われの身だけどその中でそれぞれ小さな楽しみを見つけて日々を送っている受刑者たちの姿に感動しました🤓特定の受刑者に変に入り込まず一定の距離をバランス良く保っている。そこが崔監督の演出の上手さなんでしょうね🤓これほどまで美しいラストシーンの映画私観たことないですね🤓 -
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『 酔いどれ天使 』 (1954)
監督 黒澤明
脚本 植草圭之助、黒澤明
音楽 早坂文雄
出演 志村喬、三船敏郎、山本礼三郎、木暮実千代、中北千枝子、千石規子、進藤英太郎、清水将夫、笠置シヅ子、久我美子
メモ1📝
本日は黒澤明監督の26回目の命日なので「酔いどれ天使」を取り上げてみました🤓「野良犬」と迷ったんですが画質音声共にこちらの方が良好だったので🤓
メモ2📝
戦後の闇市を支配する若いヤクザ 松永(三船敏郎)と貧乏な酔いどれの中年医師 真田(志村喬)の出会いと衝突そして別れを描いた骨太な人間ドラマ。長きにわたって名作を送り出すことになる黒澤明✕三船敏郎コンビが誕生した記念すべき映画。
メモ3📝
ブギの女王、笠置シヅ子が歌う「ジャングルブギ」(作詞 黒澤明 作曲 服部良一)のダイナミックな歌唱シーン、病に侵された自分が組には不要と知り1人マーケットを歩く松永に明るい曲調の「カッコウワルツ」をぶつけた音の対位法など見どころ満載な作品です🤓
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『バニシング・ポイント 激走 2000キロ』
VANISHING POINT (1997)
監督 チャールズ・R・カーナー
脚本 チャールズ・R・カーナー
原案 マルコム・ハート
音楽 ジェームズ・バーボード
出演 ヴィゴ・モーテンセン、クリスティーン・エリス、ジェイソン・プリーストリー
メモ1📝
1971年の映画でアメリカン・ニューシネマの傑作ともいわれる「バニシング・ポイント」をストーリー、登場人物設定を変更したリメイク作品。TVドラマとして制作されたが後にビデオ作品としてリリースされた。
メモ2📝
元陸軍特殊部隊の優秀なレンジャー隊員だったコワルスキーは除隊後はレーサーとして活躍するが、妻ラフィアとの結婚をきにレーサーを引退しビンテージカーを陸送する職業につき生計を立てている。ある日妊娠中の妻が緊急入院しこのままだと妻もお腹の子も危険だと連絡を受ける。コワルスキーは2000キロ離れた妻が待つ病院までヘナ チャレンジャーで向かう…。
メモ3📝
コワルスキーを演じたヴィゴ・モーテンセンは「ロード・オブ・ザ・リング 三部作」に出演。妻ラフィアを演じたクリスティーン・ハリスとラジオ局のDJ役を演じたジェイソン・プリーストリーは以前TVドラマ「ヒバリーヒルズ青春白書」で共演している🤓 -
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『スペース・トラッカーズ』SPACE TRACKERS (1997)
監督 スチュアート・ゴードン
脚本 スチュアート・ゴードン
音楽 コリン・タウンズ
出演 デニス・ホッパー、スティーヴン・ドーフ、ラビー・メイザン、チャールズ・ダンス、ジョージ・ウェント
メモ1📝
中身の分からない謎のコンテナを積みこんだことにより巨大な陰謀に巻き込まれる宇宙トラック(輸送船)の乗組員たちを描いたSFコメディ映画。
メモ2📝
ベテラン宇宙トラックドライバーに「ハリウッドの反逆児」デニス・ホッパー🤓彼が密かに思いを寄せる宇宙ドライブインのウェイトレスがラビー・メイザー。若手のトラックドライバーであり恋のライバルでもある助手がステーヴン・ドーフとここまで書くと皆さん、お気づきでしょうか?そう!これはメイドインアメリカの宇宙版トラック野郎なのです🤓
メモ3📝
この作品にはスタッフとして3人の日本人が参加しています。コンセプチュアル・アーティストとして韮沢靖。彼は「仮面ライダー電王」でクリーチャーデザインを担当。バイオ・メカニカル・ウォリアー 特殊効果デザイナーにスクリーミング・マッド・ジョージ。彼は日本における特殊メイクアーティストの先駆者。そしてアクション・コーディネイター、スタント・スーパーバイザーに坂本浩一。彼は米国での「パワーレンジャー」から始まり日本のスーパー戦隊シリーズ、仮面ライダーシリーズ、ウルトラマンシリーズと数々の作品に関わってきた特撮界の重鎮。そのせいなのか画面から日本のスーパー戦隊の匂いがしてなんか心地良いです🤓 -
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『殺人ブルドーザー』 KILLDOZER! (1974)
監督 ジェリー・ロンドン
脚本 エドニオ・ロップ、シオドア・スタージョン
音楽 ギル・メレ
出演 クリント・ウォーカー、ジェームズ・ウェインライト、ロバート・ユーリック、ジェームズ・A・ワトソン、カール・ベッツ、ネヴィル・ブランド
メモ1📝
ある日大西洋の孤島にある建設現場の近くに隕石が落下した。その隕石に付着していた謎の生命体が建設現場の大型ブルドーザーに取り付き殺人ブルドーザーとなり作業員たちに襲いかかる。
メモ2📝
TV厶ービーとして制作され公開された当時は荒唐無稽なストーリーと画面から匂い立つ隠しようがないB級感(C級感)で酷評されたが現在ではそれが逆に評価され【カルト映画】と認定されている🤓
メモ3📝
ブルドーザーじゃなくて車が意思を持って人間を襲うというのはジョン・カーペンター監督の「クリスティーン」(1983)って映画はありますけどね🤓ちなみに2004年アメリカ コロラド州で起きた「キルドーザー事件」とこの映画は一切関連ありません🤓と思う…🤔 -
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『サイボーグ 2087』 CYBORG 2087 (1966)
監督 フランクリン・アドレオン
脚本 アーサー・C・ピアース
原作 アーサー・C・ピアース
音楽 ポール・ダンラップ
出演 マイケル・レニー、カレン・スティール、ウォーレン・スティーヴンス、ウェンデル・コーリィ、ハリー・ケリー・ジュニア、エドワード・フランツ、チャビー・ジョンソン、アダム・クラーク
メモ1📝
2087年、自由な思想は一切禁じられ国民は政府によって徹底的に管理されていた。自由思想家が集まった反政府グループはサイボーグの「ガースA9」を過去の1966年に送り込みジークムント・マルクス教授が発見する人間を簡単にマインド・コントロール出来る発明を阻止しょうとする。政府もその計画に気付き「ガースA9」を破壊するため2体のサイボーグ「トレーサー」を1966年に送り込む。
メモ2📝
「ガースA9」はマルクス教授の助手シャロン・メイソン博士の協力を得て彼女の友人の医師ゼラーによって体内に埋め込まれた「ホーミング装置」を除去する手術を受け執拗な「トレーサー」の追跡をかわすことが可能となり2体とも撃破した。
メモ3📝
「ガースA9」はマルクス教授に未来からやってきた自分の存在を秘密にするよう説得する。その結果彼の未来は消滅し、「ガースA9」は存在しなくなり彼を助けた人々も彼のことを一切覚えていない…。
メモ4📝
ちょっと長くなりましたが…まあこんなストーリーです🤓「仮面ライダー電王」全話観た後だからこそなんかこの映画のストーリーに惹かれましたね~🤔ある映画評論家は数十年後に作られるジェームス・キャメロン監督の「ターミネーター2」との相違点に触れてたり、同時代に作られた他のSF映画と違ってタイムトラベルでのパラドックスをよく描いているという高評価もありますね🤓 -
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『ゴースト・オブ・マーズ』GHOSTS OF MARS (2001)
監督 ジョン・カーペンター
脚本 ラリー・サルキス、ジョン・カーペンター
音楽 アンスラックス、ジョン・カーペンター
出演 ナターシャ・ヘンストリッジ、アイスキューブ、ジェイソン・ステイサム、クレア・デュヴァル、パム・グリア、ジョアンナ・キャシディ、ローズマリー・フォーサイス
メモ1📝
西暦2176年地球人は火星にコロニーを築きそこで天然素材を採掘している。火星警察の女性警部補のメラニー・バラードは収監中の凶悪犯を本部に列車で護送するため同僚たちとシャイニング渓谷鉱山町に立ち寄る。しかしそこはゴーストタウンのように荒れ果てていた。やがて彼らは惨殺された多くの住民の遺体と暴徒化した異様な集団を目にする。メラニーたち警察官と凶悪犯グループ、わずかな生存者たちと今回の事件の秘密を知る科学者とともに暴徒たちと戦うことになる。
メモ2📝
「ゼイリブ」に続いて2回目の登場となったアメリカSF/ホラー界の巨匠ジョン・カーペンター監督作品です🤓ヒップホップ アーティスト/ラッパーのアイスキューブが凶悪犯で出演してたり若きジェイソン・ステイサムが警官役で出演しているのが面白いですね。この頃毛髪はあるにはあるけどけっこうキテます🤯主人公メラニー役のナターシャ・ヘンストリッジのアクションもキレがあって素晴らしかったです🤓
メモ3📝
観ててちょっとモヤモヤするのが、タイトルにある通りこれって「幽霊」という認識でいいかな?って思うことかな。ストレートに火星の未知の生命体が人間に取り憑いて凶暴化させるでもよかった気がするのは私だけでしょうか🤔これまでの作品でも「ゴーストハンター」などどこかヒューマンでクラシックなホラー要素を重要視してきたカーペンター監督だからこそ幽霊(ゴースト)にこだわったのかなぁ~🤔
【予告】
来週はドキュメンタリー映画特集です。音楽系(カルチャー系)ドキュメンタリー5本予定しておりますす。お楽しみに🤓 -
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『DAYS OF RAGE : The Rolling Stones Road To Altamont』
『デイズ ・オブ・レイジ: ローリング・ストーンズ オルタモントへの道』
監督 トム・オーデル
出演 ローリング・ストーンズ、サム・カトラー、ロニー・シュナイダー、ジェラード・マンコヴィッチ、マイケル・ランドン、ショエル・セルヴィン、チャールズ・カイザー、マーク・ベイトレス、アンソニー・デェカーティス、オース・アルトハム、ピーター・リチャードソン
メモ1📝
1969年12月6日カリフォルニア州トレイシー郊外のオルタモントスピードウェイで開催されたローリング・ストーンズ主催の無料コンサートで起きた殺人事件と無秩序な騒乱を追ったドキュメンタリー映画。
メモ2📝
ストーンズファンだけでなくロックファンなら「オルタモントの悲劇」という名称で心に刻まれているのでは?大成功を収めた大型野外フェス モンタレー・ポップ・フェスティバルやウッドストックでの基本コンセプトであったフラワー・ムーブメント(愛と平和)が終焉を迎え一気にアメリカ(世界中)が暴力による血なまぐさい時代に突入した象徴的な出来事といわれている。
メモ3📝
オルタモントのストーンズを記録した映画は「ギミーシェルター」が有名だけどこのドキュメンタリー映画はストーンズの悲劇の場所に至る道のりとともにアメリカの歴史(冷戦、公民権運動、ベトナム戦争)にまで深く掘り下げていて観応えありましたね🤓 -
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『ランバート・アンド・スタンプ』
LAMBERT & STAMP (2014)
製作 脚本 監督 ジェームス・D・クーパー
出演 クリス・スタンプ、ピート・タウンゼント、キース・厶ーン、ジョン・エントウィッスル、ロジャー・ダルトリー、テレンス・スタンプ(友情出演)
メモ1📝
ローリングストーンズとならぶ英国を代表するロックバンド「THE WHO」。まだ彼らが前身の「ハイナンバーズ」と名乗っていた頃。彼らの演奏に熱い視線を送っていた2人の青年がいた。キット・ランバートとクリス・スタンプである。彼ら2人は映画監督志望で自分たちが製作する映像作品に出演する無名のバンドを探していた。彼らの契約は上手くいきバンドは「THE WHO」に改名される。2人はバンドのマネージメントもやりメンバーがライブで破壊する楽器の補填も担当した。しかしギターのP・タウンゼントが書いたロックオペラ「トミー」の映画化をめぐって意見が対立し関係が悪化1975年にランバートとスタンプはTHE WHOのマネージメントからいっさい手を引くことになる。
メモ2📝
ロック・オペラ「トミー」はベテラン監督のケン・ラッセルによって映画化されることになるんだけど、映画製作が夢だったランバートとスタンプからしたら自分たちが監督したいと思う気持ち分からなくもないですよね🤓でも音楽業界よりも映画業界ってとんでもないお金が動くぶん魑魅魍魎があちらこちらに潜んでいて、純粋な映画青年はたちまち打ちのめされるのがオチなんですよね🤕
メモ3📝
映像作品撮るために無名バンドを探す(育てる)って2人の考えって珍しいですよね🤔でもアンディ・ウォーホルにとってのヴェルベット・アンダーグラウンド&ニコに近いのかな?自分のアート表現の1つとしてヴェルベットが必要だったと…🤔結局ヴェルベットは反乱を起こしアンディを追い出しニコを追い出しジョン・ケールも追い出し反乱首謀者(?)のルー・リードも自らバンドを去るという諸行無常さ…😑
メモ4📝
話が脱線した😵💫この映画が完成したのが2015年でクリス・スタンプは2012年80歳で亡くなっているからこの映画観れなかったんですね🥲ゆえに映画終盤での彼の飄々とした笑顔が忘れられませんね🤓 -
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今日は訳あって二部構成でいきます🤓
『The doors Live At The Hollywood Bowl 1968』
メモ1📝
ザ・ドアーズはボーカルのジム・モリソン、キーボドアのレイ・マンザレク、ギターのロビー・クリュガー、ドラムスのジョン・デンズモアの4人からなる米国のロックバンド。ボーカルのジム・モリソンの圧倒的存在感とライブでのシアトリカルなパフォーマンスはちょうどこの頃がピークと思われます。
メモ2📝
私もドアーズのライブの海賊盤いろいろ聴いてきたけど後期になればなるほどジム・モリソンのパフォーマンスが悪くなってるのが判りますね🤓それは酒のせいなのか?ドラッグのせいなのか?全然歌を歌わないで演奏をバックに延々とポエトリーリーディング(即興詩 悪く言うと愚痴😛)してたりしてね。このハリウッドボウルのライブはまだ均衡を保っているドアーズの初期の演奏を捉えた貴重なものです🤓
メモ3📝
ドアーズ知らなくてもコッポラ監督の「地獄の黙示録」で使われてる「THE END」を聴けば判るかも知れないですね🤓ちなみにコッポラとジム・モリソンはUCLA(カルフォルニア大学映像科)で同期だったそうですよ🤓
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『ジム・モリソン 最後の日々』
監督 ミカエル・ガニュ
メモ1📝
ハリウッドボウル公演以降もドアーズのライブ活動は地元警察官とのいざこざはあったものの続いた。しかし1969年フロリダ州マイアミ公演でジムがステージ上で観客に自慰行為を見せつけた公然わいせつ罪で逮捕されてしまう。以降ドアーズはアメリカ国内で主だった活動が出来なくなる。1970年ニューオリンズ公演が4人でのドアーズ最後のライブとなる。翌年1971年オリジナル・ドアーズのラストアルバムとなる「LA WOMAN」の録音を終えジム・モリソンはフランス パリに向かう…。
メモ2📝
今回の二部構成のメインはやっぱりこっちなんですけどね🤓まず全盛期(?)のドアーズのジム・モリソンを観てもらったあとの方がこちらのドキュメンタリーが活きてくるのかなという私の判断です🤓
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『ボブ・ディラン ライブ コンサート 激しい雨』
HARD RAIN (1976)
製作 NBC
ステージ・ディレクター ジャック・レヴィー
出演 ボブ・ディラン、ジョーン・バエズ、ロジャー・マッギン、スカーレット・リベラ、ボブ・ニュースワース、T.ボーン・バーネット、デビッド・マンスフィールド
メモ1📝
アメリカ建国200年記念にあたる1975年アメリカ各所で記念イベントが開催された。ボブ・ディランはアメリカの音楽ルーツをたどるというコンセプトで新バンドを結成しライブツアーを開始する。それが「ローリング・サンダー・レビュー」である。1975年(第一期)と1976年(第二期)と2年連続行われこのライブ動画は1976年(第二期)の5月23日のコロラド州フォートコリンズ公演の模様をアメリカのTV局NBCがスペシャル番組用に製作したものです🤓それを東京12チャンネル(現 テレビ東京)が経由しての日本初放送は1年遅れの1977年です🤓
メモ2📝
当時くりくり頭の中学生の私はこの番組観たんですよ🤓たしか土曜日か日曜日の午後でしたね。何気なくTVのチャンネル回してたら放送してて衝撃受けましたね🤓ボブ・ディランの歌詞に🤯当時中学校に提出するノートにボブ・ディランの歌詞の凄さをかなりの熱を持って書いたことを思い出しましたよ🥴その頃はビートルズもストーンズもツェッペリンもクリムゾンも聴いてたのにボブ・ディランの歌詞(ごときに)こんな衝撃を受けるとは…🤯でも…ビートルズもストーンズもある時期(1966〜1967年ぐらい)ボブ・ディランから多大な影響受けてるからまあおかしくはないんだよね🤔
メモ3📝
ボブ・ディランの代表曲「風に吹かれて」や「嵐からの隠れ場所」「マギーズファー厶」なんか新アレンジでオリジナル曲とはまるで違う曲のように聴こえるし私的にはこれがベストテイク!って思っちゃいますね🤓とにかくディラン本人とバンドが楽しくやってるのが伝わってくる映像ですね🤓この映像DVD化の話が出ては立ち消えになっていて、いまだに商品化されてないようなのでかなりの【レア物】ですぞ🤓
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『The Making of ZERO LANDMINE』(2001)
制作 TBS
出演 坂本龍一、細野晴臣、高橋幸宏、デビッド・シルビアン、スティーヴ・ジャンセン、シンディ・ローパー、DJ KRUSH、SUGIZO、TAKURO、CHARA、UA、大貫妙子、吉田美和(ドリカム)、ヤマンタカEYE、佐野元春、アート・リンゼイ 、筑紫哲也、菅野美穂 他。
メモ1📝
2001年4月30日TBSで放送された特別番組「地雷ZERO 21世紀最初の祈り」(司会 筑紫哲也、菅野美穂)のメイキング集。
メモ2📝
人間が作った地球上でもっとも卑劣な兵器「地雷」。現在も地球上の何処かで人間の命や未来を奪っている地雷を根絶したいという坂本龍一の考えに共感した国内外のアーティストや演奏家が集結しN・M・L(No More Landmine)なる期間限定ユニットを結成。メイキングでは坂本龍一が世界各国ヘと跳び黒澤明監督の「七人の侍」の勘兵衛さながら「同志」を集めるところから始まる。楽曲は作詞は以前から親交のあるデビッド・シルビアン(元JAPAN)作曲は坂本龍一。
メモ3📝
個人的には坂本龍一、細野晴臣、高橋幸宏の3人がスタジオで再会するシーンが最高ですね🤓最初なんか3人ともぎこちないんですよね🤓会話があまり続かない🥴18分にも及ぶ楽曲のスタジオでの生演奏がクライマックスなんだけど細野さんがべース弾いてて隣りには「私のドラムの師匠は高橋幸宏さんです。」と言い切るスティーヴ・ジャンセン(元JAPAN)そして愛弟子 スティーヴのドラムを邪魔しないように叩くと教授に言いそれを見事に実行した師匠 高橋幸宏。これだけでも泣けますね🤓
後記📝
これにてドキュメンタリー特集終了です🤓
[50]のドアーズのライブが削除されてるけど配給元(?)が手入れ(?)を受けたみたいですね🤕まあこればっかりは仕方ないか😮💨他は期間限定公開のも含めて大丈夫みたいですね🤓
来週からは通常通り映画に戻ります🤓 -
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αさん やっと来ましたー
新規映画スレ&いつも初スレおめ🎊コシアンマンジュウ
いやー 凄い 長年ずっと心に引っ掛かってる物や 観てはいるけど股観たくなる物やらで満載の映画スレ ヤパリSF物すかね~ ぼくは
アニメもアキラと老人Zなんて観てるけど 間違い無くもー1回観てー ち思う映画が固まってますわ 丁寧な解説付きで音楽物なんて ソレを読むだけでもー観た気になってるぐれーっすよ
昨日の最新ドキュ zero地雷 YMO+大貫妙子に誘われて 一気に観ましたー(やっと観れた)
コレで参加資格有り と自己判断してヤって来ましたよ~ 基本2倍速で 音楽部分は等倍で
それでもヤパリ時間は掛かりましたね
なかなか暇な時間は取れないんで無理して観るしか出来ないですが まだまだ観たいち思ってます つーか観たいんぞーーー
ご存知のよーにぼくは特撮作品にハマってますんで ソレ優先でなかなか映画に踏み込んでイけないんすが 元気が出れば観れるハズぞー
平日の特撮を気合い入れて観出して 疲れてて寝落ちして無駄に流して戻して股寝て なんて事をしてるんで余計に時間が無くなるんすね~
ฅ^•ω•^ฅ 股来るニャー 頑張ってニャー デハデハ -
>>57
ハニーさん、我が映画スレにようこそ🤓いらっしゃいませ千昌夫🤓
「メイキング ゼロ 地雷」はかなり前から押さえていて音楽ドキュメンタリー特集のラストに相応しいと思い決めました🤓良質なドキュメンタリー専門のチャンネルを見つけ登録したので次回紹介していきたいですね🤓映画監督や俳優、名作映画のメイキング(考察)もかなりたまってきてます🤓
私も昔のSF映画のモダンな感じ大好きなんで5本のうち1本は入れたいですね🤓
月〜金で1日1本上げていって土日はお休みというスケジュールなんで、土日に感想など気軽に書き込んでもらったら嬉しいです🤓
今夜のはまだ未定です🥴 -
『14日の土曜日』 SATURDAY THE 14th (1981)
監督 ハワード・R・コーエン
脚本 ハワード・R・コーエン、ジェフ・ビガン
出演 リチャード・ベンジャミン、ポーラ・プランティス、ジェフリー・ダンバー、セヴァン・ダーデン、カリ・マイケルセン、ケヴィン・ブランドー、ローズマリー・デキャンプ、ステイシー・キーチ Sr
メモ1📝
【低予算映画の帝王】と呼ばれた伝説の映画プロデューサーであるロジャー・コーマンの元で長年修行してきたハワード・R・コーエン監督の長編ホラーコメディ。
メモ2📝
叔父の遺産の一部である古い屋敷を相続することになったジョンは妻のメアリー、娘のデビー、息子のビリーの家族4人で屋敷に引っ越す。ある日好奇心旺盛なビリーが屋敷にあった古書を見つけ開いてしまう。しかしそれは叔父の遺言にあったけっして開いてはならない「悪魔の書」だった。その日から家族たちに周辺に奇妙なことばかり起こるようになる…😬
メモ3📝
有名なホラー作品のオマージュが幾つか散りばめられていて全部判ったアナタはかなりのホラー映画マニアです🤓ギャグが終始スベっているとか、低予算丸出しとか言わずに心にゆとりを持って鑑賞して下さい🤓あっジェイソンは出ませんよ🤓 -
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『さよなら 銀河鉄道 999 −アンドロメダ終着駅−』
ADIEW GALAXY EXPRESS (1981)
監督 りんたろう
脚本 山浦弘靖
製作総指揮 今田智憲
企画・原作・構成 松本零士
企画 有賀健、高見義雄
作画監督 小松原一男
音楽 東海林修
出演 野沢雅子、池田昌子、肝付兼太、麻上洋子、井上真樹夫、田島令子、富山敬、来宮良子、大塚周夫、森山周一郎、江守徹、城達也
メモ1📝
前作の劇場版「銀河鉄道999」(1979)から2年後の世界を描いた続編。
メモ2📝
鉄郎は惑星メーテルを破壊し地球へ戻るが、その後も地球は地球人の機械化人化の勢いは止まらず地球人対機械化人の血なまぐさい戦闘は続いていた。その最中鉄郎の元にメーテルから「いますぐ999に乗車しなさい」とボイスメッセージが届く。999が到着予定の戦闘で廃墟とかしたメガロポリス99番ホー厶へと急ぐ…。
メモ3📝
①生きている人間から「魂」を奪って加工して機械化人のエネルギーにしていた②メーテルとプロシュメール親子の過去③鉄朗と黒騎士ファウストの関係と決着…この3つが前作には描かれなかった点ですね🤓ハーロックとエメラルダスが友情出演してますけど流石宇宙海賊ハーロック!美味しいとこ全部持ってくなあ〜🤔って思いました🤓
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『怪獣 ゴルゴ』 GORGO (1961)
監督 ユージン・ルーリー
脚本 ジョン・ローリング、ダニエル・ハイアット
原案 ユージン・ルーリー、ダニエル・ハイアット
特殊効果 トム・ハワード
音楽 アンジェロ・F・ラバニーノ
出演 ビル・トラバース、ウィリアム・シルベスター、ヴィンセント・ウインター、クリストファー・ローデス、ジョセフ・オコーナー、ブルース・シートン、マーティン・ベンソン、モーリス・カウフマン、バジル・ディグナム
メモ1📝
サルベージ船「トリトン号」はアイルランド沖合で作業中海底火山の噴火に遭遇し、船は沈没こそ免れたが自力航海出来なくなる。乗組員のジョーとサムはナラ島に上陸し島の漁港へ行き修理のため停泊許可を貰おうとするのだが、そこに考古学者のマッカーチンが現れここは考古学の調査海域だから長期停泊は困るとジョーとサムを早々島から追い出そうとする。マッカーチンの指示で海に潜っていた地元のダイバーが事故死して彼が持っていた金貨を見て、ジョーとサムはマッカーチンが考古学の調査の名目で沈没船の多い沖合に地元ダイバーを使って財宝を集めて独り占めしているのを知る。
メモ2📝
その夜海底火山の影響で目覚めた古代怪獣オグラ(後にロンドンでサーカス団の男にゴルゴと命名される)が現れ島民を恐怖に陥れる。ジョーとサムは弱みを握られたマッカーチンと協力し怪獣を生け捕りにすることに成功する。怪獣は見世物になるためロンドンへと輸送される…。
メモ3📝
巨大生物というといまだにハリウッド映画のドル箱スターであるキングコングが有名だけど、核兵器によって巨大生物が誕生し文明社会に災害をもたらすというエポックメイキング的な映画「原子怪獣現わる」(1953)を撮ったのがこのユージン・ルーリー監督なのです🤓日本の「ゴジラ」は翌年1954年公開です🤓名前は知ってたけど今回初めて「怪獣ゴルゴ」観たんですが想像してた以上に良かったですね🤓ジョーとサムの関係の描写なんか素晴らしいなあ〜と思いました🤓怪獣の襲来に逃げ惑うロンドン市民の容赦ない描き方も😬エイゼンシュテインの「戦艦ポチョムキン」の1シーンを彷彿させるまさに恐怖に逃げまどう群集でしたね🤔 -
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『 フラッシュマン 』FLASHMAN (1967)
監督 ミノ・ロイ
脚本 エルネスト・ガスタルディ
制作 ミノ・ロイ、ルチアーノ・マルティーノ
音楽 フランコ・タンポーニ
出演 パオロ・ゴズリーノ、クローディ・ランゲ、イヴァーノ・スタチョーリ、ジャック・アリー、ミカエラ・ピニャテッリ、アン・マリー・ウイリアムズ、セイナ・セイン、エミリオ・メッシーナ、ダダ・ガロッティ、シディ・デル・ブルゴ、マリサ・トラヴェルシ、サラ・ロス
メモ1📝
体が透明になる薬を開発した教授を殺害しその薬を使って国際的犯罪を企む強盗団。その悪事を未然に防ごうと1人の男が立ち上がった。彼は普段の姿は英国の伯爵であるが実は英国諜報機関のメンバーでもあったのだ。彼はフラッシュスーツに身を包み悪に立ち向かう。
メモ2📝
このイタリア映画は拾いものと言うか実に良い物ですよ🤓一般的にはほぼ知られてない作品でフラッシュって検索してもあっちの有名なフラッシュが出てきたり、東映特撮の方のフラッシュが出てきたり国内の映画専門サイトではまず扱ってなくて、ようやく海外の映画専門サイトでこの「フラッシュマン」のデータ見つけ翻訳出来ました🤓それでも項目によっては加筆途中だったりしましたけどね🤔今回初めての画像無しになると覚悟してたけどそこで3枚いただきました。あざっす🤓
メモ3📝
モダン&キッチュがこの映画の魅力かな〜🤔「オースティン・パワーズ」って映画あったじゃないですか。あの映画の元ネタだ!とまでは言わないけどかなり近い要素ありますね🤓伯爵の妹のファッションも「オースチン」の世界そのままのウィンギン・ロンドンだしね🤓低予算B級映画と思いきやロンドンからベイルートと海外ロケやってたり(遺跡の撮影だと贅沢にも空撮もしてるからね)男を平気で手玉にとる峰不二子を思わせる魔性の女の登場やフラッシュマンを執拗に追うスコットヤード警察のバクスター警部のコテコテな笑いは好きですね🤓今年のハロウィンの仮装は「フラッシュマン」で決まりだね❗(唐突なシメ🤓) -
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『ビグルス 時空を越えた戦士 』BIGGLES (1986)
監督 ジョン・ハフ
脚本 ジョン・グローブスケント・ウォルウィン
原作 W・E・ジョン 「ビグルス」
音楽 スタニスラフ・シレヴィッツ
出演 ニール・ディクソン、アレックス・ライト・ホワイト、フィオナ・ハッチソン、ピーター・カッシング、マーカス・ギルバート、ウィリアム・フートキンス、アラン・ポロンスキー、フランチェスカ・ゴンショー、マイケル・シベリー、ジェームス・サクソン
メモ1📝
「ヘルハウス」(1973)や「ダーティメリー、クレイジーラリー」(1974)のジョン・ハフ監督のSF冒険活劇映画。
メモ2📝
1980年代半ば現代のNYに住むジムは彼女との関係も仕事も順調で多忙な日々を送っていた。ある夜彼のアパートに見知らぬ老紳士が突然訪ねて来る。ジムは老紳士の理解不能な言動に恐怖を感じ追い払う。その直後大きな雷の音とともにジムは第一次世界大戦中のヨーロッパ前線へとタイムスリップしてしまう。そこで偶然にも英国特殊部隊所属の英雄ビグルスの命を救う。そしてジムは現代のNYへと連れ戻される。事情を知りたいジムは意を決して英国へロンドンへと向かい先の老紳士を訪ねる。老紳士はウイリアム・レイモンド、英国空軍准将でビグルスの元上官だったのだ。レイモンドはジムとビグルスは「タイムツインズ」でどちらか片方が危機的状況になると強制的にタイムスリップしてしまうという持論を語った。ドイツ軍は恐ろしい新型兵器を開発し実験中でジムとビグルスそして仲間たちは協力してその新型兵器の破壊に挑む。
メモ3📝
オープニングの主題歌(?)の声どこかで聴いたことある声だな~と🤔エンドクレジット確認したらやっぱりこのハイトーンボイスの主はイエスのジョン・アンダーソンでした🤓後は前編バリバリのシンセサウンドでジムとガールフレンドのファッション同様80年代の映画だなと思いました🤓公開当時はあまり評判良くなかったみたいだけど私は楽しめました🤓先にあの「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が公開され大ヒットしたもんだから慌てて脚本を改稿したとか🤓しかし「怪獣ゴルゴ」「フラッシュマン」「ビグルス」とロンドンが連続で登場してますね🤓 -
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『 野良犬 』 (1949)
監督 黒澤明
製作 本木荘二郎
脚本 黒澤明、菊島隆三
撮影 中井朝一
助監督 本多猪四郎
音楽 早坂文雄
出演 三船敏郎、志村喬、淡路恵子、三好栄子、千石規子、本間文子、木村功、東野英治郎、山本礼三郎、他。
メモ1📝
終戦直後の東京を舞台に拳銃(COLT)を盗まれた若い刑事がベテラン刑事がともに犯人を追いつめる犯罪サスペンスドラマ。東宝争議(書くと長くなるから各自調べてね😛)の関係でいったん東宝をはなれた黒澤明監督が新東宝に残した唯一の作品。
メモ2📝
新人の刑事とベテラン刑事が組み最初はお互い反発し合うも事件を解決していく。今で言うと「バディ物」と呼ばれる典型例パターンですね。これ🤓もしかしたらこの「野良犬」が最初かも知れないですね🤔刑事が拳銃を盗まれて(あるいは置き忘れて)同じ署の同僚たちにも言わず1人で犯人(拳銃)を見つけだそうと奔走するエピソードは「太陽にほえろ」を筆頭に刑事ドラマでは幾度となく登場しますね🤓この「野良犬」がその後映画やドラマで幾度なくリメイクされていることが優れた作品という証明なんでしょうね🤓
メモ3📝
前回黒澤明監督の命日に紹介した「酔いどれ天使」と映画会社は違えども主要キャストは同じなんだけどヤクザを演じた三船敏郎が今度は刑事というのが面白いですね🤓黒澤組の俳優たちは作品ごとに配役がガラッと変わる事が多くて、それは役者として固定したイメージがつかないようにという黒澤明監督の配慮からだそうですよ🤓 -
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『ジョゼと虎と魚たち』 (2003)
監督 犬童一心
脚本 渡辺あや
製作 久保田修、小川真司
助監督 五十嵐昭徳
音楽 くるり
出演 妻夫木聡、池脇千鶴、上野樹里、新屋英子、新井浩文、江口徳子(江口のりこ)、荒川良々、藤沢大吾、板尾創路、陰山泰、ほか。
メモ1📝
「タッチ」「メゾン・ド・ヒミコ」「グーグーだって猫である」の犬童一心がメガホンを取りそしてこれがデビュー作となる渡辺あやの脚本で映像化した長編映画。なお音楽を担当したくるりにとってもこれが劇伴デビュー作でもある。
メモ2📝
大学生の恒夫は雀荘でアルバイトをしている。最近雀荘の常連客の間では近所で見かける乳母車を押して歩く老婆の話が話題で、その乳母車の中をいままで誰も見たことがないので有ること無いこと想像して話のネタにしていたのだ。ある日恒夫が雀荘のオーナーから愛犬の朝の散歩を頼まれ出かける。坂道を歩いていると乳母車が勢いよく坂道を下って来る。乳母車はガードレールにぶつかり止まった。坂の上には気が動転した老婆が立ち尽くしていた。恒夫は慌てて乳母車に駆け寄り覆われた毛布を恐る恐るめくるとそこにはジョゼと名乗る足の悪い少女がいた。老婆は恒夫に感謝し自宅に招き3人で朝食を取る。恒夫は居心地の良さを感じ癖ある老婆とジョゼに親近感を抱くのだが…。
メモ3📝
脚本家 渡辺あやの名前は大友良英さんのラジオ(大友良英のjamjamラジオ)で前からよく耳にしてたんですが、TVerで観たドラマ「エルピス−希望、あるいは災い−」(2022・関西テレビ)が自分の中で大きかったですね🤓脚本 渡辺あや、音楽 大友良英ですから。このドラマ冤罪事件が主軸となってて静岡県民にとってはあの袴田事件のことがドラマ観てる時いつも頭の隅にありました。渡辺あやさんの経歴もなかなか面白いので興味ある方ググってみたらよいですよ🤓
メモ4📝
昔TVで観た時には劇中かエンディングにくるりの「ハイウェイ」(歌入り)が流れたような気がするんだけどこっちだとカットされてるのかな?🤔妻夫木聡主演の「ハイウェイ」MV(残念ながら短縮版🥲)追加しときます🤓 -
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ハイウェイ くるり (短縮バージョン)
ブッキー(妻夫木聡)が乗ってるスクーターは映画だとYAMAHAのJOG?かHONDAのDIO?でこちらはHONDAの旧式ジョルノ(2サイクル)ですね🤓
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『 炎上 』 (1958)
監督 市川崑
脚本 和田夏十、長谷部慶治
原作 三島由紀夫 「金閣寺」
製作 永田雅一
撮影 宮川一夫
音楽 黛敏郎
出演 市川雷蔵、仲代達矢、中村鴈治郎、北林谷栄、浜村純、新珠三千代、中村玉緒、信欣三、香川良介、ほか。
メモ1📝
日活から大映に移籍してきた市川崑監督の大映作品5本目にして傑作の呼び声高い長編映画。この作品の興業的成功と評論家たちの高評価で市川崑は一流監督の仲間入りを果たしたと言っていい。
メモ2📝
1950年(昭和25年) 7月2日未明に鹿苑寺(通称 金閣寺)が放火され全焼した。その日の夕方には放火後自殺をはかったものの一命を取りとめた鹿苑寺で修行中の青年を警察が身柄を確保した。この事件を作家 三島由紀夫が入念に取材し書き上げたのが長編小説「金閣寺」である。私は小説を読んでいないので詳しくは語れないんですが、現実と映画とでは多少異なる部分があるのは確かですね🤔
メモ3📝
主人公溝口を演じた市川雷蔵は当時時代劇の花形役者で、その彼が初の現代劇出演でノーメイクに坊主頭、さらに吃音症の役を演じるなんて考えられなかったはずで大映は勿論周囲も大反対。でも市川雷蔵自身の強い要望で出演になったそうです。原作者の三島由紀夫は「金閣寺」の映画化の話が決まった時市川雷蔵の顔が浮かんだといい相思相愛だったようですね🤓
メモ4📝
これを書いておかないと…🤔私が紹介するこの映画「炎上」は実はオリジナル版ではありません。オリジナル版はモノクロ映画です。こちらはAIによってカラー化されたバージョンなのです。実はオリジナル版(モノクロ)を貼りたかったんですがどうしても見つからなくて今回このAIカラー化「炎上」にしたわけです。でも以前のカラー化映画と比べたら確実にレベルアップしているなあ~と私は感じました🤓冒頭の取調べ室での市川雷蔵の顔から下の完全な無色状態(苦笑い)や画面の真ん中から外れた被写体に対してサボり気味(苦笑い)など気になるところはあるけど、勝手場や建物内部の引きの絵の奥行きが感じられる色合いなんか健闘してると思いますね。これからさらに技術は上がっていくと私は期待しています🤓 -
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『 がんばっていきまっしょい 』 (1998)
監督 磯村一路
脚本 磯村一路
原作 敷村良子 「がんばっていきまっしょい」
製作 周防正行、桝井省志、宅間秋史
撮影 長田勇市
音楽 Lee-tzsche with Penguins
出演 田中麗奈、清水真実、葵若菜、真野きりな、久積絵夢、中嶋朋子、松尾政寿、本田大輔、森山良子、白竜、松尾れい子、桜むつ子、大杉漣、徳井優 ほか。
メモ1📝
第4回坊っちゃん文学賞を受賞した敷村良子の同名の自伝的小説を磯村一路監督が脚本・監督を手掛けた青春スポーツドラマ。最初は小規模な公開だったが地道な宣伝活動が評判を呼び結果異例のロングランヒットとなった。
メモ2📝
1970年代後半の四国の松山。高校入学を控えた15才の悦子はある日夕方の海で逆光にきらめくボートを見る。その美しい風景に感動した悦子は高校入学したらボート部に入ることを決意する。しかし入学したその高校には男子ボート部はあるが女子ボート部は無かったのだ。夢を諦めきれない悦子は顧問の教師に直談判しに行き女子部員5人集めたら女子ボート部設立を約束させる。悦子の元にいずれもボート未経験の4人が集まり大会出場をめざす。
メモ3📝
今回何年ぶりかに観たんですけど、やっぱりいい映画だなあって思いましたね🤓人間関係の描写もあんまりベタベタしてなくてドライでね🤓幼馴染みの悦ねえとブーの何とも言えないぎこちなさね…🥴後にフジテレビで連続ドラマ化されて観たんだけど全然良くなかったですね😮💨映画(原作)には無い要素あれこれ追加しちゃって…😮💨あと最近知ったんですがアニメーション化された長編映画が今月公開されるようですね🤓あとは…三津浜高校ボートクルー役で相良直太朗(のちの森山直太朗)、枡野英知(のちのバカリズム)の2人が出演してるみたいだから見つけてみて下さい🤓
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『 東京物語 』 (1953)
監督 小津安二郎
脚本 野田高梧、小津安二郎
製作 山本武
撮影 厚田雄春
音楽 斎藤高順
出演・配役
笠智衆(平山周吉)、遠山千栄子(平山とみ)、原節子(紀子)、杉村春子(金子志げ)、中村伸郎(金子庫造)、山村聡(平山幸一)、三宅邦子(平山文子)、香川京子(平山京子)、大坂志郎(平山志郎?)、東野英治郎(沼田三平)、十朱久雄(服部修)ほか。
メモ1📝
「パーフェクト・デイズ」を監督したヴィム・ヴェンダース監督がもっとも敬愛する日本映画の巨匠 小津安二郎監督が戦後変わりつつある日本の家族関係をテーマに人間の生と死を静かな視点で描いた小津映画の代表作にして日本映画の傑作。
メモ2📝
故郷の広島 尾道から20年ぶりに東京に出てきた老夫婦の平山周吉と妻とみ。観光も兼ねて自分たちの元を巣立って美容院を経営する長女 志げや内科・小児科の医院を経営する長男 幸一の元を訪ねるがそれぞれ自分たちの生活が手一杯でなかなかかまって貰えない。唯一周吉たちに優しい心遣いを見せたのは血の繋がりの無い戦死した次男の嫁の紀子だった…。
メモ3📝
周吉を演じた笠智衆はこの時若干49才。実家のお寺を継ぐのがどうしてもイヤで俳優になったそうです。でも寅さんで御前様役演じることになるから人生って不思議なもんですね🤓あと次男の未亡人 紀子を演じた原節子。1963年小津安二郎監督が亡くなったあと突然映画界を引退してその後一切公の場に姿を見せなかったミステリアスな女優さんですね🤓引退の理由も小津監督との純愛などいろいろ語られてるけどどれも決定打って感じじゃないですね🤓
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『 新七龍珠 』ドラゴンボール 魔法の始まり
DRAGON BALL ULTIMATE EDITION (1991)
監督 チェン・リュンリャン
脚本 ヤオ・チンカン
製作 周安雄
音楽 西裕龍
出演 チェン・ツーチャン、チェ・カムイン、ホアン・チュンユー、チェン・トンチュン、リー・イークァン、パン・サン、キン・トー、フィリップ・スー、チャン・ロンシェン、イブリン・オランジェ、チュウ・インポン ほか。
メモ1📝
あらゆる方面から酷評されたハリウッド版「ドラゴンボール」よりもはるか昔に台湾で実写化されていたのがこちらの「新七龍珠 ドラゴンボール 魔法の始まり」。監督は「幽幻道士4 キョンシーズ」のチン・チュンリャン。主演は同じく「幽幻道士4 キョンシーズ」のチェン・ツーチャン。撮影はほとんどタイで行われた。しかし…重要なのがこの映画原作者鳥山明氏の許可を得ていないというところでしょうか🤯
メモ2📝
7つ集めると願いが叶うというドラゴンボールの噂を聞きつけた宇宙大魔王が宇宙船団を率いて地球に襲来。アジアの村にも攻撃が及び村人たちはその圧倒的な攻撃力の前に屈するしかなかった。猿少年(原文ママ)は安否不明の師匠を探している途中両親を宇宙大魔王に殺された少女と出合い仲間たちと合流して宇宙大魔王に立ち向かう。
メモ3📝
ここまで原作を振り切るともう気持ちいいですね🤓ディープな鳥山明ファン、ドラゴンボールファンは分からないけど私はこの作品楽しめましたね🤓仲本工事似の猿少年の師匠や終始顔色の悪いシュワちゃん、離島で隠遁生活を送っている亀男の性的衝動とか結構笑えましたよ🤓劇中に3箇所ほど無音になるところあるけど楽曲の著作権を考慮した結果かも知れない🤔故障ではないので安心して🙆とにかくこのカルト映画楽しんじゃってください🤓 -
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『 帰ってきたドラゴン 』CALL ME DRAGON (1974)
監督 ウー・シーユエン
脚本 ウー・シーユエン、タン・ロー
製作 ウー・シーユエン
撮影 チェン・ケイ
音楽 チョウ・フクリョン
アクション監督 ブルース・リャン
出演 ブルース・リャン(ドラゴン)、倉田保昭(ブラック ジャガー)、ユン・ホイ、ウォン・ワンシー、ハン・クオーツァイ、ディーン・セキ、チャオ・ナン、ほか。
メモ1📝
ブルース・リーの登場で世界中にカンフーブー厶が起きた。その真っ只中に香港で製作されたカンフー映画。唯一の日本人キャストの倉田保昭は元々日本の映画やドラマで活動していたが、1971年香港映画会社のオーデイションを受け合格したのを機に俳優活動の場を香港に移し数多くの香港映画に出演。この「帰ってきたドラゴン」が日本でも公開されると「和製ドラゴン」「和製ブルース・リー」と呼ばれ倉田保昭の名は日本でも広く知られるようになった。以後「Gメン」など人気ドラマにレギュラー出演するようになった。
メモ2📝
舞台は清朝末期、悪党のイム・クンホーが支配し麻薬や人身売買などあらゆる犯罪と暴力が渦巻く金沙村。悪を懲らしめながら旅を続けるドラゴンは元強盗団の若者2人を懲らしめ子分にする。ドラゴン一行は悪の巣窟である金沙村へ。時を同じく伝説の女格闘家イーグルも金沙村にやって来た。ドラゴンとイーグルはチベットの寺から盗まれた財宝をイム・クンホーが隠し持っていると踏んでいた。イム・クンホーは殺人空手の使い手ブラック ジャガーを呼び寄せ財宝をめぐって死闘が繰り広げられる。
メモ3📝
カンフーブー厶の時私は小5か小6でした🤓やっぱりブルース・リーが最初でしたね。学校に手製のヌンチャク持ってくの流行りましたもん。上級者は木で作ったトンファーも🤓あっ専門用語だから分かりにくいかな🤔映画後半のブルースと倉田さんの死闘でブルースが鎖でこん棒が繋がってるのを左右で振り回してるのが「ヌンチャク」ですね🤓対する倉田さんが持ってる握るところがついた棒状のものが「トンファー」と言います🤓この2人のスピーディかつハイレベルな闘いは見事過ぎて時間の経つのを忘れてしまいますね🤓ジャッキー・チェンやサム・ハンキンポー、リー・リンチェイ改めジェット・リーなどその後新しいスターが登場し東洋の精神は受け継がれていくことになります🤓 -
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『 闘え!ドラゴン 電光石火 』 (1975)
監督 田村正蔵、外山徹
脚本 伊上勝
企画 小林利雄
ブロデューサー 岡哲男(東京12チャンネル)、田村正蔵、福原博
音楽 菊池俊輔
出演 配役
倉田保昭(不知火竜馬)、府川房代(風吹リカ)、赤塚真人(武蔵小次郎)、三谷昇(久里彦左衛門)、ブルース・リャン(マジン・リャン)、ヤン・スウ(赤い虎)、チャン・ロウ(紫の蛇)、リー・カーデン(紅蠍)、阿倍牛(青い猫)、笠達也(茶色いヤモリ) ほか。
メモ1📝
「月光仮面」など製作していた宣弘社が倉田保昭主演で国内初の本格的カンフーアクションドラマを目指し製作された30分連続ドラマ。1974年7月から全26話が放送された。この「電光石火」は海外向け(特に香港向け)に劇場版として再編集されたもので倉田保昭の出世作でもある香港映画「帰ってきたドラゴン」に対しての日本映画「闘え!ドラゴン」のお返しともいえるだろう。
メモ2📝
戦争で両親を亡くし香港で戦災孤児として暮らしていた不知火竜馬は、風吹流空手創始者 風吹海山と出会い一番弟子となり修行を経て風吹流免許皆伝を会得し日本に帰国する。竜馬は日本で孤児院を運営し自分と同じ境遇にある孤児たちの面倒を見ながら静かに暮らしていた。ある日恩師 風吹海山の事故による訃報を聞き竜馬は数年ぶりに香港の土を踏む。そこで恩師の死は謎の暗殺組織シャドウの手によるものだったことを知る。慈善活動を行っている実業家が狙われインターポール捜査官リャンも暗殺組織シャドウを追って香港に来ていた。
メモ3📝
舞台が香港、マニラ(フィリピン)、日本と変わるんだけどやっぱりブルース・リャンが出る香港編が1番ですかね🤔「帰ってきたドラゴン」だとリャンが主役で倉田さんが悪役。この「電光石火」だと倉田さん主役でリャンがなかなか美味しい役どころですもんね🤓冒頭での久しぶりに香港に帰ってきた竜馬の姿と俳優 倉田保昭の姿がどうしても被るんですよね🥲自分を役者として成長させてくれた香港に凱旋した感じでね🥲ブルース・リャンは【特別出演】もしくは【友情出演】だと思いますね🤓全26話のTVシリーズの方もゲスト出演者が多彩で潮哲也(怪傑ライオン丸)、南城竜也(変身忍者嵐)、黒部進(ウルトラマン)、小野進也(ワイルド7)、岡崎二朗(仮面ライダーアマゾン)と特撮好きには貯まらない人たちなのです🤓脚本の伊上勝、音楽の菊池俊輔も昭和仮面ライダーに参加してましたからね🤓 -
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『 ジャンボーグA&ジャイアント 』 (1974)
制作 円谷プロダクション、チャイヨー・プロダクション
製作 ソムポート・セーントュアンチャーイ、淡豊昭
監督 東條昭平
脚本 若槻文三、山浦弘靖
音楽 菊池俊輔
出演 サイヤ・スリヤン、アランヤ・ナムウォン、立花直樹、ほか。
メモ1📝
「ジャンボーグA」は1973年に円谷プロダクションが制作し放送された特撮作品でこの映画はタイのチャイヨー・プロダクションと円谷プロダクションの合作映画として公開された。しかしその内容はTVシリーズでの映像の流用が多くオリジナル性が乏しい。
メモ2📝
今回の映画は実は…タイ語音声で日本語字幕非対応なんで、いつも以上に気合い入れてあらすじ書きますわ🤓
暁の寺ことワットアルンに保管されていたタイの財宝が、宇宙の侵略者デモンゴーネによって盗まれてしまいタイはパニックに陥る。そこに怪獣ジャンキラー Jrが現れタイのワットポーの巨人が現れジャンキラーと戦うも敗れてしまう。すると今度は暁の寺の守護神の巨人が出現。日本からもジャンボーグAもタイに駆けつける。だがデモンゴーネの策略により巨人とジャンボーグAはお互い敵と勘違いし月で戦うことになってしまう。しかし戦いの最中に地割れが出来て巨人が飲み込まれそうになったのをジャンボーグAが助け出し2人(?)は協力しデモンゴーネと戦う。
メモ3📝
名前は知ってたけど、こちら静岡では放送してなかったから今回初めて観ましたよ🤓立花直樹がセスナ機と共に一体化したのがジャンボーグA(銀色)で自動車と共に一体化したのがジャンボーグ9(銀色と赤)です🤓映画だと子供受けを狙ってTVシリーズから怪獣の登場シーン増やしたり当初にはなかったジャンボーグ9のシーン入れたりしてるからストーリーが破綻しててまるで悪い夢を観てるような気分になる作品ですね🤓
メモ4📝
その後1995年チャイヨー・プロダクションは、1996年から日本以外で「ウルトラQ」から「ウルトラマンタロウ」までのウルトラシリーズ6作品および「ジャンボーグA」の計7作品とそのキャラクターを商用目的で利用する権利を持つ主張し始めたことがきっかけでそれから約20年以上かかる「ウルトラマン訴訟」が起きるんですけどね🤔円谷プロにとってはまさに青天の霹靂って感じだったのでは…🤔裁判の経過全部書くと朝になっちゃうので「ウルトラマン訴訟」で各自調べてね🤓 -
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『 ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団 』 (1974)
監督 東條昭平
脚本 若槻文三、淡豊明、ソンポート・シングデァンチャイ
製作 ソンポート・シングデァンチャイ、伊藤久夫
制作会社 円谷プロダクション、チャイヨー・プロダクション
音楽 冬木透
出演 コ・ガオデンディー、ラナン・プリーチャー、ヨーチャイ・メクスワン、パワナー・チャナチット ほか。
メモ1📝
1974年に制作された円谷プロダクションとチャイヨー・プロダクションの合作長編映画。円谷プロとチャイヨープロの合作映画は先の「ジャンボーグA&ジャイアント」に続いて2作目。観ていて何処で戦っているのかも分からないくらい破綻してた「ジャンボーグAと巨人」と比べたらルーツが同じ仏教とはいえ日本とタイの宗教観(倫理観)の違いは感じはするけどちゃんとした映画になっている印象ですね。
メモ2📝
タイに住む仏を敬う心優しい少年 コチャンは、いつにも増して厳しい熱波と干ばつがタイ王国を襲う中、友人たちと貧しいながらも楽しく生きていた。ある日、コチャンは仏像泥棒に遭遇する。銃を持った3人組の泥棒たちを無謀にも追いかけ、その結果射殺されてしまう。しかし、いかなる時も仏を敬い仏の教えに殉じたコチャンの姿をウルトラの母は見ていた。彼女はコチャンの遺体をウルトラの国へと運び白猿ハヌマーンとして蘇らせる。こうしてハヌマーンの力を手に入れたコチャンは、仏像泥棒を成敗し大地を焼き尽くそうとばかりの厳しい光を放つ太陽と交渉しタイの人々を救う。しかし仏への敬意を払わぬ愚かな人間たちは科学の力で異常気象に対抗しようとしていた。人口降雨ロケットを打ち上げ雨を降らせる計画だ。しかし計画を無理に進めた結果ミサイル基地は大爆発してしまう。その衝撃で地低で眠っていた怪獣軍団が目覚め暴れ始めた。逃げまどうタイの人々。そこにハマヌーンが現れ怪獣軍団に立ちふさがるが多勢に無勢 逆にボコボコにされてしまう。そこにウルトラ6兄弟が助けに現れる。
メモ3📝
ハヌマーンとは孫悟空のモデルにもなったと言われるタイの伝説的英雄のようです🤓チャイヨー・プロダクションはこの作品のあと映画「ハヌマーンと11人のウルトラマン」を作りますがその中身は円谷プロの映画「ウルトラマンゾフィー」と「ウルトラの戦士VS怪獣軍団」とこちらの「ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団」の映像を勝手にミックス編集したものといういい加減さ😮💨さらに恐ろしいのが円谷プロにとどまらず石森プロ(東映)にも魔の手が…🤯「ハヌマーンと5人のライダー」なんて映画もちゃっかり作ってしまってるんですね😮💨どんだけ好きなんだよ!ハヌマーン!🤯これも劇場版ライダー映画を無許可で好き勝手に編集したものなんですよね😮💨東映は、タイ国内での新作劇場版ライダー映画の興行権をチャイヨー・プロダクションに与えただけなんだけど、それがなぜ「ハヌマーンと11人仮面ライダー」なんておぞましい映画が出来てしまうのか?本当に理解に苦しみますしチャイヨー・プロって大丈夫か?胡散臭くないか?って誰もが思いますよね🤔
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『サウンド・オブ・メタル〜聞こえるということ〜』
SOUND OF METAL (2019)
監督 ダリウス・マーダー
脚本 ダリウス・マーダー、エイブラハム・マーダー
原案 デレク・シアンフランス
製作 キャシー・ベンツ、ビル・ベンツ、サチャ・ベン、ハロッチェベルト・ハーメリンク
音楽 ニコラス・ベッカー、エイブラハム・マーダー
出演 リズ・アーメット、オリヴィア・クック、ポール・レイシー、ローレン・リドロフ、マチュー・アマルリック、マイケル・トゥ ほか。
メモ1📝
ドラマーのルーベンは恋人兼マネージャーのルーとバンドを組みアメリカ国内のライブハウスをまわって生活していた。ある晩の演奏中ルーベンが自分の耳が聴こえにくくなっているのに気付く。気になって専門医を受診するとこれからさらに悪くなり聴力を失う可能性もあると言われる。さらに耳に良くない大音量での演奏活動などは持ってのほかだと医師に言われたが生活していくにはライブをするしか方法がない。そしてついにルーベンは完全に聴力を失ってしまう…。
メモ2📝
監督のダリウス・マーダーは元々ドキュメンタリー映画出身でこの映画でも被写体から一定の距離を置いた感じや聴覚障害者となったルーベンの聴覚の再現や孤独感の描写など素晴らしいものがありますね🤓この映画鑑賞する際はヘッドフォンやイヤフォン使用を推奨してるようです。私は映画鑑賞は普段からイヤフォンですが、なるほどルーベンが感じてる社会を音で体験することが出来ました🤓タイトルのメタルの意味もけっして音楽の形態を表しているのではないことも分かると思います🤓
メモ3📝
これはまったくの余談なんですが、劇中ルーベンが着ていた白Tと黒パーカーにふと目が止まったので少し…🤓白Tは日本の伝説的ハードコアパンクバンド「G.I.S.M.」(1980〜2002)で黒パーカーはドイツの実験的(一般的にはインダストリアル系とも称される)バンド「アインシュルツェンデ・ノイバウテン」(1980〜)です🤓なかなか渋いチョイスですね🤓 -
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>>93
うっかりミスりました😵💫
こちらが本当のデータです🤓
『 続・黄金の七人 レインボー作戦 』
ⅡGRANDE CULPO DEI SETTE UOMINI D'ORO (1966)
監督・脚本・製作 マルコ・ヴィカリオ
撮影 エンニオ・グァルニェリ
音楽 アルマンド・トロヴァヨーリ
出演 フィリップ・ルロワ、ロッサナ・ポデスタ、エンリコ・アリア・サレルノ、ガストーネ・モスキン、ガブリエレ・ティンティ、モーリス・ポリ、マヌエル・サルツォ、ジャン・ピエロ・アルベルティーニ、ダリオ・デ・グラッシィ ほか。
メモ1📝
前作「黄金の七人」の続編にあたるイタリア フランス スペインの合作映画。主要キャストはほぼ同じ。
メモ2📝
「教授」とジョルジュ、そして6人の男たちは、ある諜報機関から南米某国の革命派リーダーである「将軍」の誘拐を依頼され多額の報酬金を条件で引き受ける。しかし、したたかな彼らはその誘拐任務と並行して膨大な金塊強奪計画を進めていく。
メモ3📝
ジョルジュ演じたロッサナ・ポデスタは「ルパン三世」の峰不二子のモデルといわれてますね🤓あとアラン・ドロンと共演した時の映画(タイトル忘れた😛)のマリアンヌ・フェイスフルもそう言われてますけどね🤓前作同様アルマンド・トラヴァヨーリの音楽も良いですね🤓 -
『 ゾンビライダー 』NIGHTMARE BEACH (1988)
監督 ハリー・カークパトリック
製作 ウィリアム・J・イマーマン、ジョシ・W・コンスキー
原案 ハリー・カークパトリック、ヴィットリオ・ランパルディ
音楽 クラウディオ・モレッティ
出演 ニコラス・デ・トス、マイケル・パークス、ジョン・サクソン、サラ・バクストン、ポール・グリーソン、ランス・ルゴール、ローリー・ヴァルヴェルデ
ほか。
メモ1📝
イタリア /アメリカの合作映画で劇場未公開のアクションホラー映画。私的には【カルト映画】の域にあと少し届かないB級C級映画といった感じですかね🤔
でも嫌いな映画ではなくむしろこの猥雑さが好きでもあります🤓
メモ2📝
暴走族「デーモンズ」のリーダー、ディアブロが連続殺人事件の犯人とされ電気イスによって死刑執行された。死刑執行の前にディアブロは自分の身の潔白と自分は必ず戻ってくると言い遺して逝った。
1年後、そのマイアミに春休みのバカンスの季節が訪れ多くの観光客で賑わっていた。その中にフットボール選手のスキップとロニーもいた。そんな中バイクに乗ったフルフェイス姿の殺人鬼による連続殺人事件が起こる。地元住民は死刑になったディアブロがよみがえり復讐をしていると恐怖した。ロニーが行方不明となりスキップは必死で捜すがロニーは郊外の採石場で遺体となって発見される。スキップはディアブロの死刑と今回の連続殺人事件は市長、警察署長、医師、牧師らが何らかのかたちで関与していることを知る…。
メモ3📝
現在の邦題は「ゾンビライダー」なんでそう書きましたけど、これゾンビじゃないんですよね~🤕間違えてゾンビ映画として観てもらおうという姑息な部分が見えてちょっとね🥴原題「ナイトメア ビーチ」だから「悪夢のビーチ」でいいんじゃないかな〜🤔そうそうこの映画エロ(露出)と被害者の描写が規制されてるんですよね🤓女性の胸やお尻のくい込みはボカシ処理。殺人鬼の被害者の描写はダメージ受けた部分だけモノクロ処理されてます。最初観た時ビックリしましたけどね。前紹介したAIによるデジタルカラー化の「炎上」思い出しちゃった🤠バーテンダーのおねえさんが乗ってる赤いスクーターはYAMAHAのベルーガ50で友達が乗ってたから懐かしい音でしたね🤓 -
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『 メガ・ピラニア 』MEGA PIRANHA (2011)
監督 脚本 エリック・フォルスバーク
製作 ラヴィット・マイケル・ラット
製作総指揮 ラヴィット・リマウィ
音楽 クリス・ライデンハウアー
出演 ポール・ローガン、ティファニー、バリー・ウイリアムズ、デヴィット・ラビオサ、ジェシー・デイリー ほか。
メモ1📝
アサイラム製作の巨大生物パニックもののTV映画。
メモ2📝
南米ベネズエラのオリノコ川で休暇中のアメリカ大使が、ピラニアの群れに襲われボートごと喰われてしまう。アメリカ政府はピラニアの仕業と思わずこれをテロ事件と判断した。国務長官の命令でフィッチは調査のため現地へとぶ。現地で知り合った科学者 サラから巨大ピラニアの話をきく。食糧難に備えバイオテクノロジーによって作り出された驚異的な成長をとげるピラニアが存在するということ。フィッチは川を調査するがピラニアの群れに襲われる。運良く一匹のピラニアのサンプルを手に入れベネズエラ軍の大佐にピラニア殲滅攻撃を要請する。ベネズエラ軍はオリノコ川に凄まじい攻撃をかけるがピラニアは水脈を伝って逃げ殲滅を逃れた…。
メモ3📝
メガシリーズは巨大生物シリーズでの元祖というか老舗というか信頼できるブランドみたいなもんなんですかね~🤔中途半端な巨大生物モノにはこちとら「メガ」を名乗らせねえよ🤨みたいな。女性科学者演じたティファニーは元々アイドルシンガーでこの「メガ・ピラニア」が意外にも映画初出演。ティファニーと同時期アイドルとして人気を二分したデビー・ギブソンも「メガ・シャークvsジャイアント・オクトパス」(巨大サメ対巨大タコ)に出演。そしてついに「メガ・パイソンvsギガント・ゲイター」(巨大ヘビ対巨大ワニ)で共演してるから面白いですね。ちょっと観てみたいかも🤓
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『 来たるべき世界 』 THINGS' TO COME (1936)
監督 ウィリアム・キャメロン・メンジーズ
製作 アレキサンダー・コルダ
原作 H・G ・ウェルズ 「来たるべき世界」
脚本 H・G ・ウェルズ、ラホス・ピロ
撮影 ジョージ・ベリナル
特撮 ネッド・マン、エドワード・コーエン
音楽 ミュア・マシースン
出演 レイモンド・マッセイ、セドリック・ハートウィック、マーガレッタ・スコット、ラルフ・リチャードソン、アン・トッド ほか。
メモ1📝
「タイムマシーン」「透明人間」「宇宙戦争」の作者として知られるH・G ウェルズが自身の近未来小説を脚本したSF映画の古典的名作。
メモ2📝
英国の架空都市 エヴリタウンが突然敵側の攻撃を受ける。それから約20年にわたり戦争が続きエヴリタウンは独裁者の支配下となる。だがその独裁体制も近隣の自由都市の支援攻撃で崩壊。その後の伝染病の猛威にも耐え抜いたエヴリタウンは超近未来都市を地下に建設。人々の生活は平和かつ合理的になるが、今度は旧体制の残党たちがそれに反発し破壊活動を引き起こしエヴリタウンはふたたび緊張に包まれる…。
メモ3📝
1940年のクリスマスから始まり2036年までのエヴリタウン市民の約100年を私たちは見届けるわけなんだけど、その中に世界大戦、独裁政権、疫病とその後20世紀の人類が経験(体験)するものがすでに描かれているのがちょっと怖いですね🤔まるで予言書のように…😬H・G ウェルズは1914年(!!🤯)に発表した論文(?)「開放された世界」で原子力兵器と核戦争の到来を予見したりしてましたからね🤔
メモ4📝
ストーリーも凄いけど特撮(ミニチュア)のレベル高いですよね🤓英国の特撮技術は前に紹介した「怪獣ゴルゴ」もレベル高かったし特撮人形劇「サンダーバード」観てもミニチュアのレベルめちゃめちゃ凄いですもんね。「ウルトラセブン」のウルトラ警備隊の各メカの発進シーンは「サンダーバード」の影響を強く受けているそうですよ🤓 -
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『ライフ・イン・ピクチャー』スタンリー・キューブリック:filmmakers / 名監督ドキュメンタリー (2001)
監督 ヤン・ハーラン
メモ1📝
これまで数多くの問題作(時が経ちそれは傑作と呼ばれることになるのだが…スタンリー、どうやら私たちの負けだ…)を世に送り出した映画監督 スタンリー・キューブリックの長編ドキュメンタリー映画。
メモ2📝
これまでの作品出演者たちのインタビューや未公開映像にスタッフたちの証言そして家族とのプライベート映像も含まれる。愛猫を溺愛する家庭人 スタンリー・キューブリックの姿が見れるのが嬉しい🤓
メモ3📝
そんなわけで今週はドキュメンタリー特集です🤓前回のドキュメンタリー特集は全部音楽ものだったから今回は映画(俳優)関連でいこうかな🤔 -
訂正します🥴やっぱり音楽モノ以外のドキュメンタリー特集にします🤓 -
『KUBRICK REMEMBERED−キューブリックを偲ぶ−』 (2014)
監督 ゲイリー・カーマー
出演 スティーブン・スピルバーグ、マルコム・マクドウェル、マシュー・モディーン、トッド・フィールド、R・リー・アーメイ、キア・デュリア、ライアン・オニール、ヴィンセント・ドノフリオ、クリスティアーヌ・キューブリック、レオン・ヴィダリ、カタリーナ・キューブリック、ジェームス・B・ハリス、ヤン・ハーラン ほか。
メモ1📝
スタンリー・キューブリックの映画製作と人生を追ったドキュメンタリー。先に紹介したドキュメンタリー「ライフ イン ピクチャー」をギュッとコンパクトにした印象だけどキューブリックが亡くなった後の家族たちの想いが観てて胸が熱くなりますね🥲
メモ2📝
「ライフ イン ピクチャー」には無かった「フルメタル ジャケット」の前半部の訓練での未公開シーン(リハーサルシーン?)が観れるのは嬉しいですね🤓「ハートマン軍曹」演じたR・リー・アーメイと「ほほえみデブ」演じたヴィンセント・ドノフリオのインタビューも🤓まあ殺される側と殺す側なんですけど🤠モノホンの海兵隊出身だったアーメイはコッポラ監督の「地獄の黙示録」にアドバイザーとして参加。「フルメタル ジャケット」もキューブリックは新兵訓練のアドバイザーとして彼を呼んだんだけどあまりにも面白かったのでそのままハートマン軍曹として出演させたそうです🤠
メモ3📝
いろんな人たちの証言によってスタンリー・キューブリック像が形成されていくんだけど、私の中にイメージする1人の男がいました。フランク・ザッパです🤓常に新しいことにチャレンジする。ある意味偏執的というか頑固。一見変人に見えて動物好きで家族想い。かなり共通点ありますね。撮影が全て終わってそれをブラッシュアップ(編集)する時が一番楽しいって言ったと誰か証言してなかったかな?そうなら完全にフランク・ザッパなんですけどね🤓天才なんてもんは似かよってくるもんなんでしょうかね🤔 -
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『 映画「シャイニング」の制作から40年後 』(2020)
制作 エイブラハム・ストーカー
メモ1📝
キューブリック監督の熱心なファンであるエイブラハム・ストーカーが「シャイニング」制作から40周年を記念して綴った映像集。全部で3部のパートに分かれており、1部 「スタンリーのインスピレーション」。2部 「映画よりも恐ろしい演出」。3部 「映画のその後の人生」となっている。
メモ2📝
映画「バリー リンドン」の興業的失敗から失意のキューブリック監督の姿からこのドキュメンタリーはスタートする。これまでのドキュメンタリー作品と重複する箇所は多いには多いけれど、原作者スティーブン・キングとキューブリック監督の映画脚本を巡ってのバトル、「シャイニング」撮影現場の火事や出演者の細かい説明(NG回数)、初試写会のあとキューブリック監督の強い要望でごっそりカットされた病院のシーンの解説など流石!キューブリックマニアと感心しました🤓
メモ3📝
なによりもウェンディ演じたシェリー・デュヴァルにスポットライトを当てているところかな🤔「シャイニング」出演後メジャー作品に出演しプロデューサー業もやってだけど2002年に引退。その後精神疾患を患い公の場に姿を見せなかったけど、2016年トーク番組での「シェリー・デュヴァル特集」で出演した際は、キューブリックの娘 ヴィヴィアン・キューブリックは視聴率稼ぎに彼女を利用したと激しくTV局を非難したそうです。「シャイニング」の撮影現場で彼女はメイキング映像撮ってましたからね🤓身近な存在だったから許せなかったんでしょうね🤔
シェリー・デュヴァルは2024年7月11日に75歳で亡くなりました。シェリー、どうか安らかに…。
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ここまできたら今週は「スタンリー・キューブリック特集」でいかせてもらいます🤓 -
『 迷宮の中の迷宮 』 スタンリー・キューブリックvsスティーブン・キング (2022)
制作 Content Lit with Simon Fay
メモ1📝
こちらの映画「シャイニング」に焦点を絞った映像集。映画版「シャイニング」と原作版「シャイニング」のキューブリック、キングそれぞれのファンを巻き込んだ論争とそれらの特徴づけを独自に調査したなかなか見応えのある映像作品です🤓
メモ2📝
興味がわいてYouTubeのアカウントにとんでみたら、主のメインは文学評論が専門のようでした🤔原作モノの「時計じかけのオレンジ」と「2001年宇宙の旅」も解析している。この2つも今度観てみよう🤓
メモ3📝
ホラー文学の巨匠スティーブン・キングの講演の映像があってその中での映画「シャイニング」を巡って天才キューブリックとのマウントの取り合いが何とも大人気ない気も…🤔結局キング自身が脚本書いて原作に近い「シャイニング」をドラマ化したんですよね。その貴重な映像も観れます🤓比べちゃ悪いけど…うーんキューブリックの圧勝かな🤔後半に短いけどキューブリックのオフィスで黒髪ロングの女の人出てきて段ボールに入ったものをGジャン着た男の人に見せてるシーンあると思うんだけど、女の人はヴィヴィアン・キューブリックで顔が映らないGジャン着た男の人は超常現象研究家で有名な矢追純一氏です🤓「シャイニング」公開後?の1980年に英国のキューブリックのオフィスまで取材に行ってたんですね🤔フルサイズ(約90分)観たんだけど、全部英語で字幕なし。途中キューブリックから電話があり矢追純一氏はいくつか質問しているんだけど音声が小さくて字幕対応出来なくて実に残念でしたね🤕「娘(ヴィヴィアン)はあなたの助けになってるかい?」っていうのは聞き取れたけれど🤓 -
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『「シャイニング」失われた病院のシーケンス 』
(2024)
制作 douggy
メモ1📝
映画「シャイニング」は完成時は146分あった。ホテルから逃げのびたウェンディとダニーが病院でホテルの支配人アルマンと再会する。別れ際にアルマンがダニーに黄色いボールを投げ渡す。そのボールはダニーがホテルの廊下で遊んでいた時どこからともなく転がってきたボールと同じだった…。つまり最初からホテルの秘密を支配人アルマンは知っていたという暗示が込められていたのだが、キューブリック監督はプレミア試写の後この病院のシーンを全てカットしフィルムも破棄してしまった。キューブリック監督のその真意は謎である。
メモ2📝
残された数枚のスチル写真と簡素なメモを元にAIの技術で永遠に失われた病院のシーケンスを再現したキューブリック愛(「シャイニング」愛?)を感じる作品ですね🤓
メモ3📝
フィルムさえ残っていれば、映像特典とかで観れたのにね😮💨それさえ許さなかったものがあったのでしょうか?🤔キューブリックが完璧主義者というのはこれまでのドキュメンタリー観れば、もうみんな分かってると思うけど🤔
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今回の動画短いので、あともう1つ「シャイニング」関連動画でキューブリック特集のエンディングとさせてもらいます🤓 -
『「 シャイニング」ダニー・ロイド 2019 』(2019)
制作 GoghVIDEO
メモ1📝
ダニー・ロイドは5歳の時に映画「シャイニング」のダニー・トランス役を5,000人の候補者の中から選ばれた。現在は俳優業を引退しケンタッキー州コミュニティ・カレッジで生物学の教諭をしている。
メモ2📝
2019年カナダのカルガリーで開催されたホラーマニアの祭典でのダニー・ロイドを招いてのパネルディスカッションの模様を収めた動画。司会はホラー・ジャーナリストのメアリー・ルイ・アーナット。
メモ3📝
司会のメアリーは「エクソシスト」の黒T、ダニーはなぜか「フォード」のTシャツ🤔ここは「シャイニング」のTシャツでしょうよ!😎まあ冗談はさておき。終始和やかな雰囲気でダニーは気さくに会場の皆さんの質問に答えています🤓なんせ5歳の時の記憶なんて思い出すのも大変ですけどね🤔特に印象に残ったエピソードはダニーが高校か大学受験の時キューブリックから突然電話がかかってきて好きな得意科目は?訊かれたことかな🤓劇中乗ってた三輪車(トライク)あげると言ってたけどいまだ届かないとか🥴シェリーの家に兄弟で遊びに行ったことや、ここでも例の病院のシーンの撮影について質問されてましたね🤓
メモ4📝
こんな感じで「スタンリー・キューブリック特集」終了です。お付き合いありがとうございました。本当は「2001年宇宙の旅」や「バリーリンドン」関連動画も紹介する予定でしたが、後半ほぼ「シャイニング」で埋まってしまいました😎また機会があれば第二弾特集したいですね🤓
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『 死なない頭脳 』THE BRAIN THAT WOULDN'T DIE
(1962)
監督 ジョセフ・グリーン
脚本 レックス・カールトン、ジョセフ・グリーン
制作 レックス・カールトン、モート・ランドバーグ
音楽 エイブ・ベイカー、トニー・スタノ
出演 ジェイソン・エヴァース、バージニア・リース、ブルース・モライトン、アデル・ラモント、エディ・カーメル ほか。
メモ1📝
交通事故により首だけになってしまった婚約者の新たな体を手に入れようと奔走する外科医の男を描いたホラー映画。劇場公開時は71分でショッキングなシーンを復活させた完全版は82分でこちらは【完全版】である。
メモ2📝
ビル・コートナーは若く向上心のある外科医。彼の父も外科医で息子の人間の尊厳を軽くみる非正当的な移植方法と医学至上主義の考えに批判的だった。ある日ビルは美しい婚約者 ジャンと田舎の家に自動車で向かう。しかし途中交通事故に遭いビルは車から投げ出され軽傷ですんだがジャンは酷い状態だった。ビルは燃える自動車からジャンの頭部を救い出し田舎の家の地下室にある研究室へと急ぐ。
ビルと助手のカートは液体の入ったトレイでジャンの頭部を蘇生させる。しかしこの状態でいるのも時間に限りがある。一刻も早くジャンの脳を別の女性の体に移植させなくてはならないのだ。ジャンはビルに「このまま殺して」と懇願するがジャンは聞く耳を持たない。やがてジャンはビルの行動は自分への愛ではなく外科医としての自己顕示欲だというのに気付き彼を憎むようになる。ビルはジャンの新たな肉体に相応しい若い女性を探しに街に出掛けるのだった…。
メモ3📝
この作品意外にもミュージカルに何度もなってるんですよね🤔確かに描き方によってはユーモラスに出来るかな~🤔「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」みたいに🤠あとフランケンシュタイン(人造人間)のバリエーションとも取れるし、神をも恐れぬ医学と人間(患者)の尊厳というところで私は手塚治虫先生の「ブラックジャック」思い浮かべましたね🤓 -
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『 ワイルド・エンジェル 』THE WILD ANGELS (1966)
監督 ロジャー・コーマン
脚本 チャールズ・B・グリフィス
製作 ロジャー・コーマン(API)
音楽 マイク・カーブ
出演 ピーター・フォンダ、ナンシー・シナトラ、ブルース・ダーン、ダイアン・ラッド、ルー・プロコピオ、マイケル・J・ポラード、ゲイル・ハニカット、ディック・ミラー、フランク・マススウェル ほか。
メモ1📝
暴走族集団「ワイルドエンジェル」を率いるリーダーの若者を中心に衝動的かつ無軌道に行動する彼等の姿を【低予算映画の帝王】と呼ばれたロジャー・コーマンが自らメガホンを取ったバイカー厶ービーの先駆け的作品。当初西海岸のみの公開だったが大ヒットし全米公開となった。
メモ2📝
ヘブンリー・ブルース(ピーター・フォンダ)はカリフォルニア州のとある町で暴走族集団「ワイルドエンジェル」を率いて傍若無人に振る舞っていた。
ある日彼らはメキシコ人不良グループからメンバーのルーザー(ブルース・ダーン)の盗まれたバイクを取り戻すべくアジトにのり込み大乱闘を繰り広げる。そこに警官隊が駆けつけ双方のグループは逃亡するがルーザーは運悪く警官の銃によって負傷し逮捕されてしまう。ブルースたちは病院に収容されたルーザー奪還を図る。
メモ3📝
主演のピーター・フォンダはデビューしたものの名優ヘンリー・フォンダの息子として模範的かつ優等生的な役柄ばかりで苦しんでいた時に、ロジャーからこの映画の出演の依頼を持ちかけられたそうです。デニス・ホッパー監督(出演も)の「イージーライダー」が1969年だから早いですよね🤓「ワイルドエンジェル」だとドイツ軍の鉄十字勲章付けてイキってたピーター・フォンダが「イージーライダー」だと革ジャンの背中にアメリカ国旗(星条旗)背負ってるのがなんとも感慨深いですね🤔
「ワイルドエンジェル」のラストで墓地でブルースは1人立ち止まって考えるところまできたが「イージーライダー」のワイアット(キャプテン・アメリカ)とビリーはそれすら許されず悲劇に見舞われる。その4年のスパンの大きさを感じました🤔
メモ4📝
役名無しでマイケル・J・ポラードが「ワイルドエンジェル」メンバーで出演してるけど彼も翌年「俺たちに明日はない」(この映画も「イージーライダー」と並んでアメリカン ニューシネマの傑作と呼ばれています)に出演し脚光を浴びますね🤓ちなみにマイケル・J・フォックスのJは敬愛する彼からいただいたそうです🤠 -
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『 失われた帝国 』THE LOST EMPIRE (1984)
制作 脚本 監督 ジム・ウィノースキー
音楽 アラン・ハワース
出演 メラニー・ヴィンチ、レイブン・デ・ラ・クロワ、アンジェラ・エイムス ほか。
メモ1📝
【低予算映画の帝王】ロジャー・コーマンの元で長年脚本家として働いていたジム・ウィノースキーの監督デビュー作品。ロジャーはこの映画に資金を出していないがスタジオは気前よく貸してくれてそこで撮影された。
メモ2📝
チャイナタウンにある古物店で強盗事件が起こり警察官の弟を殺されたエンジェル・ウルフは、友人のネイティブ・アメリカンのホワイトスターとかつてエンジェルが逮捕し豚箱に送った無法者のヘザーと3人でアンデッドの魔法使いとその邪悪なカルト集団が女性を誘拐し剣闘士のトーナメントに参加させている要塞化された島に潜入する。
メモ3📝
島でのトーナメント会場のシーンとかブルースリーの「燃えよドラゴン」思い浮かべた人も多いかもですね🤓音楽もちょっと似てたりして🥴まあ私的にはカルト映画には届かないC級映画でしょうかね🥴実は予定してた映画を観てみたら判りづらくいまひとつだったので、急遽この映画がピンチヒッターとして登板したわけです🤕ロジャー・コーマン繋がりは全くの偶然でしたけどね🥴まあこんな日もありますよ🤓
メモ4📝
そうそう出演者の胸の露出と極端にパンツが尻に食い込んだ部分はボカシが入ってますよ🤓あとセリフの「SHIT!」も音声消されてますね🤓Hなおとうさんはそれなりに楽しめる作品かもね🤓 -
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『ブロブ/ 宇宙からの不明物体 』 THE BLOB (1988)
監督 チャック・ラッセル
脚本 フランク・ダラボン、チャック・ラッセル
製作 ジャック・H・ハリス、エリオット・カストナー
製作総指揮 アンドレイ・ブレイ
音楽 ミヒャエル・ヘーニッヒ
主演 ケヴィン・ディロン、ショウニー・スミス、ドノヴァン・リーチ、ジョー・セネカ、デル・クローズ、ジェフリー・デマン、アート・ラフルー、ポール・マクレーン、ジャック・レーダー ほか。
メモ1📝
無名時代のスティーヴ・マックィーンが主演した1958年制作のSF映画「マックイーンの絶対の危機」(私は「人喰いアメーバの恐怖」の邦題の方がしっくりきますけどね…)のリメイク映画。監督のチャック・ラッセルは「エルム街の悪夢3 惨劇の館」(1987)「マスク」(1994)。共同脚本のフランク・ダラボンは「ショーシャンクの空に」(1994)「グリーン・マイル」(1999)を監督として世に送り出すという実力者コンビによる作品である。
メモ2📝
とある田舎町の森に火の玉が墜落する。第一発見者のホームレスの老人が墜落現場に向かうが、そこで粘液状の謎の生命体に腕を噛まれてしまう。そこにデート中のメグとポールが通りかかり老人を病院へと運ぶ。軽傷と診断された老人は知らぬ間に謎の生命体に体を食い尽くされポールも犠牲となる。難を逃れたメグはその一部始終を訴えるが誰も信じてはもらえず保安官は町のバイクを愛する不良少年ブライアンの仕業だと疑う。メグがブライアンに助けを求めると、最初は彼女の話を信じなかったがレストランでコックが謎の生命体に襲われる現場を目撃してようやく事態を理解した。その間にも謎の生命体は住民たちを襲い巨大化していった…。
メモ3📝
1958年版とは異なる部分(新解釈)があって、私もはるか昔に深夜TVかビデオレンタル(VHS)で観たきりなんで細かい比較は出来ないし何よりネタばれになっちゃうので止めときます🤓一時期のルーリードみたいな髪型の主演のケヴィン・ディロンはマット・ディロンの弟ですね🤓バイクはマックィーンが乗ってた同じ年式のトライアンフをチョイスしたと思います🤓 -
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『 超人アーゴマン 』
ARGOMAN THE FANTASTIC SUPERMAN (1967)
監督 セルジオ・グリエコ
脚本 ディノ・ヴェルデ、ヴィンチェンツォ・フラミニ
製作会社 フィダ・シネマトグラフィカ
出演 (配役) ロジャー・ブラウン(サー・レジナルド・フーバー/アーゴマン)、ドミニク・ボシェロ(ジェナベル)、エドゥアルド・ファハルド(執事チャンドラ)、ナディア・マーロワ(サマンサ)、ミモ・パルマラ(カート)、ニノ・ダル・ファブロ(ローレンス警部)、アンドレラ・ボシック(デュラン提督)、トム・フェリー(ヘイウッド将軍) ほか。
メモ1📝
SF、アクション、冒険活劇を組み合わせたモダンでキッチュなイタリア産スーパーマン映画。
メモ2📝
英国貴族のレジナルド卿ことレジナルド・フーバーにはもう1つの顔があった。国際的犯罪組織に立ち向かうヒーロー「アーゴマン」の顔だ。ある日、ロンドン塔に保管されていた王冠が盗まれる。スコットランドヤードのローレンス警部が捜査するが、王冠が世界の女王と名乗るジェナベルから手紙付きで戻ってきた。その手紙にはあらゆる種類の光を反射して分子構造を破壊しあらゆる物体を脆くする性質を持つ宝石=「ムラトフAⅣ」をよこせという要求だった。ジェナベルは「ムラトフAⅣ」を超兵器に活用し全世界の混乱を招く計画なのだ。ローレンス警部はレジナルド卿に助けを求める。
メモ3📝
これはええもん見つけた!って感じですね🤓前に紹介した「フラッシュマン」にちょっとシチュエーションが似ている感じですけどね。ともにイタリア産だし。荒唐無稽さではこちらの方が上かな🤔なんたってアーゴマンの武器が念力ですもん🥴敵のロボット(鉄クズ1号(勝手に命名)とのバトルシーンも良いですね🤓ジェームス・ボンド的要素を入れた結果なのか主人公レジナルド卿が本当に根っからの女好きで執事のチャンドラも何度も呆れるシーンがあるとこも良いですね🤓で女性とそういう行為すると超人アーゴマンとしての力が6時間しか持たなくなるって🥴いやいや、6時間もあれば充分でしょ🤠悪の女王ジェナベル、2人の警部もキャラが立ってて良し🤓音楽も良し🤓満場一致で「超人アーゴマン」【カルト映画】認定でーす🤓
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『 キューティー ハニー 』 CUTIE HONEY (2004)
監督 庵野秀明
脚本 高橋留美、庵野秀明
原作 永井豪 「キュティー ハニー」
製作 甘木モリオ、川端基夫
制作会社 トワーニ
音楽 遠藤幹雄
出演 (配役)
佐藤江梨子(如月ハニー)、市川実日子(秋 夏子)、村上淳(早見青児)、及川光博(ブラック クロー)、片桐はいり(ゴールド クロー)、小日向しえ(コバルト クロー)、新谷真弓(スカーレット クロー)、松尾スズキ(係長)、嶋田久作(警察庁幹部)、京本政樹(リョウ宇津木)、吉田日出子(掃除のおばちゃん)、手塚とおる(執事)、篠井涼介(シスター ジル)、加瀬亮(夏子の部下1)、岩松了(夏子の部下2)、松田龍平(?) ほか。
メモ1📝
「新世紀エヴァンゲリオン」「シン・ゴジラ」「シン仮面ライダー」の庵野秀明監督による永井豪原作の大ヒットアニメ「キューティーハニー」の初実写化作品。ヒロインのハニー役がなかなか決まらなかったり予算の関係で完成まで4年の歳月を要した。
メモ2📝
科学者 宇津木博士が何者かに誘拐された。公安第8課の秋夏子警部は早速捜査にあたる。犯人から海ほたるパーキングエリアに呼び出され向かう。そこにはパンサークロー幹部のゴールデン クローが待ち構えていた。それは罠だったのだ。警官に扮したパンサークローの手下たちに包囲される夏子。一巻の終わりというところで1人の女性警察官が現れ夏子の命を救った。そう彼女こそ宇津木博士の姪にあたる如月ハニーだったのだ。彼女は変身能力を使いゴールド クローを撃退し宇津木博士奪還に成功する。
一方、都内では貴金属大量強奪事件、若い女性の失踪事件が頻発していた。夏子はこれらの事件もパンサークローが絡んでいるとみた。海ほたるパーキングエリアから忽然と姿を消した如月ハニーも重要参考人として追跡調査を開始した。
メモ3📝
まず携帯電話の呼び出し音に思わずニヤリとしてしますね🤠アニメや漫画原作の実写化に関してはいつの時代も厳しい意見が飛び交いがちなんですが、私はこの作品楽しめましたよ🤓自分が年取ってあまり怒らなくなったのもあるのかな~🤔「デビルマン」「キャシャーン」「あしたのジョー」(寺山修司版じゃないよ)はまだ観てないから何とも言えないけど🥴
メモ4📝
松田龍平は【友情出演】で京本政樹は【特別出演】てなってます🤓松田龍平はネタバレになるから配役は?にしときました🤓原作者のGOちゃんこと永井豪先生もちょこっと出演しております🤠
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そんなわけで今週は邦画特集でいきたいと思います🤓 -
『 漂流教室 』 THE DRIFTING CLASSROOM (1987)
監督 大林宣彦
脚本 橋本以蔵、大林宣彦
原作 楳図かずお 「漂流教室」
製作総指揮 中村賢一
製作者 高木盛久、山科誠、山下輝政
音楽 久石譲
出演、林泰文、浅野愛子、南果歩、トロイ・ドナヒュー、佐々木一成、原田貴和子、尾美としのり、三田佳子、小林稔侍、高橋悦史、北詰友樹、楳図かずお、本多猪四郎 ほか。
メモ1📝
楳図かずおが1972年から1974年まで「週刊少年サンデー」にて連載した問題作の初実写化作品。舞台は都内の小学校から神戸のインターナショナルスクールへと変更されている。監督は「転校生」「時をかける少女」の大林宣彦監督。
メモ2📝
神戸市内のインターナショナルスクールに通う高橋翔(林泰文)はある朝母親と勉強についてケンカしてしまいそのまま学校に行く。突然授業中に激しい地震に襲われる。揺れはすぐ収まったが学校の外は一面の砂漠に変貌していた。突然の出来事に教室はパニックに陥るが結婚を控えた女性教師みどり(南果歩)と彼女に密かな想いを寄せる外国人教師タガート(トロイ・ドナヒュー)は生徒たちを落ち着かせる。用務員 関谷(尾美としのり)の反乱や砂漠に潜む未知なる生物の襲来により教師たちや生徒たちは次々と犠牲になっていく…。
メモ3📝
漫画家の楳図かずお先生が先月10月28日に88歳で亡くなられたということで急遽予定を変更しました。原作者の楳図かずお先生が原作とあまりにもかけ離れ過ぎたこの映画の事は、試写会の時一度観たのみで一切観なかったぐらい嫌いみたいなんで追悼に相応しいのか?いささか疑問ですけどね。今回私も何十年ぶりかに観ましたけど、良い意味でも悪い意味でも大林ワールド全開な作品かな🤔開かれた部分と閉じた部分の2極化したところが大林映画にはあってハマる人にはハマるんだろうけどハマらない人にはハマらない感じ。脚本書き上げたのは橋本以蔵氏だけどその脚本に後で手直ししたのが大林宣彦監督みたいだからオリジナル脚本ちょっと見てみたい気がしますけどね🤔この映画当時VHS、LD(レーザーディスク)知ってる?)で出てその後リリースされてないから貴重ではあります🤓警官役で楳図かずお先生、ワンカットしか映らない翔の両親(小林稔侍&三田佳子)の祖父役で「ゴジラ」の監督 本多猪四郎氏が出演しています。あと音楽が久石譲には驚きましたね🤓 -
この「漂流教室」テレビドラマ版は知ってたけどアメリカ版があるのは知らなかったなあ~🤔 -
『 雨月物語 』 UGETSU MONOGATARI (1953)
監督 溝口健二
製作 永田雅一
原作 上田秋成
脚本 川口松太郎、依田義賢
撮影 宮川一夫
助監督 田中徳三
音楽 早坂文雄
出演 (配役)
京マチ子(若狭)、水戸光子(阿濱)、田中絹代(宮木)、森雅之(源十郎)、小沢栄(藤兵衛)、青山杉作(老僧)、上田吉二郎(衣服屋主人) ほか。
メモ1📝
乱世の時代に戦乱と欲望に翻弄される人々を見事に描き出した溝口健二監督の傑作。第13回ヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞を受賞した。
メモ2📝
羽柴秀吉と柴田勝家が争う乱世の時代。琵琶湖のほとりにある村に農業のかたわら焼き物を作っている源十郎とその妻 宮木と幼い息子が住んでいた。同じく農民の源十郎の義理の弟 藤兵衛とその妻 阿濱も焼き物を手伝っていた。ある日、村に柴田軍の兵が現れ貯蔵していた農作物を強奪し人夫として使うため村の男たちを拉致して行った。源十郎らはいち早く逃げて無事だったが村は荒らされていた。この時藤兵衛は乱世の中の農民の虚しさを痛感し自分は侍になりたいと願う。奇跡的に窯の中の焼き物は無事だったので源十郎と妻 宮木と子供、藤兵衛と妻の阿濱は琵琶湖の向こうの市場で売るために舟で出かける。途中琵琶湖の海賊に襲われ瀕死の船頭と遭遇した源十郎は妻と子供の身を案じ舟から下ろす。
市場では源十郎の焼き物が飛ぶように売れた。藤兵衛は妻 阿濱の制止を聞かず売上金の一部を持って逃亡。念願の侍になるためその足で古道具屋に行き足軽一式を買い揃えた。その一方、源十郎は市場にいささか場違いな若い女に話しかけられる。
メモ3📝
この映画もいつか紹介しようとしてた作品なんで今回実現出来て感無量です🤓「炎上」同様存在は前から知っててもレンタル店になかったりしていままで観る機会がなかったんでね🤓いやー凄い映画だなーと思いましたね。ちょっとお袈裟かも知れないけど、これ人間の業というか人生そのものを描いているなと🤔撮影の宮川一夫は大映きっての名カメラマンで3年前の黒澤明監督の「羅生門」も担当した方ですね🤓「羅生門」では森雅之と京マチ子は夫婦役でしたけど🤓
メモ4📝
そういえば溝口健二監督の映画は今回初めてでしたね🤓ヨーロッパだと日本以上に評価高い監督でヌーベルヴァーグの監督たち特にジャン・リュック・ゴダール監督が敬愛してるんですよね🤓自分の映画に「ドリス・ミゾグチ」という人物を登場させるくらい。「羅生門」「雨月物語」と【極東の国 日本】の映画が世界で認められる存在になったのは凄いことだし、それを支えた技術者の情熱には拍手ですね🤓 -
田中絹代演じる宮木のシーンはやっぱり泣いてしまうね🥲 -
『 雨月物語 』のデジタル カラー化バージョンもあったので貼っておきます🤓彩色技術は『炎上』よりはるかに向上していると思うし何より和服の美しさをより引き立ててると思います🤓
どちらかお好きな方をお楽しみ下さい🤓 -
『 鉄砲玉の美学 』 (1973)
監督 中島貞夫
脚本 野上龍雄
製作会社 白楊社、ATG
音楽 荒木一郎、頭脳警察
出演(配役)
渡瀬恒彦(小池 清・天祐会のチンピラ)、森みつる(風俗嬢・小池の彼女)、杉本美樹(南九会幹部 杉町の情婦)、碧川ジュン(エリート社員の婚約者)、城恵美(クラブ「アモール」のホステス)、松井康子(クラブ「アモール」の年増ホステス)、西田良(刑事)、川谷拓三(杉町の子分)、小池朝雄(南九会幹部 杉町) ほか。
メモ1📝
1967年東映を退社した中島貞夫監督が初めて他社の資本で撮影した作品。製作会社の白楊社とはクリーニング会社ではなく(ちょっとボケました)中島貞夫、菅原文太、鈴木則文、天尾完次、掛札昌裕、金子武郎からなる共同出資会社である。ATGは日本アート・シアター・ギルドの略で1961年から1980年代に活動した日本の映画会社で他の映画会社と異なり非商業的芸術映画や監督を多く世に送り出した。制作資金の内訳はATGが1000万円、白楊社(+東映)が1400万円だったがそれでも全然足りない状態であった。
メモ2📝
高度成長期の大阪。暴力団 天佑会の末端のチンピラ
小池 清はウサギのテキヤをしているがまったく金にならず風俗嬢の情婦のアパートに居候している。そこに組幹部から「金になるから鉄砲玉やってみる気ないか」と誘われる。天佑会が九州に勢力を伸ばすために鉄砲玉を送り込みそこで暴れて相手に殺されてくれれば抗争の引き金になり九州進出の足がかりになるのだ。小池はよく考えず承諾し現金100万円と拳銃を受け取り九州 宮崎へと旅立つ。
宮崎に着いた小池は高級ホテルに宿泊し毎日豪遊した。大金と拳銃が彼の行動をより荒ぶらせるかのように…。ある夜入ったクラブ「アモール」でオーナー杉町と出会う。彼こそが宮崎を仕切っている南九会の幹部だったのだ。
メモ3📝
主人公 小池清のとる行動があまりにも■■すぎていまいち感情移入出来なかったですけどね🤔でもこの映画も昔から噂で聞いていた映画だったから今回観れて良かったです🤠低予算ゆえにハンディカメラの映像がゴダールみたいで良かったりしましたけどね🤓で音楽が頭脳警察でこれまたかっこいいですね🤓劇中出てくるフェアレディZは渡瀬恒彦氏の自家用車だそうですよ🤓最後に出てくるバスガイドさんて八代亜紀さんじゃないですよね?🤔なんか似てるんだよなあ🤔 -
早々と「キューティーハニー」も行ってしまわれたか…🥲邦画は洋画よりもチェック厳しいね〜😮💨
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『 天然コケッコー 』
A GENTLE BREEZE IN THE VILLAGE (2007)
監督 山下敦弘
脚本 渡辺あや
原作 くらもちふさこ 「天然コケッコー」
企画 前田直典
プロデューサー 小川真司、根岸洋之
音楽 レイ・ハラカミ
主題歌 「言葉はさんかく こころは四角」 くるり
出演(配役)
夏帆(右田そよ)、岡田将生(大沢広海)、夏川結衣(お母ちゃん)、佐藤浩市(お父ちゃん)、柳英里沙(田浦伊吹)、藤村聖子(山辺篤子)、森下翔吾(右田浩太郎)、本間るい(田浦カツ代)、宮澤砂耶(田浦早知子)、斉藤暁(篤子の父)、廣末哲万(シゲちゃん)、黒田大輔(松田大輔)、大沢まり(大沢君のお母さん)、田代忠雄(田浦のじっちゃん)、二宮弘子(そよのばあちゃん) 、伊原幹雄(そよのじいちゃん ) ほか。
メモ1📝
くらもちふさこの同名コミックを「ジョゼと虎と魚たち」で脚本家デビューした渡辺あやが手掛け、「リンダリンダリンダ」を監督した山下敦弘が監督した田舎町を舞台にした淡い青春ラブストーリー。夏帆の映画単独初主演映画。
メモ2📝
小中合わせても全校生徒が6人しかいない田舎町の分校に東京から転校生 大沢広海(岡田将生)がやって来る。中学二年生の右田そよ(夏帆)は同い年の同級生が出来たことに喜び大沢の都会的な雰囲気に心をときめかせる。しかし大沢はそんなそよの気持ちとはうらはらに我関せずという態度でおり、ときおり周囲に対して配慮に欠ける発言もするのでそよの大沢に対して印象が次第に悪くなっていった。狭いコミュニティゆえに大沢は夫の浮気が原因で離婚した母親(大沢まり)と一緒にこの町に来たという話もそよの耳に入ってきていた。
ある日、親睦も兼ねて学校の皆んなで近くの海へ海水浴に行くことになる。そよは大沢も誘い渋々参加した大沢含む一行は徒歩で海へと向かう。海への近道には昔飛び降り自殺があったとされる橋があり一行は一目散に駆け抜けた。海水浴を終え大沢は行きと同じ近道で帰ると言い仕方なくそよもつき合う。そよの草履が線路の枕木に引っかかり危うく電車に轢かれそうになったそよを大沢は助ける。それから2人の距離が少しずつ近づいていった。
メモ3📝
前回の映画が暴力🤯エロス🤯と荒んだ作品(けっして「鉄砲玉の美学」をディスってる訳ではありませんよ)だったので、今週の邦画特集ラストは爽やかな青春映画にしました🤓じっくり時間をかけて登場人物たちを作品の中で成長させていく感じの渡辺あやの脚本は「ジョゼと虎と魚たち」でも感じましたね🤓社会的弱者に向けた優しい視線というのが彼女の創作のベースになってる気がします🤓ラストシーンはあれワンカットで撮っているのかしら?あのシーンも美しいよね🤓で くるりの「言葉はさんかく こころは四角」でエンディングロールでしょう。いやー実にお見事でした🤓
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音声が小さめで台詞が聴き取りにくい箇所があるかも知れないけど、良い映画なのでどうか最後まで観てください🤓 -
脚本家 渡辺あやの話が出たところで…
今日は【特別編】🤓
『エルピス−希望、あるいは災い 』
(2022.10.24〜2022.12.26 OA)
脚本 渡辺あや
演出 大根仁、下田彦太、二宮孝平、北野隆
監修 江口茂(報道)、吉田京子(刑事弁護)、古谷謙一(警察)
音楽 大友良英
プロデューサー 佐野亜裕美(カンテレ)、稲垣護(クリエイティブプロデュース)
制作 ギークピクチュアズ、ギークサイト(協力)
製作 関西テレビ放送
出演
長澤まさみ、眞栄田郷敦、三浦透子、三浦貴大、近藤公園、池津祥子、梶原善、片岡正二郎、山路和弘、岡部たかし、六角精児、筒井真理子、鈴木亮平 ほか。
エルピス―希望、あるいは災い―
#TVer
https://tver.jp/episodes/epktvd5k9s -
今夜はチェ・ゲバラのドキュメンタリー2本立てです🤓
『 革命家 チェ・ゲバラ 本当の顔 』
監督 ジャック・ヴィシェット
メモ1📝
エルネスト・ゲバラ(通称 チェ・ゲバラ)(1928年6月14日−1967年10月9日)はアルゼンチン生まれの政治家、革命家でキューバのゲリラ指導者。
メモ2📝
数多くの関係者の証言と未公開アーカイブがここにあり「キューバの伝説」に関する大きな疑問に対応可能である。「チェ・ゲバラとはいったい何者だったのか?」
メモ3📝
盟友フィデル・カストロと共に達成したキューバ革命やチェ・ゲバラ本人の名は知らなくても、国内外のサッカースタジアムなどで見かけるあのベレー帽に髭を蓄えた男の顔は皆さん一度は見たことあると思います🤓恥ずかしながら私も彼がアルゼンチン出身だったのは知らなかったです🥴
メモ3📝
このドキュメンタリーはフィルムだし音楽もいいんですよね🤔2本目に上げる動画だと遺体にモザイク処理されてたけどこっちだと無しだからそこのところは覚悟しておいて下さい。 -
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『 チェ・ゲバラ 最後の日々 』
メモ1📝
こちらはキューバを離れ身分を偽りアフリカのコンゴ、南米のボリビアへと潜伏しゲリラ隊を指導し住民たちをも取り込み武装蜂起させるのに奮闘する革命家 チェ・ゲバラの姿が描かれる。
メモ2📝
コンゴではゲリラ志願兵の士気の無さに呆れ、最期の地となるボリビアでもキューバからの充分な援助は受けられずゲリラ隊はボリビア軍の圧倒的な力の前に敗走する。この辺りは観てるのが辛くなって来ましたね🥲チェ・ゲバラはボリビア軍に捕らえられ裁判も行われず銃殺されてしまう🥲最初から勝てるはずのない戦いだったと思わざるえないですね。
メモ3📝
結局のところフィデル・カストロは英雄 チェ・ゲバラを見捨てたのでしょうか?🤔それともただ運が悪かっただけなのでしょうか?🤔
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そんなわけで今週はドキュメンタリー特集です🤓 -
『【大阪万博50周年】日本万国博 (再編集版) 』
EXPO'70 50TH ANNIVERSARY
メモ1📝
「人類の進歩と調和」がテーマの元に1970年(昭和45年)3月15日から9月13日までの183日間大阪府吹田市の千里丘陵で開催された日本初の国際博覧会のドキュメンタリー映画。
メモ2📝
万博会場となる千里丘陵の整地から各パビリオンや太陽の塔建設から開幕式、閉幕式まで高画質画像で克明に記録されている。
メモ3📝
たしか3つ上の兄が修学旅行で万博行ったんですよね🤔万博土産の絵葉書の近未来的な各パビリオンの写真はカッコいいなあ~と眺めてましたね🤓1番人気だったアメリカ館展示の「月の石」も行列に並んで一瞬だけ観たようです🤓
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今夜はブルース・リー特集 豪華2本立てでいきます🤓
『ONE-ON-ONE COMBAT / BRUCE LEE TOP FIGHT』
1対1の戦闘 ブルース・リー 最高の戦闘シーン
制作 Xtremely Kurious
メモ1📝
ブルース・リー(李 小龍 / BRUCE LEE)1940年11月27日−1973年7月20日)は、香港人の中国武術家、武道家、俳優、哲学者。マーシャルアーツ「JEET KUNE DO」の創設者でもある。
メモ2📝
ブルースが生前出演した「ドラゴン危機一発」「ドラゴン怒りの鉄拳」「ドラゴンへの道」「燃えよドラゴン」「死亡遊戯」からフルコンタクト!かつベストバウト!なシーンをチョイスした映像集。
メモ3📝
初めてブルース・リー観た人はかなり衝撃受けるかも🤓いや、むしろそうあってほしい🤓そして男子ならば怪鳥音を発するのだ!!ばちゃーーーーっ!! -
ちなみに最初に戦った相手は若きサモ・ハン・キンポーだよ🤓抗日運動まっただ中だと我々日本人が敵として描かれるからちょっと複雑ではありますけどね🤔 -
『グレイテスト ミステリー with L.FISHBURN S2』
エピソード 7 「ブルース・リー 死の真相」
制作 HISTORY公式
メモ1📝
1973年7月20日香港で亡くなった武道界のスーパースター ブルース・リー。服用したアスピリンへの致命的なアレルギー反応が死因とされるが、彼の弟 ロバート・リーは信じてはいない。ロバートは香港警察の元刑事 フィリップ・チャンの協力を得て兄の死の真相を明かそうとする。
メモ2📝
彼が最初から映画俳優を目指していたわけではなく、武道家として自分を極めオリジナルのマーシャルアーツ(総合格闘技)「ジークンドー」を世に広めるための宣伝活動の一環で映画に出演していたことは有名ですよね🤔だからこそこの動画観てて「君子危うきに近寄らず」って言葉ふと思い浮かんじゃったんだよね…🤔生意気なこと言ってんじゃねぇよって言われるかもだけど😐
メモ3📝
香港時代は手がつけられない不良少年で両親がそんなブルースをアメリカのシアトルで一人暮らしさせるんだけど、そのシアトルにはブルースより2つ下のジミ・ヘンドリックスが生活してたんですよね🤓もしかしたらこの2人通りですれ違ってたかも知れないと思うとワクワクしますね🤓 -
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『 ヨーコ・オノとビートルズ 』 (2024)
制作 Lindsay Ellis
メモ1📝
ビートルズが解散した理由は、非常に詳しく記録されており彼らの敵意が最高潮に達した時でさえバンドのメンバーは誰もヨーコ・オノを責めなかった。では、なぜこれがいまだに続いているだろうか?―リンゼイ・エリス―
メモ2📝
ジョン・レノン暗殺時の克明な記録そしてその暗殺事件の知られざる余波でスタートする。ビートルズ解散までの道程、小野洋子の生い立ちとジョンと出会うまでの芸術活動も貴重な映像で描かれる。しかし突如として幼児化してしまった天賦の才能を持つ男性が悪女(悪妻)によって堕落していく例としてカート・コベイン&コートニー・ラブ、ハリー王子(元と言った方が適切か)&ミーガン・マークルが出てきたあたりで?ってなったけど最後はしっかり軌道修正して感動させてくれました🤓
メモ3📝
映像然り文字による情報量が凄まじく翻訳での細かいニュアンスの違いもあるので、何回も観ないと駄目なタイプですね🤓でも全体的にユーモアが散りばめられているから苦痛では無いですね🤓定期的にはさみ込んでるリンゴ・スターいじりとかね🤓愛されてるなあ~リンゴは🍎
メモ4📝
来月がジョン・レノンの命日なんですよね。夕方頃のTVニュースで速報流れてその日の夜のラジオ(おそらくニッポン放送)は夜遅くまでジョン・レノン追悼特別番組やってたの思い出しますね。パーソナリティは誰がやったのかはもう覚えてないけど。
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ニッポン放送だと洋楽に造詣が深い亀渕昭信氏がパーソナリティだったのかな?🤔 -
「ドキュメンタリー特集」最終日の今夜は2本立て🤓
『 ナンシー関のいた17年 』(2014.12.14. OA)
N■K BS 「プレミアムドラマ」
脚本・演出 戸田幸宏
制作統括 鈴木真実、湯川英俊
プロデューサー 平部隆明
出演(配役)
安藤なつ(ナンシー関(関 直美)、新山千春(米田(関)真理)、中村靖日(伊藤正幸(いとうせいこう)、木南晴夏(田崎美智代)、毒蝮三太夫(本人役)
VTR出演
いとうせいこう、君塚太、デーブ・スペクター、リリー・フランキー ほか。
メモ1📝
独自の「テレビ批評」と「消しゴム版画」でコラムニストとして人気を博しながら若くして急逝したナンシー関。その人生を関係者の証言と再現ドラマで描く。
メモ2📝
ナンシー関を演じた安藤なつ(メイプル超合金)これがTVドラマ初主演作で妹役を演じた新山千春ともに好演している。自宅での仕事中の安藤なつに新山千春が「ちょっと休憩しよう。お姉ちゃんの好きなあんドーナツだよ。」っていう台詞があってこれギャグ(アドリブ)なのか?気になりましたね🤓
メモ3📝
ちょっと残念なのが後半ミュート(無音)部分が多いことかな🤔けっして故障ではないですよ🤕それが確認出来たのが今夜9:30過ぎで今夜のラインアップから外そうかと思ったけど、ドラマ部分はなんとか大丈夫だし何よりも良いドラマだし予定通り1本目に決めました🤓 -
私はサブカル系雑誌「月間 宝島」(小さいサイズ)が愛読書でした🤓 -
『 にんげんドキュメント 「斬られ役〜大部屋俳優 58歳の心意気〜」』 (2001.5.24. OA)
メモ1📝
福本清三(1943年(昭和18年)2月3日−2021年(令和3年)1月1日)は50年以上にわたり時代劇、現代劇を問わず「日本一の斬られ役、殺され役」を演じてきたことから「5万回斬られた男」の異名を持つ東映剣会所属の俳優である。
メモ2📝
テレビ時代劇「暴れん坊将軍」に出演していた福本清三に東映設立50周年作品「RED SHADOW 赤影」(中野裕之監督)の出演オファーが届く。「仮面の忍者 赤影
」を新しいタッチで描く時代劇で福本清三は敵側の侍で笹井一磨役で出演することになった。このドキュメンタリーではその撮影風景を中心に彼を支える家族、同じ釜の飯を食ってきた大部屋俳優の仲間との別れなどが描かれる。
メモ3📝
「RED SHADOW 赤影」の中野裕之監督の私の赤影は人を斬らないという先進的な考えと福本清三所属の東映剣会の斬られ役こそが彼の持ち味なんだから斬ってほしいという両者の駆け引きが観ててすごく面白かったですね🤓結果は観て下さい🤓TV時代劇だとヒゲがNG🙅というのも初めて知りましたね🤓
メモ4📝
3年前に肺がんで亡くなられたのは寂しいけど、TV時代劇や任侠映画にいっぱい出てるからまた会えますよね🤓 -
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『 双頭の殺人鬼 』 THE MANSTER (1959)
監督 ジョージ・P・ブレイクス
ケネス・G・クレイン
脚本 ウォルター・J・シェルドン
原案・制作 ジョージ・P・ブレイクス
撮影 デビット・メイソン
音楽 小川寛興
出演(配役)
ピーター・ダインリー (ラリー・スタンフォード)
ジェーン・ヒルトン (リンダ・スタンフォード)
中村哲 (ロバート・スズキ博士)
テリ・ジマーン (スズキ博士の助手 タラ)
ジェリー伊藤 (会田警視総監)
ノーマン・ヴァン・ホーリー (イアン・マシューズ)
武智豊子 (鈴木博士の妻 恵美子)
黒木健三 (鈴木博士の息子 源治)
アラン・タールトン (HB・ハンセン博士)
高木新平 (寺の住職)
ジョージ・ワイマン (怪物)
ほか。
メモ1📝
日本人スタッフと日本人俳優によって日本で撮影されたアメリカのSFホラー映画。
メモ2📝
アメリカの海外ニュース特派員 ラリー・スタンフォードは東京に滞在し近々妻のリンダが待つアメリカに帰るのを楽しみにしていると上司であり友人のイアンに話す。そんな彼の日本最後の任務は火山の頂上に住み隠遁生活を送る科学者 ロバート・スズキ博士にインタビューすることだ。
ロバート・スズキ博士は人類の進化は科学的手法によっても引き起こされることを発見した。しかし、これまで行った実験はいずれも大きな失敗に終わった。最後の実験では連続殺人獣が生まれロバート・スズキ博士自らが実験体を殺さねばならなかった。そんな過去の失敗にも屈せずロバート・スズキ博士は新しくより優れた処方を発明しそれをテストする実験体を探していた。その絶好の標的がインタビューにやって来るラリー・スタンフォードだったのだ…。
メモ3📝
フジヤマ、ゲイシャと外国人が日本に対してイメージするこの2つがふんだんに盛り込まれた江戸川乱歩を彷彿させるおどろおどろしいMADE IN JAPANモンスター厶ービーですね🤓私結構好きですこの作品🤠マッド・サイエンティスト ロバート・スズキ演じた中村哲は「地球防衛軍」(1957)、「モスラ」(1961)、「海底軍艦」(1963)と東宝特撮作品での名バイプレイヤー。僧侶役の高木新平は黒澤明監督の「七人の侍」(1954)、「蜘蛛巣城」(1957)、「用心棒」(1961)に出演した実力派。服部良一の弟子である小川寛興のテルミン(電子楽器)を使った映画音楽も良かったですね🤓
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オリジナル版(モノクロ)とデジタル・カラー化版
貼っときます🤓どちらかお好きな方を🧟🧟🧟
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『 エル・マリアッチ 』 EL MARIACHI (1993)
監督 ロバート・ロドリゲス
脚本 ロバート・ロドリゲス
製作 ロバート・ロドリゲス、カルロス・ガラルド
撮影 ロバート・ロドリゲス
編集 ロバート・ロドリゲス
音楽 マーク・トリエーロ、アルバロ・ロドリゲス、ファン・スアレス、セシリオ・ロドリゲス、エリック・ガスリー
出演 カルロス・ガラルド、ピーター・マルカルド、ゴンスエロ・ゴメス、ジェイン・デ・ホヨス、レーノル・マルティネス ほか。
メモ1📝
弱冠25歳のロバート・ロドリゲスが製作費7000ドルという低予算、撮影日数わずか14日間で撮りあげたアメリカ/メキシコ合作のクライムアクション映画。「デスペラード」「レジェンド・オブ・メキシコ」へと続くマリアッチ三部作の一作目。
メモ2📝
舞台はメキシコの小さな町アクーナ。盗んだ金を独り占めした上に手下を使い自分の命まで取りにきたかつての仲間で現在町を仕切っているボス モーリシオをアズールは許せなかった。アズールはモーリシオの手下たちの襲撃を上手くかわし返り討ちにした。アズールはギターケースの中にマシンガンを隠し持ち黒い服装をしていた。何が何でもアズールを探し出せとモーリシオの命令が町中に響きわたった。
そんなきな臭い町に職を求めて本物のマリアッチ(メキシコの伝統芸能的なギター流し)の青年がやってきた。あちこちの酒場に行くが最早マリアッチは古いと断られる。とりあえず安いホテルにチェックインすることにした。フロントの男が彼をアズールと勘違いし連絡を受けた殺し屋たちがマリアッチに襲撃をかける。
メモ3📝
ロバート・ロドリゲス監督作品は恥ずかしながら「フロム・ダスク・ティル・ドーン」(脚本は「偉大なるQT」ことクエンティン・タランティーノ!!)しか観てなくて今回の「エル・マリアッチ」も初めて観たんですが若き才能を感じますね🤠要所要所に若さゆえの荒さは感じるけどデビュー作だから仕方ないですね🤓むしろデビュー作で製作、監督、脚本、撮影、編集やってこれだけの作品撮れるのは凄いですね🤠 -
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『 東京暗黒街 竹の家 』HOUSE OF BAMBOO (1955)
監督 サミュエル・フラー
脚本 ハリー・クライナー、サミュエル・フラー
製作 バディ・アドラー
音楽 リー・ハーティン、ライオネル・ニューマン
出演(配役)
ロバート・ライアン (サンディ・トーソン)
ロバート・スタック (エディ)
山口淑子 (ナゴヤ・マリコ)
早川雪洲 (北警部)
キャメロン・ミッチェル (グリフ)
ブラッド・デクスター (ハンスン大尉)
デフォレスト・ケリー (チャーリー)
ビフ・エリオット (ウェバー)
サンドロ・ギグリオ (セラン)
ほか。
メモ1📝
サミュエル・フラー監督通算8本目となるオール日本ロケのクライムサスペンス映画。昭和30年の昭和日本の原風景がテクニカラー&シネマスコープで鮮明に記録されているのがこの映画の魅了でもある。
メモ2📝
日本の富士山麓を走る米軍の武器輸送列車が何者かに襲われ、大量の米軍の武器が強奪され警護にあたっていた米国の軍曹が殺害された。東京警視庁の北警部(早川雪洲)は米国憲兵隊と協力しハンスン大尉(ブラッド・デクスター)と共に捜査にのり出す。列車襲撃後、東京の工場が襲撃される。その時撃たれ負傷した一味の男ウェイバーが死ぬ。ハンスン大尉はウェイバーの遺留品からスパニア(ロバート・スタック)という男からの手紙を発見した。そこにはスパニアがアメリカの刑務所にいることと出所したら東京へ来るということが書かれていた。またナゴヤ・マリコ(山口淑子)という日本人女性も記され彼女はウェイバーと結婚していたのだ。
東京にやって来たスパニアはマリコに会い友人ウェイバーが殺害されたことを初めて知る。スパニアはグリフ(キャメロン・ミッチェル)とそのボス サンディ(ロバート・ライアン)と会いギャングの仲間入りをする。しかしそれはハンスン大尉の頼みでスパイとして潜入し一味の行動を探るためだった。
メモ3📝
最初に言っておかなくならないことがありまして、今回の映画は英語字幕/日本語字幕非対応となっております。サミュエル・フラー監督の名著書「映画は戦場だ!」読んだ人間としてはどうしても観たかった映画で今回日本語字幕 英語字幕無しだったけど観れて感激したので選びました。字幕無しだと逆に映像に集中出来るから良いですよね🤓
メモ4📝
テクニカラー&シネマスコープで映し出される東京の銀座、浅草、上野公園、品川、佃島(個人的にはこのゴチャゴチャした感が1番好き)鎌倉もありましたね(大仏の肩越しからのショットには驚きました😮)あとフラー監督のわがままで(?)実現した冒頭の山梨の富士吉田でのSLと富士山🗻ラストの松屋デパート屋上遊園地での銃撃戦は本当に凄いですね🤓 -
変な日本語や変な和服の着こなしや変な漢字などツッコミどころ満載なんだけどサム・フラー監督だから許しちゃう🤓 -
『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』(1960)
THE LITTLE SHOP OF HORRORS
監督 ロジャー・コーマン
脚本 チャールズ・B・グリフィス
製作 ロジャー・コーマン
音楽 フレッド・カッツ
出演 (配役)
ジョナサン・ヘイズ (シーモア・クレルボーン)
ジャッキー・ジョセフ (オードリー)
メル・ウェルズ (花屋の店長)
ディック・ミラー (花を食べる常連客)
マートル・ヴェイル (シーモアの母親)
ジャック・ニコルソン (マゾヒステックな患者)
メモ1📝
【B級映画の帝王】ことロジャー・コーマン監督が別の映画で使ったセットをそのまま使いわずか2日間で撮影したホラーコメディ映画。1982年に初めてミュージカル化され好評を博しそれを元に1986年に劇場映画としてリメイクされ2024年現在でもどこかしらの国の舞台で上演され続けている作品になるとは誰が予想しただろうか…。
メモ2📝
花屋の店員 シーモア(ジョナサン・ヘイズ)は根は真面目だが気が小さくいつも店ではミスばかりして店長(メル・ウェルズ)に怒鳴られてばかりいた。そんなシーモアの心のよりどころは同じ花屋で働く店長の娘 オードリーへの淡い恋心だった。
ある日、店でシーモアがとんでもないミスをやらかし店長は超激おこ。何か店のために良いことをしないとお前をクビにする!とシーモアに言い放つ。慌てたシーモアは自分がいま育てている珍しい植物を店に飾ればお客様が集まってくれるかも…と提案。店長は言った「いますぐ持って来い!」
シーモアが持ってきたのは、彼が想いを寄せているオードリーから名前を取った「オードリー・ジュニア」という珍しい植物の一種だった。店長はシーモアにどんな手段を使ってもこの植物を大きく成長させろ!と命令した。
あらゆる肥料や水をやっても「オードリージュニア」は成長する気配はなかった。このままでは店をクビになってしまう…。シーモアは途方に暮れた。ある日シーモアが指先を切りその血が「オードリージュニア」のつぼみにかかった途端に活き活きしだした。やがて「オードリージュニア」はシーモアの血では物足りなくなり人間の言葉で「腹が減った~何か喰わせろ〜」と訴えるようになった。
メモ3📝
それぞれ個性的な出演者たちと怖いんだけど、なんか面白い不思議なバランスがこの作品の魅力なんでしょうね🤓このオリジナル版のラストはシーモアがちょっと可哀想な感じしますけどミュージカル版と映画版だとハッピーエンドに変えられたようですよ🤓歯医者のシーンでドリフみたいなことやってるジャック・ニコルソンは無名時代はロジャー・コーマンのところで脚本書いたり俳優として活動してたんですよ🤓 -
おいおい「東京暗黒街 竹の家」もう消えてんじゃん…😮💨
前もあったけどアイコンを外国人の女の顔にしてるUP主は信用ならんな…🤕 -
『 三人の狙撃者 』 SUDDENLY (1954)
監督 ルイス・アレン
脚本 リチャード・セイル
製作 ロバート・バスラー
音楽 デヴィット・ラクシン
出演 (配役)
フランク・シナトラ (ジョン・バロン)
スターリング・ヘイドン (トッド・ショウ保安官)
ジェームス・グリースン (ポップ)
ナンシー・ベイツ (エレン・ベンソン)
キム・チャーニー (ピッジ)
ポール・フリーズ (ベニー・コンクリン)
クリストファー・ダーク (バート・ウィーラー)
ウィリス・ボーシェイ (ダン・カーニー)
ポール・ウェクスラー (スリム保安官助手)
ほか。
メモ1📝
アメリカを代表する歌手、エンターティナーのイメージが強いフランク・シナトラが大統領暗殺を企てる狙撃者を演じるクライムサスペンス映画。共演者はスタンリー・キューブリック監督の「現金に体を張れ」「博士の異常な愛情」のスターリング・ヘイドン。
メモ2📝
1950年代のアメリカ。カリフォルニア州の田舎町サドンリーにアメリカ大統領が休暇を兼ねて極秘訪問することが地元保安官事務所に知らされる。大統領の到着前に地域の治安状況を確認するFBIの調査として3人の男達がベンソン家にやってくる。ベンソン家には戦争未亡人 エレン(ナンシー・ベイツ)、幼い息子 ピッジ(キム・チャーニー)、義理の父 ポップ(ジェームス・グリースン)の3人が暮らしていた。その家は駅を見下ろす丘の上にあり、大統領を狙撃するには最適な場所なのだ。3人組の男たちの正体はFBIなんかじゃなく冷酷非情なリーダー ジョン・バロン(フランク・シナトラ)率いる暗殺者集団だったのだ。家は乗っ取られバロンに腕を撃たれ負傷した保安官 トッド(スターリング・ヘイドン)とベンソン・ファミリーは人質となってしまう。大統領到着の時間が刻々と近づいてくる…。
メモ3📝
この映画昔深夜TVで観てなかなか面白いなあ〜って記憶に残ってて偶然上がってきたのでセレクトしてみました🤓ほぼ室内劇なんですけどね🤔キューブリック監督好きとしては保安官役のスターリング・ヘイドン推しで観ちゃうんですけどね🤓シナトラっていうと…コッポラ監督の「ゴットファーザー」で出てくるイタリアン・マフィアと親密な関係があった売り出し中の歌手のモデルとして登場したり、ジョン・F・ケネディ大統領との関係と暗殺事件にも関わりがあったとされる黒いイメージありますね🤔あと日付変わっちゃったけど昨日の11月22日がケネディ大統領暗殺事件があった日なんですよね🤔この映画を選んだこともケネディ大統領暗殺の日も全部偶然ですから怖いですね…😬😬😬 -
シナトラの代表曲「マイウェイ」も私らの世代だとシド・ヴィシャスの「マイウェイ」がしっくりきますかね〜🤔 -
『 コンボイ 』 CONVOY (1978)
監督 サム・ペキンパー
脚本 ビル・ノートン
製作 ロバート・M・シャーマン
製作総指揮 マイケル・ディーリー、バリー・スパイキングス
音楽 ジェリー・フィールディング
主題歌 「Convoy」 C・W・マッコール
出演 (配役)
クリス・クリストファーソン (ラバーダック)
アリ・マッグロー (メリッサ)
アーネスト・ボーグナイン (ライル保安官)
バート・ヤング (ピッグペン)
フランクリン・アジャイ (スパイダーマイク)
マッジ・シンクレア (ウィドーウーマン)
シーモア・カッセル (ジェリーハインズ州知事)
ホワイティ・ヒューズ (ホワイトラット)
ビリー・ヒューズ (パック)
ビル・クランツ (オールドイグアナ)
ほか。
メモ1📝
Bloody Same《血まみれサム》の異名を持つサム・ペキンパー監督の第二次世界大戦のヨーロッパを舞台にした大作「戦争のはらわた」から一転アメリカのトラック運転手たちと悪徳保安官との戦いを描いた娯楽映画。
メモ2📝
ラバーダック(クリス・クリストファーソン)はアメリカ大陸を縦横に駆け回る長距離トラック野郎だ。彼らトラック仲間同士は無線を使って常に連絡を取り合っていた。ある日、ラバーダックは運転中にスポーツカーに乗ったメリッサ(アリ・マッグロー)と遭遇する。メリッサは自分はフリーカメラマンと言い運転中のラバーダックを撮影し始めた。ラバーダックもまんざらでもなくポーズを取っていた時正面から来た車に衝突しそうになる。危うく事故を免れたが通りかかったパトカーに見つかり、ラバーダックは違反切符を切られるところだったが素早く機転をきかせ脇見運転の原因は並走していたメリッサが下半身裸だったからだと言い鼻の下を伸ばした警官はメリッサのスポーツカーを追いかけて行った。
ラバーダックは仲間のピッグペン(バート・ヤング)とスパイダーマイク(フランクリン・アジャイ)と合流し走っていると覆面パトカーのおとり捜査に出くわしライル保安官(アーネスト・ボーグナイン)が現れ3人とも違反切符を切られたくなければ賄賂をよこせと言ってきた。ライルはトラック仲間うちでは「汚いライル」と呼ばれている悪徳保安官なのだ。違反切符を切られては仕事にも支障が出るため3人は渋々ライルに賄賂を渡す。
3人は腹ごしらえのために馴染みのレストランに入る。しばらくするとそこに警官を連れたライルがやって来た。カウンターに座っていた唯一の有色人種のトラック運転手であるスパイダーマイクにライルは執拗に挑発してきた。それに我慢出来ずに仲間のピッグペンがライルに一撃食らわし、それが引き金となり店のトラック野郎たちとライルと警官たちの大乱闘になる。
多勢に無勢。哀れライルは手錠に繋がれ警官たちは徹底的にのされた。レストランにいたトラック野郎たちはラバーダックを先頭にコンボイ(船隊)を組んで州境へ向かった。レストランで偶然再会したメリッサもラバーダックのトラックに乗り込んだ。
メモ3📝
この映画は当時静岡の映画館で観た記憶あって今回何十年ぶりかで観ました🤓あらすじでは触れなかったけど州知事が「コンボイ運動」(?)を選挙運動に利用しようとするところは完全に忘れてましたね🤓サム・ペキンパー作品の中ではご新規さんでも1番娯楽作品として楽しめる作品だと思いますね🤠前作が「戦争のはらわた」(これやっぱり邦題良くないよね…安っぽいB級ホラー映画っぽいもん…直訳の「鉄十字勲章」でいいんじゃない)がスローモーションの使い方が神のレベルまで達してしまいましたからね🤔あれは他の誰も真似できませんよ🤕今作「コンボイ」でのスローモーションは、まずはペキンパー監督挨拶代わりのレストランでの乱闘シーン、追跡中のパトカーが転落するシーン、そしてラストのトラックへの銃撃と爆発シーンと結構おとなしめな印象ですね🤓「北国の帝王」のチャック役もそうだけどこういう憎まれ役演じるアーネスト・ボーグナインはやっぱり最高ですよね🤓最後の大笑いは、こいつ確かに悪党だけど州知事ほど性根までは腐ってないのかも?って思ったんだけどみんなはどうよ?🤓 -
「東京暗黒街 竹の家」非公開表示からちゃんと観れるようになってる!🤠嬉しい!🤠文章訂正したいけど編集出来ないですからね🤕とにかく非公開解除してくれてThank you!🤓 -
『 ハリーの災難 』THE TROUBLE WITH HARRY (1955)
監督 アルフレッド・ヒッチコック
脚本 ジョン・マイケル・ヘイズ
原作 ジャック・トレヴァー・ストーリー
製作 アルフレッド・ヒッチコック
音楽 バーナード・ハーマン
出演 (配役)
ジョン・フォーサイス (サム・マーロウ)
シャーリー・マクレーン (ジェニファー・ロジャース)
エドマンド・グウェン (アルバート・ワイルズ)
ミルドレッド・ナトウィック (ミス・グレイブリー)
ジェリー・メイザース (アーニー・ロジャース)
ロイヤル・ダノ (カルヴィン保安官助手)
ドワイト・マーフィールド (グリーンボー医師)
パーカー・フェンネリー (大金持ち)
ほか。
メモ1📝
【サスペンスの巨匠】【スリラーの神様】と称されるアルフレッド・ヒッチコック監督のバーモント州の田舎町を舞台にしたブラックコメディ映画。シャーリー
・マクレーンの映画デビュー作でもある。
メモ2📝
舞台は紅葉の季節のアメリカのバーモント州の小さな田舎町。少年アーニー(ジェリー・メイザース)は森を探検していると男が額から血を流して仰向けに倒れているのを見つけ驚いて家に帰る。
元船長のアルバート・ワイルズ(エドモンド・グウェン)は森の中で猟銃で兎猟をしていた。兎を狙い発砲した方に歩いて行くと男が額から血を流し仰向けに倒れていた。アルバートは間違えて男を撃ち殺してしまったと思い慌てふためく。そこにミス・グレイブリー(ミルドレッド・ナトウィック)が通りかかる。アルバートはグレイブリーに男が事故で死んでしまったと
言いこの事はみんなに黙っててほしいと頼み込む。グレイブリーは承諾してくれ彼女の方からお茶に誘ってくれた。彼女が男の遺体を見ても動揺しなかったのが何とも不思議だった。
1人になったワイルズは遺体を隠そうとすると第一発見者のアーニーが母親のジェニファー・ロジャース(シャーリー・マクレーン)を連れてやって来た。ワイルズは急いで木かげに隠れる。ジェニファーは遺体に「ハリー、なぜこんなことに…。」と声をかけるがそのままにしてアーニーを連れて家に帰ってしまった…。
メモ3📝
あらすじ書いててもこれ本当に面白い脚本だな~と感心しますね🤓1人の見知らぬ男(唯一の知ってる人間はジェニファーだけなんだけどね)の死によって巻き込まれた田舎町の住民たちの慌てっぷりは面白いですね🤓アガサ・クリスティ原作の傑作映画「オリエント急行殺人事件」の逆バージョンって感じかな🤔これネタバレ大丈夫だったかな…🥴せっかく住民4人で今回の奇妙な事件を誰も傷付けず丸く収めようとしているのに、正義漢ぶった堅物の保安官助手がしゃしゃり出て来て観てて腹立ちましたね🤠でも見方変えれば法を蔑ろにすることが怖いことなんですけどね🤔保安官補佐は一度ハリーの履いてた靴を証拠品で押収してたからその辺どうなるんでしょうね…🤔
メモ4📝
自分の作品には必ず1カットだけ出演するのが趣味(?)のヒッチコック監督。今作だと22分14秒あたりの大金持ちがリムジンでやって来て、スタンドで売られている絵を見てる時リムジンの前を通り過ぎる男として出演しております🤓 -
ちなみに私が初めて観たヒッチコック作品は「ダイヤルMをまわせ」でした🤓渋いでしょう😎 -
『 ワイルド・ライド 』THE WILD RIDE (1960)
監督 ハーヴェイ・バーマン
脚本 アン・ポーター、マリオン・ロスマン
原案 バート・トッパー
制作 ハーヴェイ・ハーマン、キンタ・ゼルトゥチェ
製作総指揮 ロジャー・コーマン
出演 (配役)
ジャック・ニコルソン (ジョニー・ヴァロン)
ジョージアナ・カーター (ナンシー)
ロバート・ビーン (デイブ)
キャロル・ビグビー (ジョイス)
ジョン・ボローニ (バーニー)
ゲイリー・エスピノーザ (クリフ)
ジュディス・トレサイス (アン)
ほか。
メモ1📝
レース、アルコール、女の娘に日々明け暮れるアメリカの若者たちを描いた青春群像劇。監督のハーヴェイ・バーマンは北カリフォルニア高校の演劇教師で友人を通じてロジャー・コーマンと知り合いこの映画を製作した。製作総指揮はロジャー・コーマンでバーマンの演劇クラスの生徒たちもスタッフ、俳優として複数参加している。
メモ2📝
地元のダートトラックレースではそれなりの好成績を残しているジョニー・ヴァロン(ジャック・ニコルソン)は彼を取り巻くグループのリーダー的存在だ。彼がレースで乗る車は親友でありメカニック担当のデイブ(ロバート・ビーン)が全て調整していた。ただジョニーが気にくわないのが自分の元を去ったナンシー(ジョージアナ・カーター)がデイブと付き合いだしたことだ。お互いの信頼で成り立つドライバーとメカニックの関係に少しずつひびが入っていった。
ある日、ジョニーは公道を猛スピードで走らせ追跡してきた白バイ警官を死傷させる。警察署でジョニーは悪びれる様子もなく彼の運転技術が無かったから起きた事故だと主張する。ジョニーは釈放されるがいつか自分に返ってくるぞと警官に忠告される。
地元でダートトラックレースが開催されジョニーも出場した。ゴール目前でベテランドライバーを荒っぽい運転でコースアウトさせジョニーは優勝する。しかしレース主催者からトロフィーはやるが、二度とうちのレースにはエントリーさせないと言われる。
メモ3📝
今回の映画は約60分と短いですよ🥴主人公ジョニー演じたジャック・ニコルソンはこの前紹介した「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」と同じ年の出演になりますね🤓若者たちの夏の気怠さ&JAZZYな音楽は私は太陽族を描いた日活の「太陽の季節」「狂った果実」(ともに中平康監督・1956)を思い出しましたね🤓 -
今週あと2本か…🤔何にしようかな〜😎 -
『 Uターン 』 U TURN (1997)
監督 オリヴァー・ストーン
脚本 ジョン・リドリー
原案 ジョン・リドリー
製作 クレイトン・タウンゼント、ダン・ハルステッド
製作総指揮 ジョン・リドリー
音楽 エンニオ・モリコーネ
出演 (配役)
ショーン・ペン (ボビー・クーパー)
ジェニファー・ロペス (グレース・マッケンナ)
ニック・ノルティ (ニック・マッケンナ)
ビリー・ボブ・ソーントン (ダレル)
パワーズ・ブース (ポッター保安官)
ジョン・ボイト (盲目の男)
ホアキン・フェニックス (トニー・N・タッカー(TNT)
クリア・デインズ (ジェニー)
リヴ・タイラー (バスチケット売場の客)
ほか。
メモ1📝
「プラトーン」「JFK」のオリヴァー・ストーン監督が監督した砂漠地帯にある町「スペリア」で繰り広げられるクライムサスペンス映画。
メモ2📝
マフィアからの借金を返済するためラスベガスに愛車マスタングを走らせていたボビー・クーパー(ショーン・ペン)だったが、途中愛車のボンネットからが白煙が上がり走行出来なくなる。「スペリア」という小さな町にたどり着き車を修理するためガレージ(修理工場)を探す。ようやくガレージを見つけたが店主のデイル(ビリー・ボブ・ソーントン)という男は風変わりな男だった。他に方法はなく仕方なく車を預けボビーは町に出かけた。そこで大きな荷物を抱えたエキゾチックな美女グレース(ジェニファー・ロペス)と出会う。ボビーは彼女に積極的にアプローチをかけ運良く彼女の家までに行く。いよいよこれからという時に男がいきなり入ってきた。男はグレースの夫ニック(ニック・ノルティ)だったのだ。妻に浮気され怒り心頭のニックに殴られボビーは退散した。
ボビーはサイダーを買おうとスーパーに入った。そこに2人組の強盗が押し入りボビーの借金の返済金全額が入ったバッグも奪われる。強盗が背中を見せた時に女店主がショットガンで反撃。強盗の命と共に返済金の紙幣も銃撃で散ってしまった。徹底的にツキに見放された男ボビー。彼はこの蟻地獄のような町スペリアから逃げ出せるのだろうか…。
メモ3📝
この映画は初見でした🤠やっぱり公式さんの字幕版は観やすくて良いですね🤓翻訳者の方の決められた文字数での言葉選びのセンスには脱帽です🤓自動翻訳機能だと文字の洪水状態になっちゃうもんね🤔
メモ4📝
映画の方に戻します🤓音楽が巨匠エンニオ・モリコーネ。まるで漫画みたいなスペリアのバカップル(?)にホアキン・フェニックスとクレア・デインズ。バスチケット売場でボビーのせいでバスチケットが買えなかった可哀想な客でリヴ・タイラー。あとオリヴァー・ストーン監督の息子も出てるみたいだけどスーパー強盗の役かな?🤔(これはまだ未確認の情報ですが…) -
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『 生き残るヤツ 』 BORN TO WIN (1971)
監督 イヴァン・パッセル
脚本 ラヴィッド・スコット・ハミルトン、イヴァン・パッセル
原案 デヴィッド・スコット・ハミルトン
製作 フィリップ・ラングナー
製作総指揮 ジェリー・トフスキー
音楽 ウイリアム・S・フィッシャー
出演 (配役)
ジョージ・シーガル (J)
カレン・ブラック (パルム)
ポーラ・プレンティス (ベロニカ)
ジェイ・フレッチャー (ビリー・ダイナマイト)
ヘクター・エリゾント (ビビアン)
ロバート・デ・ニーロ (麻薬課の刑事A)
エド・マドセン (麻薬課の刑事B)
マーシャ・ジーン・クルツ (マレーネ)
アーヴィン・セルブスト (スタンリー)
ジャック・オランダー (ハリー)
バート・ヤング (スタンリーの部下)
ポール・ベンジャミン (ギーク(麻薬組織のボス)
ほか。
メモ1📝
チェコ出身で1968年の民主化運動「プラハの春」の反動によるソ連の軍事介入のあと祖国を離れアメリカに亡命したイヴァン・パッセル監督のアメリカでのデビュー長編映画。ニューヨークの世の中からはみ出した人間たちの悲愁を描くシリアスドラマ。
メモ2📝
麻薬常習者のさえない中年男J(ジョージ・シーガル)は刑務所から出所し古巣のニューヨークに舞い戻ってきた。しかし元妻は麻薬組織が経営する店に囲われ2人の子供にもJには会わせてももらえない。J本人もヤク欲しさの資金稼ぎに取り組むのだがうまくいかない。
ある夜Jは路上駐車している車を盗もうと手持ちのスペアキーを差し込んでいると車の持ち主の女パルム(カレン・ブラック)に声をかけられる。Jはこれでまた刑務所行きか…と覚悟したがパルムは一向に車を盗もうとした彼を責めない。パルムは売春婦であった。こうして2人はパルムの家に向かった。
翌日、Jは街に出ると麻薬密売の元締めギーク(ポール・ベンジャミン)から麻薬の運び屋の話を持ちかけられる。Jは貿易商のスタンリー(アーヴィン・セルブスト)の家までヤクを運んだがスタンリーとギークは金はおろかヤクすらよこさない。「俺たちをナメやがって!」怒り心頭のJはヤク仲間の親友ビリー・ダイナマイト(ジェイ・フレッチャー)と共にスタンリーの家にのり込みヤクを強奪しようとするが、スタンリーを張り込みしていたNYの麻薬課の刑事2人(ロバート・デ・ニーロ&エド・マドセン)にJが捕まってしまう…。
メモ3📝
これは何とも切ない映画ですね🥲この切なさはマーティン・スコセッシ監督の「ミーンストリート」に通じるものがありますね🤔パルム役のカレン・ブラックの映画デビュー作がデニス・ホッパー監督の「イージーライダー」でアルフレッド・ヒッチコック監督の遺作「ファミリープロット」にブルース・ダーンと出演してますから時系列的に面白いですね🤓麻薬課(通称マトリ)の刑事役でロバート・デ・ニーロ出てますがこの作品のあと「ミーンストリート」(1973)「ゴッドファーザー PARTⅡ」(1974)「タクシードライバー」(1976)と一気にその名を轟かせることになりますね🤠この前紹介した「コンボイ」にピッグペン演じたバート・ヤングもデ・ニーロほど出番無いけど出てましたね🤓彼は「ロッキー」シリーズの「エイドリアーーン!!」の兄役の方が有名かな🤠
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終わってみれば今週は「アメリカ」がテーマでしたね🤓 -
『 CAT'S EYE キャッツ・アイ 』 (1997)
監督 林海象
脚本 林海象、土屋斗紀雄
原作 北条司 「キャッツアイ」
プロデューサー 宅間秋史、臼井裕司、古賀俊輔、和田倉和利
エグゼクティブ・プロデューサー 松下千秋、佐藤信彦
企画 北林由孝、久板順一郎、周防郁雄
音楽 めいなCo
主題歌 杏里 「CAT'S EYE -2000-」
出演 (配役)
内田有紀 (来生 愛)
稲森いずみ (来生 瞳)
藤原紀香 (来生 泪)
原田喧太 (内海敏夫)
山崎直子 (浅谷光子)
ケイン・コスギ (李)
チャン・ウェンリー (MISS王)
佐野史郎 (柴田刑事課長)
麿赤兒 (梅原)
寺尾聰 (黒田龍太郎)
メモ1📝
北条司の大ヒット漫画(アニメ)の原作をフジテレビ、キングレコード、バーニングプロダクションが製作、林海象監督が実写化した長編映画。来生三姉妹の家族の設定、原作にない秘密組織の登場などアレンジが加えられている。
メモ2📝
都内で喫茶店を営んでいる来生三姉妹(長女(泪)藤原紀香) 次女(瞳)稲森いずみ) 三女(愛)内田有紀)には、もう1つの顔があった。それは狙った獲物は逃がさない怪盗キャッツアイだった。20年前に謎の失踪をした父の行方を探す彼女たちは画家だった父が残した絵画になんらかのの手掛かりがあると考え市場に出る父の絵画を狙い続けていた。
瞳と恋人関係の内海刑事(原田喧太)は彼女がキャッツアイの1人とは知らずに今日も犯人を追っていた。ある日、内海は国際警察から派遣されて来た浅谷光子(山崎直子)から国際組織 紅龍団が近々日本にやって来るとの情報を聞く。紅龍団は女幹部 MISS王(チャン・ウェンリー)がほぼ実権を握っており失踪した来生三姉妹の父である画家 黒田龍太郎(寺尾聰)ともつながりがあったのだ…。
メモ3📝
内海刑事演じた原田喧太は原田芳雄の息子さんでギタリストでもある人なんですね🤔浅谷光子演じた山崎直子は山崎努の娘さんと二世俳優の競演作なんですね🤓ショー・コスギの息子ケイン(パーフェクトバデェ)コスギも二世俳優でしたね🤠私は三姉妹の中では瞳演じた稲森いずみ推しですね🤠敵のアジト(?)でお台場のフジテレビ本社のあの階段が出て来て昔「めちゃイケ」で階段上からデカいタイヤだったかデカい大玉
転がしてナイナイの岡村をふっ飛ばしたシーン思い出しましたね🥴 -
林海象監督の映画は意外と観てなかったなあ~「夢みるように眠りたい」とかね🤔前に紹介した崔洋一監督の「刑務所の中」で雑誌のクロスワードパズルに夢中になり過ぎて書き込んでしまい発覚して独居房にブチ込まれる初老の囚人演じたのが林海象監督なんですよ🤓
というわけで今週は邦画特集でいきます🤓 -
『 醜聞 スキャンダル 』 (1950)
監督 黒澤明
脚本 黒澤明、菊島隆三
企画 本木荘二郎
製作 小出孝
製作会社 松竹大船撮影所
撮影 生方敏雄
音楽 早坂文雄
出演 (配役)
三船敏郎 (青江一郎)《新進気鋭の画家》
山口淑子 (西条美也子)《売出し中の声楽家》
桂木洋子 (蛭田正子) 《蛭田弁護士の一人娘》
千石規子 (すみえ)《青江の友人》
小沢栄 (堀)《ゴシップ雑誌「アムール」編集長》
志村喬 (蛭田乙吉)《青江の担当弁護士》
日村新一 (朝井)
三井弘次 (カメラマン A)《「アムール」カメラマン》
清水一郎 (荒井)
岡村文子 (美也子の母)
清水将夫 (裁判長)
北林谷栄 (蛭田やす)《弁護士 蛭田乙吉の妻》
青山杉作 (片岡博士)《「アムール」担当弁護士》
高堂國典 (木こりの親父 A)
上田吉二郎 (木こりの親父 B)
左卜全 (酔っぱらいの男)
メモ1📝
「東宝争議」のため東宝で映画を撮れなかった黒澤明監督が松竹で監督した黒澤明監督初の松竹作品。主人公の画家 青江は黒澤明監督が本来なりたかった職業であり劇中に彼にふりかかった根も葉もないゴシップは黒澤明監督が実際ある女優との記事を書き立てられた経験からきている。
メモ2📝
新進気鋭の画家 青江一郎(三船敏郎)はオートバイを飛ばして伊豆の山々を描きに来ていた。そこにいた3人組の木こりは彼の絵をのぞき込んでは不思議そうな顔をしていた。「ふーん、絵描きさんにはあの山がこう見えるんやろか…。」
そこに人気声楽家の西条美也子(山口淑子)が現れた。バスではなくここまで徒歩でやってきたらしい。青江と美也子はしばらく談笑し、偶然旅館が同じだと分かると青江は親切心から美也子をオートバイの後ろに乗せ旅館に向かった。途中すれ違った路線バスに二人組の男が乗っておりオートバイの2人の姿を目で追っていた。
旅館の2階にある美也子の部屋を訪ねた青江は再び談笑した。2人が窓ぎわに並んで遠くの山々の景色を見ている時に何処からかカメラのシャッター音がした。すれ違ったバスに乗っていた二人組は芸能ゴシップ雑誌「アムール」のカメラマンだったのだ。
こうして1枚の隠し撮り写真からある事ない事書かれた嘘の熱愛記事がトップ記事となった大衆ゴシップ雑誌「アムール」は発売され飛ぶように売れて街頭で大々的に宣伝された。
この状況に憤慨した青江は「アムール」編集部に乗りこんで編集長 堀(小沢栄)を殴り倒してしまい騒ぎはさらに大きくなってしまう。青江はついに「アムール」及び出版社を告訴することになり、そこに蛭田と名乗るみすぼらしい弁護士(志村喬)が売り込みにやってきた。
メモ3📝
1にも書いた通り主人公 青江は黒澤明監督の分身とも言えるでしょうね🤔松竹大船カラーという弊害なのか、この映画での三船敏郎は「酔いどれ天使」「のら犬」のようなエネルギッシュ感が無いのが少し残念ですね🤔青江一郎という人物があまりにも健全過ぎて(「僕たちは星が誕生する瞬間を見たんだ」)周りのリアルな登場人物たち(演者たちの演技力も含めて)に完全に負けてしまってる感じしますね🤔
メモ4📝
私の好きなシドニー・ルメット監督の「評決」(1982)ってポール・ニューマン主演の映画あるんですが、それにちょっと似てるんですよね🤓アルコール依存症の初老の落ちぶれた弁護士が、出産のため入院した妊婦が病院側の麻酔のミスにより植物状態になってしまった事件を担当することになって、これまで通り相手側の多額の和解金、そして示談に持っていくことを最初から計画していたが、昏睡状態の被害者を見ているうちに弁護士としてこれまで自分がやってきたことを大いに恥じて再起を賭けて法廷で戦うことを選択するという話なんだけどね🤓まあたしかに蛭田弁護士は「評決」の弁護士ほどカッコよくないけどさ…🥴まあ機会があったら「評決」観て下さい🤓本当に良い映画ですから🤓間違っても「氷結」じゃないですからね🤓
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書くの止めようか迷ったけど書きますね🤓
某宗教団体が起こした数々の凶悪な事件の裁判で個性的な国選弁護人の方がほぼ毎日のようにメディアに登場してたんですが、彼を見た瞬間「蛭田だ!蛭田弁護士は本当にいた!」って思った話🤓 -
『 ルパン三世 』 (2014)
監督 北村龍平
脚本 水島力也
原案 山本又一朗、北村龍平、ジョセフ・オブライアン
原作 モンキー・パンチ
製作(プロデューサー) 山本又一朗
企画 池田宏之、濱名一哉
出演 (配役)
小栗旬 (ルパン三世)
玉山鉄二 (次元大介)
綾野剛 (石川五エ門)
黒木メイサ (峰不二子)
浅野忠信 (銭形警部)
ジェリー・イェン (マイケル・リー)
キム・ジュン (ピエール)
タナーヨング・ウォンタクール (ロイヤル)
吉野和剛 (サーベル)
中山由香 (マリア)
山口祥行 (ジロー)
ほか。
メモ1📝
モンキーパンチ原作の大ヒットアニメ「ルパン三世」を小栗旬、玉山鉄二、綾野剛、黒木メイサ、浅野忠信らの豪華俳優陣で実写化した長編映画。監督は「あずみ」「ゴジラ FINAL WARS」などでアクションシーンの演出に定評のある北村龍平監督。
メモ2📝
今回のあらすじは公式の【劇場予告編】も貼るのできわめてシンプルにいきます🤓
世紀の大泥棒、ルパン三世と仲間たちは「その財宝の所有者なる者は全世界の覇王となる。」とまで言われる古代エジプトの伝説の首飾り「クリムゾンハート・オブ・クレオパトラ」に狙いをつける。その財宝は鉄壁のセキュリティを誇る超巨大要塞型金庫「ナヴァロンの箱舟」に保管されている。ルパン三世と仲間たちは財宝を盗み出そうとするが完全武装された私設軍隊やルパン三世の宿敵 銭形警部が立ちふさがる。「ルパ━━━━ン!!」
メモ3📝
事実上初の実写化映画「ルパン三世 念力珍作戦」には石川五エ門は登場しなかったから、今回初の石川五エ門実写化となるようです🤓正直綾野剛演じる石川五エ門登場でどこかホッとした感じありましたね🤓結構コメディーリリーフ的役割してましたからね🤠 -
『ルパン三世』【予告編】
『ルパン三世』【本編】
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『 害虫 』 HARMFUL INSECT (2002)
監督 塩田明彦
脚本 清野弥生
企画 猿川直人、谷徳彦
製作 平野隆(TBS)、平井健一郎(ソニー PCL)、中村聡(ソニー PCL)
製作総指揮 中村雅哉(日活)
音楽プロデューサー 北原京子
主題歌 NUMBER GIRL 「I Don't Know」
挿入歌 櫛引彩香 「帰り道」
出演 (配役)
宮崎あおい (北 サチ子)
りょう (北 稔子)《サチ子の母親》
天宮良 (徳川)《サチ子の母の交際相手》
田辺誠一 (緒方)《サチ子の小学校時代の担任教諭》
沢木哲 (タカオ)《サチ子の知り合いの不良少年》
石川浩司 (キュウゾウ)《ホームレスの中年男性》
蒼井優 (山岡夏子)《サチ子のクラスメート》
芳賀優里亜 (ルミ)《サチ子のクラスメート》
伊勢谷友介 (喫茶店の見知らぬ男)
寺島進 (ジャージ姿の教師)
石丸謙二郎 (コンビニの中年男)
光石研 (携帯電話の男)
大森南朋 (ラブホテルの男)
木下ほうか (トラックの運転手)
ほか。
メモ1📝
「月光の囁き」「どこまでもいこう」の塩田明彦監督が思春期に揺れ動く女子中学生を主人公にしたビターな青春ドラマ。
メモ2📝
サチ子(宮崎あおい)は中学1年生。母親の稔子(りょう)と2人で暮らしている。母親は数年前に交際相手のトラブルが原因で自殺未遂を図っており、そのことがサチ子のクラスメートにも知れわたっていた。さらにサチ子が小学6年生の時の担任教諭 緒方(田辺誠一)と交際していたという噂話もサチ子がクラスメートと馴染めない原因だった。
サチ子は学校に行くふりをして図書館やコンビニ、川沿いで時間をつぶすようになった。そこで万引きや裏の商売で生計を立てている不良少年 タカオ(沢木哲)やホームレスの中年男性 キュウゾウ(石川浩司)と知り合う。彼らといるときサチ子は家や学校にはない安らぎを感じるのだった。
サチ子のクラスメートの山岡夏子(蒼井優)は毎朝サチ子の家に「一緒に学校に行こう」と訪問するがサチ子は居留守を使い応じない。ある日タカオの部屋に行くとタカオは身体中に怪我をしていた。何かトラブルに巻き込まれ誰かに殴られたようだった。サチ子は病院に行くことを助言するがタカオは頑なに拒否する。
サチ子は久しぶりに学校へ行った。文化祭にも参加し初めてのボーイフレンドもできてようやく普通の学校生活を送る中学生になれたと思った矢先、事件が起きる…。
メモ3📝
基本長回しのカメラに説明過多な台詞も過剰な演出も音楽も無し。好きですね~私こういう映画🤓屋上での宮崎あおいと沢木哲が梁を伝って歩くところなんかゴダールの映画みたいだなと思いましたね🤓ホームレス役演じた石川浩司氏は個性派バンド「たま」のランニング姿でおなじみ方ですね🤓この映画の翌年の2003年に「たま」は解散するんですね🤔主題歌担当した「ナンバーガール」はこの年の9月に突然の解散発表と2つの偉大なバンドが解散した時期だったんですね🤔日韓ワールドカップの熱狂から国民が冷め始めた時期に。
メモ4📝
ラストは私「青春の殺人者」(長谷川和彦監督)思い出しましたね🤔ただ「青春の殺人者」の主人公みたいな男の場合はどうなっても生きていけるだろうけど、「害虫」の主人公の未成年の女の子だと難しいだろうなあ~って真剣に考えちゃいましたね🤔ほぼ1カットぐらいの出演だけど俳優陣が豪華なんですよね🤓寺島進(1回目観た時判りませんでした…)、石丸謙二郎(仮面ライダー電王)、光石研、大森南朋、伊勢谷友介など。クラスメート役で芳賀優里亜(仮面ライダー555)も出てますね🤓
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ナンバーガールの向井秀徳氏が撮影現場訪問して生まれた「中学1年生」「サーティーン」の2曲もお勧めです🤓 -
『 爆裂都市 BURST CITY 』 (1982)
監督 石井聰互
脚本 石井聰互、秋田光彦
企画 戸井十月、泉谷しげる、石井聰互
製作 秋田光彦、小林紘(上板東映)
製作総指揮 秋田光彦
美術監督 泉谷しげる
フリークス・デザイン 手塚眞
撮影 笠松則通
助監督 緒方明
編集 石井聰互、山川直人、阪本順治
音楽プロデューサー 柏木省三
主題歌 バトル・ロッカーズ 「セル・ナンバー8」
製作会社 ダイナマイト・プロダクション
出演 (配役)
陣内孝則 (コマンド佐々木)《バトル・ロッカーズVo》
大江慎也 (フライング風戸)《バトル・ロッカーズGt》
伊勢田勇人 (パンク死土)《バトル・ロッカーズB》
鶴川仁美 (ミラクル賀仁悪)《バトル・ロッカーズGt》
池畑潤二 (鋼鉄男)《バトル・ロッカーズDr》
戸井十月 (バイク兄弟 兄)
町田町蔵 (バイク兄弟 弟)
泉谷しげる (黒沼)《菊川ファミリー幹部霧島の配下》
スターリン (マッド・スターリン)《パンクバンド》
コント赤信号 (スピードキラーズ)《自称スピード王》
上田馬之助 (菊川ファミリー代表)
麿赤児 (坂田)《スラム街のリーダー的存在》
平口広美 (政治家)《変態紳士》
大林真由美 (ブルー)《黒沼の恋人》
吉沢健 (霧島)《菊川ファミリー幹部》
篠原勝之 (スラムの住民)
南伸坊 (テレビ・コメンテーター)
諏訪太朗 (テロリスト)
室井滋 (スピードキラーズの女)
高橋惠子 (バーの客)
山崎春美 (スラムの住民)
ほか。
メモ1📝
「狂い咲きサンダーロード」で一躍日本映画の寵児となった石井聰互監督の近未来長編映画。スタッフにのちに映画監督となる優れた人材も多く参加しているのも興味深い。
メモ2📝
日本のとある都市にある「湾岸特別指定地区304」は下層の人々が集まり1つのスラム街を形成していた。若者たちが集まるライブハウス「20000V」では地元のロックバンド「バトルロッカーズ」と対立するパンクバンド「マッドスターリン」がお互いのファンを巻き込みながら覇権を争っていた。やがて両者入り乱れての乱闘にエスカレートすると武装化した警官隊「バトルポリス」が投入され力によって鎮静化させた。
そんな「304地区」に突如として原子力発電所建設予定地の話がもちあがる。この利権にあやかろうと暴力団「菊川ファミリー」が幹部 霧島(吉沢健)を送り込んだ。霧島は成り上がりのチンピラ 黒沼(泉谷しげる)を使い政治家(広口広美)に接待させる。結果原子力発電所建設は「菊川ファミリー」が受け持つことになった。霧島は黒沼を使いスラムの住民たちを言葉巧みに騙し原子力発電所の労働力に利用する。
ある日、サイドカーに乗った口のきけない兄弟(戸井十月、町田町蔵)が「304地区」にやってくる。スラム街のリーダー 坂田(麿赤児)は兄弟に食べ物を与えたりし原発建設で一緒に働くことになった。霧島と黒沼は原発建設をより早めるためにスラムの労働者たちを監禁した。口のきけない兄は霧島の顔を見た瞬間に過去の凄惨な光景を思い出した…。
メモ3📝
どうしよう…この映画に関して書きたいこと山ほどあるんだけどな🤔当時愛読していた「宝島」にこの「爆裂都市」のエキストラ募集とバトルロッカーズのベーシスト募集の記事が出てたんですよ。当時私ベース弾いてまして顔も自分で言うのもなんですが、そこそこ自信あったんですよ🤓渋谷で女子高生に逆ナンされたり地元の街を歩けばおばさまたちに「あなた、けっこうな(綺麗な)顔してるわね~」と言われたりしてましたから🥴「俺はバトルロッカーズのにベースになる!」と思ったけど募集条件見たらなんと身長制限があったんですよ🤯はっきりは覚えてないけど身長180前後じゃなかったかな🤔ほら、私身長120センチしかないじゃないですか(嘘だよ😛)で履歴書書く前に終了…って感じでした🤠あ〜ロッカーズとルースターズの混合スーパーバンド「バトルロッカーズ」に入りたかったなあ~
メモ4📝
映画「爆裂都市」は当時静岡の七間町通りの映画館(ビルの屋上にあった小劇場だったかな?)で観ましたね🤓「狂い咲きサンダーロード」も同じ同じ映画館 小劇場で観ました🤓大江慎也さんがいたルースターズは1982年か1983年に旧清水市民会館で観ましたよ🤓3枚目のアルバム「INSANE」(私の1番好きなアルバム)リリース後でしたね🤓私が初めて行った邦ロックのバンドでしたからね🤠ルースターズ解散の後大病されたのは知ってたけどこの前YouTubeで大江さんの元気そうな姿を見てホッとしました🤓 -
『爆裂都市』
あわせてこちらもお楽しみください🤓
『爆裂都市』オリジナル・サウンド・トラック
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『 三味線とオートバイ 』 (1961)
監督 篠田正浩
脚色 柳井隆雄
原作 川口松太郎
製作 長島豊次郎
撮影 小杉正雄
美術 浜田辰雄
音楽 池田正義
出演 (配役)
桑野みゆき (春日初子)
月丘夢路 (春日とよ枝)
森雅之 (岬柳)
川津祐介 (房雄)
冨永ユキ (徳子)
柴田葉子 (岸子)
林洋介 (辰雄)
小瀬朗 (一郎)
国景子 (深雪)
田中晋二 (三木雄)
菅原文太 (健二)
瞳麗子(朝子)
平山芙美子 (綾子)
水木涼子 (とみ子)
日向三平 (ボーイ)
池月秋雄 (運転手)
斉藤知子 (房雄の家の女中)
メモ1📝
フランスのゴダール監督に代表されるヌーベルヴァーグ(新しい波)に強い影響を受けのちに松竹ヌーベルヴァーグ3人衆の1人となる、篠田正浩監督の青春映画。過激でラジカルな大島渚、吉田喜重の作品と比べると一見奇抜な中にも《母子モノ》という伝統的な松竹大船スタイルを守っている不思議な作品。
メモ2📝
房雄(川津祐介)と初子(桑野みゆき)は友人たちとオートバイの遠乗りに箱根、熱海へと出かけその帰り道、トラックにはねられてしまう。初子の母親 とよ枝(月丘夢路)は駆けつけた病院で医師の岬柳(森雅之)と20年ぶりに再会した。2人はかつて親の反対を押しきって一緒になったが、とよ枝は実家に連れ戻され岬柳は戦争に駆り出された。その時とよ枝のお腹には初子が宿っていた。
2年後とよ枝は包容力のある男性 宮崎と出会い再婚した。そして宮崎が死んでからは小唄の師匠をして初子を女手1つで育ててきた。そのことを初子は知らないまま生活してきたのだった。怪我も治り学校も無事に卒業した初子に岬柳は知り合いの出版社を紹介しそこで初子は働き始める。
一方ボーイフレンドの房雄は大学に進学した。房雄の父はある会社の重役で家柄の違いを理由に初子との交際を禁じていたが、房雄にはそんなのどこ吹く風だった。やがて岬柳がとよ枝に小唄を習いに家に来るようになった。その姿は小唄の師匠と生徒に見えなかった初子は、とよ枝に一方的に嫌悪感を抱き家を出て独り暮らしする決意をする…。
メモ3📝
この映画は初見でした🤓ユニークなタイトル(戦中派と戦後派を意味してるのかな?)とオープニングタイトルのセンスの良さに驚きましたね🤓このモダンなセンスは市川崑作品にも通じるものありますね🤓ヒロインの初子演じた桑野みゆきは小津安二郎監督(もうすぐ誕生日であり命日でもある12月12日ですね)の「彼岸花」(1958)「秋日和」(1960)に出演してて彼女の母親も女優の桑野通子で小津監督作品「淑女は何を忘れたか」(1937)「戸田家の兄妹」(1941)に出てて親娘で小津映画に出演してるのは珍しいことですね🤓桑野みゆきは黒澤明監督の「赤ひげ」にも印象的な役で出てましたね🤓山崎努の奥さん役🤓
メモ4📝
使用されたフィルムはイーストマン(コダックかな?)てあるけど、のちに松竹はすべて国産の富士フィルムになるんだけどこの頃はまだ富士フィルムはカラーフィルム完成してなかったのかな?🤔ちなみに大映はカラーフィルムはドイツ製のアグファを使ってましたね。東宝はどうだったかな~🤔黒澤監督がカラー作品を撮らなかったのは納得いく色彩が表現出来る国産カラーフィルムがなかったらしいです🤔
メモ5📝
話が脱線しました🥴当時のポスターによるとバイクに乗った若者たちは「カミナリ族」と呼ばれてたんですね。「みゆき族」の延長みたいなものかな🤔この映画の中に当時松竹に在籍してた菅原文太が出演しています🤓前半しか出番がないけど黒ヘルでキャメルカラーのジャンバー(昭和風)着た健二君がそうですよ🤓新東宝に入社したけどまもなく新東宝が倒産し松竹に移籍した時期ですね🤔菅原文太が東映で大スターになる前の苦難の時期ですね🤔
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ちなみに篠田正浩監督の奥さまは女優の岩下志麻さんです🤓 -
『 女子ーズ 』 (2014)
監督 福田雄一
脚本 福田雄一
製作 重村博文
撮影 吉沢和晃
編集 栗谷川純
音楽 瀬川英史
製作会社 キングレコード
出演 (配役)
桐谷美玲 (赤木直子/女子・レッド)《建設会社OL》
藤井美菜 (青田美佳/女子・ブルー)《アパレル店員》
高畑充希 (黄川田ゆり/女子・イエロー)《フリーター》
有村架純 (緑山かのこ/女子・グリーン)《劇団員》
山本美月 (紺野すみれ/女子・ネイビー)《財閥令嬢》
大東駿介 (成瀬輝彦)《赤木の彼氏》
安田顕 (皆川)《アングラ劇団の座長》
岡田義徳 (赤木の上司)
野添義弘 (工事現場のオヤジ)
黃川田将也 (イケメン)
アルコ&ピース (チンピラ)
落合モトキ (吉村)
皆川猿時 (道明寺公彦)《紺野に惚れられる男》
きたろう (砧博士)
ムロツヨシ (迷惑な電車の客)
佐藤二朗 (司令官チャールズ)
ほか。
メモ1📝
TVドラマ「勇者ヨシヒコ」3部作シリーズや「今日から俺は!!」の福田雄一監督がスーパー戦隊シリーズにヒントを得た特撮コメディー映画。劇場映画は通算4本目である。
メモ2📝
正義の戦隊をまとめる司令官 チャールズ(佐藤二朗)により、「名字に色が入っているだけの理由」で突然集められた5人のそれぞれ面識のない女子たち。赤木直子 (桐谷美玲)、青田美佳 (藤井美菜)、黄川田ゆり (高畑充希)、緑山かのこ (有村架純)、紺野すみれ (山本美月)は世界征服を企む怪人たちから地球を守る戦隊「女子ーズ」に一方的にさせられてしまう。
女子ーズは5人揃った時にだけ出せる必殺技《女子トルネード》によって次々と怪人たちを倒していくが、そこは年頃の女の子たち。恋愛、仕事、お洒落にグルメそして野暮用と彼女たちは徐々に全員が揃うことが少なくなっていく。それに反して襲ってくる怪人たちの戦闘能力は徐々に上がっていった。ある日、女子ーズのリーダー の赤木は司令官チャールズに呼び出されこっぴどく怒られてしまう…。
メモ3📝
オープニングの主題歌の部分がミュート(無音)処理されてます🤕ミュート部分も短いし本編に支障は無いと判断しました🤔元々「勇者ヨシヒコ」大好きだし戦隊ヒーロー物も好きなんでこれは面白かったですね
🤓福田組には欠かせない佐藤二朗、ムロツヨシの両雄も揃い踏みだし(ムロ君はもう少し観たかったかな🤔)女子ーズ演じた女優さんたちも迷いを吹っ切った感じで演じきってて良かったですね🤓
メモ4📝
福田雄一監督の最新作映画が『聖☆おにいさん THE MOVIE〜ホーリーメンvs悪魔軍団〜 』が12月20日公開でそれに「新生 女子ーズ」が登場するようですよ🤓 -
『女子ーズ』 【本編】
『女子ーズ』 【プレミア試写会舞台挨拶】
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今日12月12日は小津安二郎監督の誕生日であり命日でもあるので『小津安二郎特集』でいきます🤓
『 秋刀魚の味 』 (1962)
監督 小津安二郎
脚本 野田高梧、小津安二郎
製作 山内静夫
撮影 厚田雄春
音楽 斉藤高順
製作会社 松竹 (松竹大船撮影所)
出演 (配役)
笠智衆 (平山周平)《元駆逐艦艦長で会社の重役》
岩下志麻 (平山路子)《平山家の長女》
佐田啓二 (平山幸一)《平山家の長男》
三上真一郎 (平山和夫)《平山家の次男》
岡田茉莉子 (平山秋子)《幸一の嫁》
吉田輝雄 (三浦豊)《幸一の会社の同僚》
中村伸郎 (河合秀三)《路子の上司であり周平の旧友》
東野英治郎 (佐久間清太郎)《周平や河合らの恩師》
三宅邦子 (河合のぶ子)《河合の嫁》
岸田今日子 (「かおる」のマダム)
杉村春子 (佐久間伴子)《恩師 佐久間の娘》
加東大介 (坂本芳太郎)《周平の駆逐艦時代の部下》
北竜二 (堀江晋)《若い嫁と再婚した周平の旧友》
高橋とよ (「若松」の女将)《周平らの行きつけの店》
ほか。
メモ1📝
生涯を通じ家族を題材にし親と子の関係や家族の解体などテーマに描いてきた小津安二郎監督のこれまでの作品の集大成ともいえる1962年公開の遺作。
メモ2📝
大手企業の重役として働いている平山周平(笠智衆)は妻に先立たれ、長女の路子(岩下志麻)、次男の和夫(三上真一郎)と3人で暮らしている。ある年の秋、路子の上司で周平の旧友である河合(中村伸郎)が周平と会い婚期を迎えた路子への縁談を持ちかけるが結婚によって路子が平山家を去ることを恐れた周平は「路子はまだそんなこと考えていないさ」と軽く聞き流す。
しかし、久しぶりのクラス会に呼んだ恩師の佐久間(東野英治郎)が独身の一人娘の伴子(杉村春子)と2人で侘しく暮らしているのを知り路子の幸福のためにもすぐにでも結婚させるべきではないかと考え始める。
ある日、周平は路子に恐る恐る「お嫁に行く気はないかね?」と声をかけるが路子は取り合わず機嫌を損ね2人は気まずい雰囲気になる。やがて周平は路子が密かに想っている人がいることを知る。その相手は長男の幸一(佐田啓二)の会社の同僚の三浦(吉田輝雄)だった…。
メモ3📝
小津安二郎監督作品を紹介するのは「東京物語」についで2回目なんですけどね。いろいろ迷った結果遺作のカラー作品「秋刀魚の味」にしました🤓一人娘を嫁に送り出す父親の奮闘と送り出した後の侘びしさはすでに「晩春」で描いているけどこの「秋刀魚の味」は旧学友たちのユーモアにとんだ会話が魅力的ですね🤓それぞれの台詞回しに独特のリズムや間があって良いですよね🤓酒の席での周平と河合の会話(若い嫁さん貰った堀江死亡説)と同じく酒の席での堀江と河合の会話(路子の縁談の話)のトラップ(罠)は実に見事で観てるこっちがまんまと騙されましたからね🥴これはまんまと引っかかったなと🥴
メモ4📝
この映画はドイツのアグファのカラーフィルムを使用してます。ほとんどのカットのフレーム内に赤の素材(小道具)が入ってるの確認出来ましたでしょうか?🤓消化器や消化バケツに岩下志麻の鮮やかな赤のエプロンや洋服など。元々赤色が好きな小津監督がアグファの赤系の発色の良さをまるで楽しんでいるような感じすらします🤓
メモ5📝
最後に俳優さんたちについて書いて終わります🤓幸一演じた佐田啓二は中井貴恵と中井貴一のお父さんですね。角度によってやっぱ似てるなあ~って思いました🤓幸一の嫁演じた岡田茉莉子のお父さんは岡田時彦で小津安二郎監督の映画にも出てたと思います。「三味線とオートバイ」の時に書いた桑野みゆきと桑野通子と同じパターンですね🤓あと小津映画初出演ながらも存在感ありの岸田今日子も良いですね🤓私らの世代だと弟の岸田森と姉弟共演したTVドラマ「傷だらけの天使」ですかね🤔アニメ「ムーミン」の声もそうでした🤓恩師 佐久間役の東野英治郎は「東京物語」も良かったけど「秋刀魚の味」はさらに良いですね🤓
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『 生きてはみたけれど 小津安二郎伝 』 (1983)
監督 井上和男
脚本 井上和男、高岡享樹
製作 山内静夫
撮影 兼松き太郎、厚田雄春
音楽 斉藤高順
ナレーション 城達也
朗読 岸田今日子、中井貴惠
出演
岸惠子、司葉子、有馬稲子、淡島千景、岡田茉莉子、杉村春子、桜むつ子、東野英治郎、笠智衆、中村伸郎、須賀不二男、三上真一郎、木下恵介、今村昌平、佐々木康、新藤兼人、厚田雄春、川喜田かしこ、ドナルド・リチー、佐藤忠男、中井貴惠、小津新一、小津信三、山下とく ほか。
メモ1📝
この映画は小津作品の名作の中から忘れられない名場面を拾い上げ、その間を小津安二郎と関わりがあった多くの俳優、監督、スタッフ、文化人等の証言を手掛かりに《映画人》としての六十年の彼の生涯を克明に描き出した長編ドキュメンタリーである。
メモ2📝
映画評論家のドナルド・リチー、佐藤忠男両氏の本は20代の時貪るように読んでましたね🤔2人は黒澤映画の本も書いてましたからね🤔あと小津安二郎関連だと蓮實重彦氏の本も読んでました🤓
メモ3📝
以前から小津安二郎ファンを公言してたドイツ人監督ヴィム・ヴェンダース監督の日本を舞台にした「PERFECT DAYS」(2023)で主人公演じた役所広司の名前が「平山」なんですよね🤓「東京物語」「秋刀魚の味」で笠智衆演じた役名と同じという確信犯的命名🤓小津作品はおそらく日本人しか理解出来ないだろうという勝手な判断で、大映製作の黒澤作品や溝口作品みたいに積極的に海外に輸出しなかったのは今思うと残念ではありますね🤔 -
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『 百万円と苦虫女 』 (2008)
監督 タナダユキ
脚本 タナダユキ
製作 前田浩子、木幡久美、田中正
製作総指揮 前田浩子
撮影 安田圭
編集 宮島竜治、菊井貴繁
音楽 櫻井映子、平野航
主題歌 原田郁子 「やわらかくてきもちいい風」
企画 アルケミー・プロダクション
制作プロダクション 日活撮影所
出演 (配役)
蒼井優 (佐藤鈴子)《21才フリーター》
矢島健一 (鈴子の父親)
キムラ緑子 (鈴子の母親)
齋藤隆成 (佐藤拓也)《私立中学受験を目指す弟》
平岩紙 (リコ)《鈴子のバイト仲間》
江口のりこ (浅野弥生)《拓也の担任教諭》
弓削智久 (浜田武)《リコの(元)彼氏》人でなし
嶋田久作 (刑務官)
モロ師岡 (刑事)
斎藤歩 (黒澤裕三)《海の家の主人》
安藤玉恵 (黒澤広美)《海の家の女将》
竹財輝之助 (ユウキ)《海の家のナンパ男》
佐々木すみ江 (藤井絹)《桃農家》
ピエール瀧 (藤井春夫)《桃農家の長男》
石田太郎 (上田村長)
笹野高史 (白石)《喫茶店の店主》
森山未來 (中島亮平)《鈴子のホームセンター同僚》
悠城早矢 (宮本ともよ)《ホームセンター新人》
堀部圭亮 (ホームセンター 売り場主任)
ほか 。
メモ1📝
これが劇場版映画デビューとなるタナダユキ脚本/監督の一風変わったロードムービー映画。
メモ2📝
21歳の佐藤鈴子(蒼井優)は就職に失敗し短大卒業後はファミレスでアルバイトをしている。父(矢島健一)、母(キムラ緑子)、弟(齋藤隆成)と4人で暮らしているが何となく居辛さを感じている。そんな時、バイト仲間のリコ(平岩紙)からルームシェアをして一緒に暮らそうと提案される。鈴子は家にも居辛いしルームシェアなら家賃も折半だしリコの提案に同意する。アパートへの入居間近になってルームシェアはリコの彼氏の武(弓削智久)も一緒だと聞かされ鈴子は驚く。
一足早く入居した武に続いて入居した鈴子は、リコはすでに武と別れておりルームシェアは鈴子と武の2人だけにということを知りさらに驚く。武は鈴子に向かって「お前には全然興味ねえから」と乱暴に言い放った。同居開始直後のある雨の日、鈴子は段ボールの箱の中に放置されていた仔猫を拾ってアパートに連れ帰る。鈴子は仔猫の食べ物を買いに外出した。鈴子が戻ると仔猫の姿はなかった。帰宅した武が仔猫を捨てていたのだ。鈴子は外に飛び出し仔猫を捜すがすでに仔猫は亡くなっていた。怒った鈴子は武の留守中に彼の荷物を全て捨ててしまい自分もアパートを引き払った…。
メモ3📝
肝心の百万円のところまであらすじ書けんかった…🥴今回タナダユキ監督作品初めて観たけどなかなか面白いですね🤓ある出来事によって大きく人生が変わってしまう佐藤鈴子。就活の失敗なんて氷河期世代からすれば当たり前の出来事でしょうし…彼女の不幸の始まりはバイト仲間リコと出会ったことじゃないかなぁ🤔それで人でなしの武との同居生活なんて起きちゃったわけだから🤔「害虫」のヒロイン 宮崎あおい同様にまるで指名手配犯のようにみずから漂流生活を自分に強いる「百万円と苦虫女」のヒロイン 蒼井優の姿は見てて辛いものがありましたね🥲
メモ4📝
海の家、桃園、ホームセンターで鈴子は《期間限定》(100万円貯まるまでの)の人間関係を築いていくんだけど、その中には良い人もいれば悪い人もいる。良い人代表はやっぱり桃農家の藤井親子でしょうね🤓ピエール!ピエール!ピエール!男らしくてカッコ良かったぞ!🤓
メモ5📝
最後に特撮作品視点で出演者検証してみませう🤓「この人でなし!」「人間のクズ!」「冷血野郎!」となにかと評判が悪い(全部アンタが言ってんだろ😛)リコの元彼 武演じたのが、弓削智久。彼は「仮面ライダー龍騎」の「ゴ〜ロ〜ちゃ〜ん」役、「仮面ライダーカブト」「仮面ライダー鎧武」にも出演。海の家のチャラいナンパ男 ユウキ演じた竹財輝之助は「仮面ライダー剣」がデビュー作。ホームセンター売り場主任演じた堀部圭亮は現在放送中の「爆上戦隊ブンブンジャー」に出演中です🤓 -
2週目最後の明日の邦画は何にしようかなあ〜🤔 -
『 若い貴族たち 13階段のマキ 』 (1975)
監督 内藤誠
脚本 金子武郎、内藤誠
原作 梶原一騎、佐藤まさあき
撮影 山沢義一
照明 梶谷茂
美術 北川弘
録音 井上賢三
編集 西東清明
音楽 菊池俊輔
主題歌 「13階段のマキ」 志穂美悦子
挿入歌 「追憶」 沢田研二
出演 (配役)
志穂美悦子 (日向真樹)《野良猫グループのリーダー》
大原美佐 (二階堂悠子)《二階堂興業令嬢》
近藤宏 (二階堂泰造)《二階堂興業社長》
名和宏 (大門竜之助)《暴力団「大門組」組長》
藤山浩二 (桑田)
上野山功一 (梶木)
久地明 (黒岩)
佐藤京一 (タコ坊主)《大門組の秘密兵器》
内田勝正 (ニーナ)《大門組のスケコマシ要員》
室田日出男 (赤江看守)
小山郁子 (丸木看守)
小林千枝 (進藤郁子)《二階堂興業社長秘書》
亀山達也 (片桐警部補)
柴田鋭子 (裏ボス)《少年院の影のボス》
芹明香 (櫛巻お京)
佐川二郎 (刺青師)
畑中猛重 (倉持)
大宮敏充 (塚本老人)《日向兄妹の育ての親》
南城竜也 (江藤徹也)《元空手チャンピオンの用心棒》
千葉真一 (日向健一)《空手修行中のマキの兄》
ほか 。
メモ1📝
別名《13階段のマキ》を名を持つ不良少女が空手を使い仲間の「野良猫グループ」メンバーたちと悪徳企業や暴力団と戦うアクション映画。原作 梶原一騎、画
佐藤まさあきの劇画「若い貴族たち」の映像化作品。脚本/監督は「不良番長」シリーズ(主演 梅宮辰夫)の内藤誠監督。
メモ2📝
「外見は野良猫、中身は崇高な貴族」を信条の不良少女の集まりは「野良猫グループ」と名乗り空手の達人のリーダーの日向真樹(志穂美悦子)は「13階段のマキ」と呼ばれ新宿界隈でその名は知られていた。
ある日、1人のストリッパーを救ったことが原因で暴力団「 大門組」と「野良猫グループ」は衝突した。組長 大門竜之助(名和宏)は、卑怯な手段を使って元空手チャンピオンの用心棒 江藤徹也(南城竜也)をマキと闘わせようとしたが江藤は元チャンピオンのプライドがあり大門の命令に逆らいマキたちを開放した。
翌日、「野良猫グループ」が乗ったジープと二階堂興業の社長令嬢 二階堂悠子 (大原美佐)が乗った外車がトラブルになる。悠子に詰め寄るマキたち。何でもお金で解決しようとする悠子に腹が立ったマキたちは悠子に厳しい制裁を加え去る。プライドを傷つけられた悠子は、父 二階堂泰造(近藤宏)経営する二階堂興業と裏で繋がっていた「大門組」に行き「野良猫グループ」への復讐を依頼する…。
メモ3📝
この映画は初見でした🤓内藤誠監督の代表作「不良番長」シリーズは私大好きで結構観てますよ🤓革ジャンにバイクの不良たちが、さらにあくどい奴ら(暴力団や悪徳企業)と闘うストーリーは同じではあるんですけどね🤓この「13階段のマキ」には志穂美の悦ちゃんがいます🤓鮮血色(?)のWヌンチャク振り回すところは思わず声出そうになりましたよ🤓お兄さん役は師匠 千葉チャンだしね🤓回想シーンでの雪の中の2人の組手は実に絵になるね〜🤓
メモ4📝
やっぱり触れずにはいられないのが「大門組」用心棒役で出演してる南城竜也氏ですね🤓ついこの前YouTubeの配信で「変身忍者 嵐」観てたからなんか嬉しかったですね🤓大門組に右手の拳を使えなくされて右手に刃物のアタッチメントを装着して闘う姿は「おお!もはや改造人間じゃん!」って感激しました🤓 -
今週の隠しテーマは「時代とともに変化する日本映画の中の女性像」でした🤓 -
『THRILLER FOREVER -the making of a modern day masterpiece-』(2024) スリラー フォーエバー
制作 the detail.(1980-2024フィゲロア・マウンテン・ エンターテインメント)
メモ1📝
1982年12月、マイケル・ジャクソンはクインシー・ジョーンズを音楽プロデューサーに迎えてソロ2作目となるアルバム「スリラー」をリリースした。そのアルバムは推定約7000万枚を売り上げギネス記録においても《史上最も売れたアルバム》として認定された。
メモ2📝
このドキュメンタリーは「スリラー」製作現場、リリース、そしてその後のポピュラー・ミュージックに与えた影響を探ったものである。 -
そんなわけで、今週は「ドキュメンタリー特集」です🤓さまざまなジャンル用意しています。お楽しみに🤓 -
『THE STORY OF AN UNDERGROUND CLASSIC : THE VELVET UNDERGROUND & NICO』 (2024)
アンダーグラウンドの名曲の物語 『ヴェルヴェットアンダーグラウンド&ニコ』
制作 Joe Nose
史上最高のロックアルバムの1つである「The velvet underground & nico」の裏話についてお話ししましょう。 − Jose Nose −
メモ1📝
1967年3月12日1枚のアルバムがリリースされた。プロデューサーのアンディ・ウォーホルのシルクスクリーンによるバナナがデザインされた「ヴェルヴェットアンダーグラウンド&ニコ」である。ポップ・アーティストのアンディ・ウォーホルがプロデュースしたバンドのデビューアルバムとして話題性はあったものの、発売5年でわずか3万枚しか売れなかったアルバムがなぜ後進のアーティストたちに多大な影響を与え続けた「モンスターアルバム」となり得たのか?
メモ2📝
音楽プロデューサーはトム・ウィルソンで彼はフランク・ザッパ擁するマザーズのアルバムのプロデューサーでもあります。マザーズのザッパとヴェルヴェッツのルーリードは当時ライブで一緒になることが多くてお互い毛嫌いしてたんですよね🥴理由は知らないけど🥴トム・ウィルソンはサイモン&ガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」レコーディング終了後何か物足りなさを感じ2人の許可なくロックアレンジしてしまった敏腕音楽プロデューサーですね🤓このアレンジのせいか(?)サイモン&ガーファンクル初の大ヒットとなりました🤠
メモ3📝
当初ヴェルヴェッツのドラマー、モーリン・タッカーのドキュメンタリー予定してたんですが【日本語字幕非対応】でした。でも内容はかなり面白いんでまたの機会に🤓 -
そうだ😮前に音楽スレに「ヴェルヴェットアンダーグラウンド&ニコ」立ててた人いたけど、この動画はヴェルヴェッツ知る上で優れたテキストだと思いますね🤓 -
『David Bowie's Rise as Ziggy Stardust /Music documentary』(2007)
ジギー・スターダストとしてのデヴィッド・ボウイの台頭。
制作 THE STREAM-Movie and More
Director : Classic Rock Productions
《ジギー・スターダスト》として活躍したデヴィッド・ボウイの画期的な時代を詳しく見ながらグラム・ロック革命の世界に足を踏み入れてみましょう。
アンジー・ボウイとスパイダース・フロム・マーズのメンバー、トレヴァー・ホルダーとウッディ・ウッドマンジーへの独占インタビューをフューチャーしたこのドキュメンタリーはボウイの象徴的なアルバム、忘れられないパフォーマンス、そして永続的な影響について語ります。「スターマン」や「レベル・レベル」などの名曲の貴重な映像が満載でボウイの音楽、スタイルを知るには貴重なロックの遺産となるでしょう−THE STREAM-movies and More−
メモ1📝
1972年6月16日、RCAレコードから1枚のアルバムがリリースされた。デヴィッド・ボウイ 5作目のアルバム「ジギー・スターダスト」(原題 The Rise and Fall of Ziggy Stardust and Spiders From Mars)私が個人的に好きな邦題 『屈折する星屑の上昇と下降、そして火星から来た蜘蛛の群』である。
メモ2📝
5年後に迫る資源枯渇を原因とする人類滅亡の危機に救世主として異星より来たバイセクシュアルのロックスター《ジギー・スターダスト》を描いたコンセプト・アルバム。
メモ3📝
各時代ごとにその音楽と自分自身を大きく変化させてきたデヴィッド・ボウイの1970年代のFIRST「Changes」期というべきかな🤔
メモ4📝
アルバム「ジギー・スターダスト」聴くと医療系養護施設にいた母親の容態が悪くなり夜間付き添いで施設に行くときウォークマンでよく聴いてたの思い出しますね🤔アルバム最初の曲「5年間」のドラムスのビートが人気の少ない夜の施設へと歩く自分の重い足どりと見事にシンクロしてました🤔 -
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『 SEX PISTOLS documentary : History of The Band & Malcolm Mclaren 』 (2023)
製作 Daniel S
セックス・ピストルズ ドキュメンタリー
バンドとマルコム・マクラーレンの歴史
セックス・ピストルズのメンバーは、ジョニー・(ロットン)・ライドン、スティーヴ・ジョーンズ、ポール・クック、グレン・マトロック、シド・ヴィシャス。ウォーリー・ナイチンゲール、ニック・ケント、スティーヴ・ニューは初期のメンバーだった −Daniel S−
メモ1📝
1970年代後半にロンドンを中心に起こったパンク・厶ーブメントを代表(象徴)するグループがセックス・ピストルズである。英国王室、政治、大手企業、そして当時停滞していたロックシーンすら攻撃した。活動期間こそ短かったが、後世のミュージック・シーンやファッションにも多大な影響を与えた。
メモ2📝
そのセックス・ピストルズのマネージャーでありニューヨークで体験した《リアルなロック》をロンドンに持ち帰りパートナーのヴィヴィアン・ウエストウッドと共に《ロンドンパンク》に商品化した男がマルコム・マクラーレンである。
メモ3📝
セックス・ピストルズは1976年、大手音楽レーベルEMIとレコード契約を結ぶが出演したTV番組で放送禁止用語を連発。それが問題となりEMIは契約破棄。次にA&Mレコードと契約するもこちらも破棄。最終的にヴァージンレコードと契約した。多額の違約金を払ったのはレコード会社側でスキャンダルなイメージのセックス・ピストルズにとって良い宣伝効果になったということだろう。1977年10月唯一のオリジナル・デビュー・アルバム「NEVER MIND THE BOLLOCKS」邦題 《勝手にしやがれ》がリリースされた。
メモ4📝
多感な中3の時、渋谷陽一氏のラジオ番組で初めてセックス・ピストルズの聴いた時の衝撃ときたら…🤯
日本国内でのPUNKの浸透はファッションが先行してた感じしますね🤔「月刊 明星」か「月刊 平凡」で《これが英国からやってきたパンクファッションだ!》ってプラスチック製の鎖(!)付いたTシャツや安全ピン付いたTシャツ着た狩人(知ってる?)や世良公則がポーズとってたの憶えてますもん🤓セミロングヘアのアイドルやタレントのパンク・ファッションは圧倒的な違和感を感じましたね🤔これまでの既成概念を破壊する姿勢が「PUNK」の基本精神であったはずなのにそれすら「SPOIL」されてしまうのはなんか哀しいですよね🥲 -
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『 The Sgt Peppers Sessions Beatles Documentary Film 』 (2024)
制作 Beatles Bible
サージェント・ペパーズ・セッションズ / ビートルズ ドキュメンタリー映画
ビートルズの1967年の名盤「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」について知っておくことすべて!!
この映画は「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブバンド」の誕生と遺産を時系で探り、アルバムを20世紀最大の音楽芸術作品にした革新的なレコーディング技術、歴史的背景、文化的影響について掘り下げます。すべてのクリエイターと音楽史家による詳細な洞察を特集したこのドキュメンタリーは、YouTubeで最大のサージェント・ペパーズを祝うものです。− Beatles Bible −
メモ1📝
1967年5月26日、1枚のアルバムがリリースされた。ビートルズ8枚目のアルバム「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」である。架空のバンド《ペパー将軍の傷心倶楽部楽団》の公演実況録音盤というコンセプト・アルバムになっている。このアイディアは1966年ポール・マッカートニーが飛行機の中で思いついたという。
メモ2📝
公演活動を続けることに限界を感じ始めたビートルズは1966年8月のサンフランシスコ公演を最後に公演活動を終了するんだけど、ビートルズがよりスタジオワークに力を注ぐ結果になったわけですね🤓
メモ3📝
ビートルズの最高傑作は?この問いはビートルマニアにとってかなり答えに悩む難問だと思います🤓私はあえて「リボルバー」と答えますけどね🤓「サージェント・ペパーズ」はご存知のようにスキのない完璧なアルバムなんだけど、ちょっと完璧過ぎて息が詰まる感じあって「リボルバー」には伸びしろというか発展途上の魅力があるんですよね🤓
メモ4📝
この4時間超えのドキュメンタリーは凄いですね🤓初めて観る映像も多いし何回も繰り返し観たくなる特盛ドキュメンタリー作品ですね🤓貼る画像無くてローリング・ストーンズの「サタニック・マジェスティーズ」貼ったけどリリース当時ビートルズの真似って言われたんですよね🤕 -
今週のテーマは「20世紀の音楽的遺産を求めて」でした🤓 -
『 テレビ黄金時代を創った「吹き替え」声優50年史 』 (2007)(?)
演出 林洋輔、三木哲
プロデューサー 古谷賢二〈ヒストリー・チャンネル〉、徳山竜一 〈東北新社〉、中尾尚志〈東北新社〉
制作 NHKエンタープライズ、ブロードウェイ、エス・イー・エス、ムーブマン、円企画
メモ1📝
若者たちにとって憧れの職業である《声優》。しかしテレビ創成期の時代けっして誰もが憧れる職種とは言い難かった。先人たちはたゆまぬ努力を続け現在の人気職業《声優》の地位を見事に築き上げた。
メモ2📝
亡くなられたレジェンドクラスの声優さんも多く出演していますね🥲野沢那智、山田康雄、納谷悟朗、大平透、羽佐間道夫。外国人俳優とアニメ作品のレギュラー役持ってるとやっぱり印象強いですね🤓 -
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本日は豪華2本立て🤓
「AKIRA」特集
まずは1本目🤓
『 Katsuhiro Otomo Interview 』 (1993)
大友克洋 インタビュー
制作 Mimi Cortazan
このインタビューは映画「AKIRA」が完成した後に行なわれたもので、もともとはパイオニアLDCが、1993年にリリースした「AKIRA」の日本版レーザーディスクに収録されていました。−Mimi Cortazan−
メモ1📝
皆さんはレーザーディスクって知ってますか?見た目はCDのデカいやつですね🤓アナログテープのVHSと比べ画質が格段と向上したというシロモノです。私は当時ハード、ソフト共に高すぎて買えませんでしたけどね🥴VHSからDVDに移行した感じでした🤓権利問題なんかでDVDやBDで再発売されてないレーザーディスクのBOXセットなどはプレミア価格がついているとか…🤔 -
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綴り間違えてました🤯
正しくはMimi Cortazar氏でした🙏
2本目いきます🤓
『「AKIRA」トークショー / 岩田光央 (声優 金田役) 佐々木望(声優 鉄雄役) 』 (2019)
第32回東京国際映画祭 2019.11.1
制作 東京国際映画祭
メモ1📝
声優としてキャリア豊富の岩田光央氏と声優としてデビュー間もない佐々木望氏が経験した映画「AKIRA」の製作現場とは…。
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1本目の動画紹介のところでうっかり大友克洋氏の経歴書き忘れてしまった🤕慌ててると良いことないね😮💨 -
『 ゴジラを創った男たち〜川北紘一流映画術〜メイキング・オブ・「ゴジラvsモスラ」』 (1992)
制作 札幌PR戦略研究所
制作 MEDIA・LAB
メモ1📝
「ゴジラvsモスラ」は1992年(平成4年)12月12日に公開された《ゴジラシリーズ》第19作目である。本編監督は大河原孝夫、特技(特撮)監督は川北紘一。
メモ2📝
このドキュメンタリーは《特撮の鬼》と呼ばれた川北紘一を中心に「ゴジラvsモスラ」完成までの道程を記録したものである。 東宝の伝説的プロデューサー の田中友幸、熱狂的ゴジラファンのティム・バートンも撮影現場を訪問している。
メモ3📝
予期せぬスーツアクターの交代劇、雨天によるオープン・スタジオでの撮影順延などさまざまな予期せぬ出来事が起こる…。
メモ4📝
恥ずかしながら私この作品未見なんですが、キャスティングがなかなか面白いんですね🤓「ウルトラマン」で共演した黒部進(ハヤタ)と小林昭二(ムラマツ)。それに「ウルトラマンタロウ」の篠田三郎と円谷プロ作品に縁のある俳優が出てるんですね。川北紘一も昔から円谷プロと繋がりがあるからなんでしょうね🤓 -
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ドラマ『ウルトラマンをつくった男たち 星の林に月の舟』(1989)
制作 New York
原作・監修 実相寺昭雄
脚本 佐々木守
演出 山田高道
音楽 田中公平
プロデューサー 中村和則 (オフィスヘンミ)、満田かずほ (円谷プロダクション)、山本豊助 (TBS)
出演 (配役)
三上博史 (吉良平治)→実相寺昭雄
南果歩 (戸倉則子)
西村晃 (円谷英二)
山口良一 (宮城哲夫)→金城哲夫
三宅裕司 (円谷一郎)→円谷一
円谷浩 (黒川進)→黒部進
実相寺吾子 (桃井浩美)→桜井浩子
住田隆 (二条達也)→二瓶正也
西田康人 (石田豆吉)→石井伊吉→毒蝮三太夫
藤波辰巳 (小柳昭三)→小林昭二
黒部進 (画家池田)→成田亭
小林昭二 (飲み屋「ひょうたん」の親父)
石田純一 (飯沢宏美)→飯島敏宏
国生さゆり(加納幸子)
仲本工事 (川島)
伊東四朗 (金子課長)
柳沢慎吾 (山下)
毒蝮三太夫 (村川)
大地康雄 (高田)
高田純次 (和泉)
京本政樹 (大島)→古谷敏
栗田貫一 (ウルトラマン声優)
斉木しげる (片山プロデューサー)
永島敏行 (TBS制作部)
原知佐子 (あけぼの荘の大家)
松山英太郎 (東宝助監督)
ほか 。
メモ1📝
映画監督である実相寺昭雄の自伝「星の林に月の舟」を原作としており特撮ドラマ「ウルトラマン」製作当時の円谷プロダクションを舞台としたドラマである。
メモ2📝
ゴジラが出たらやっぱりウルトラマンも出さなきゃイカンでしょと選びました🤓このドラマ出演者がなんと豪華なことか🤯当の本人が別の役柄で出てるからちょっと混乱しますけどね🤓劇中の再現シーンもかなり頑張ってて見応えありますね🤓これは名作ドラマだと思いますね🤓
メモ3📝
科学特捜隊の制服が少しブカブカな所と色が赤みが強すぎる所くらいかな🤔桃井宏美演じた実相寺吾子が実相寺昭雄氏の娘さん、主人公 吉良平治が住んでるアパートの大家さん演じた原知佐子は実相寺昭雄氏の奥さんですね🤓 -
ドラマで使われたウルトラマンのマスクは《Bタイプ》と《Cタイプ》のハイブリッドと見受けられたけどどうかな?🤔 -
『 映画の肖像 黒澤明✕大林宣彦 映画的会話 MAKING OF DREAMS 』 (1990)
制作 黒澤久雄、大林恭子
プロデューサー 末広巌彦
協力 黒澤オフィス、ピー・エス・シー
監督・脚本・編集・言葉 大林宣彦
撮影・構成 今関あきよし、大林千茱萸、萩原一則
音楽 池辺晋一郎、樋口康雄
音響デザイン 林昌平
録音 上村利秋
出演 黒澤明、映画「夢」のスタッフ、キャストのひとびと。
メモ1📝
『夢』は1990年に公開された黒澤明監督の日米合作映画である。黒澤明監督自身が見た夢を元にした映画で「日照り雨」「桃畑」「雪あらし」「トンネル」「鴉」「赤富士」「鬼哭」「水車のある村」の8話からなるオムニバス形式となっている。
メモ2📝
黒澤映画ファンである大林宣彦監督らスタッフが複数のカメラを携え『夢』の撮影現場を訪れ日本映画の巨匠の演出風影を余すことなく記録しているのは貴重である。
メモ3📝
演出補佐として「ゴジラ」の本多猪四郎監督が入ってるけど撮影現場で黒澤監督が役者やスタッフに怒鳴って現場を殺伐とした空気にさせないように中和させる役として入ったようですね🤔「桃畑」の雛祭りのシーンで上手く演技出来ない子役に対してちょっとイライラしてきた(?)黒澤監督を察して優しい笑顔で子役に演出しだしたイノさんこと本多猪四郎監督素敵ですね🤓「鬼哭」で鬼を演じたいかりや長介はオファーが来たとき「乱」の植木等同様「いい歳して怒られたくないから嫌だ!」って断ったみたいですけどね🤓
メモ4📝
「鴉」でゴッホ演じたマーティン・スコセッシ監督、「雪おんな」で雪女演じたけどもっと黒澤作品の現場を体験したいと「水車のある村」の村人としてノンクレジットで出演した原田美枝子。カット後の彼女の姿を捉えているのは貴重ですね🤓 -
提供 2001 TOS.Channel
今回で今年の活動終えるか?来週『年忘れ映画劇場』で終えるか?迷うなあ~🤔 -
『年忘れ映画祭 』スタート🤓
第1夜
『 地獄の花園 』 (2021)
監督 関和亮
脚本 バカリズム
企画原案 バカリズム、関和亮、櫻井雄一、加藤達也
プロデューサー 櫻井雄一、山邉博文
製作会社 ソケット
撮影 奥平功
編集 小野寺絵美
音楽 宗方勇輝、植田能平、真鍋昭大
主題歌 LiSA 「Another Great Day!!」
出演 (配役)
永野芽郁 (田中直子)《三富士株式会社 OL》
広瀬アリス (北条蘭)《元カリスマ ヤンキー》
菜々緒 (安藤朱里)《悪魔の趣里》
川栄李奈 (佐竹紫織)《狂犬 紫織》
大島美幸 (神田悦子)《大怪獣 悦子》
森崎ウィン (松浦慎二)《直子が恋する会社員》
中村ゆりか (直子の同僚)
伊原六花 (直子の同僚)
菅野莉央 (紫織の子分)
青山めぐ (紫織の子分)
森カンナ (紫織の子分)
日比美思 (朱里の子分)
遠藤憲一 (赤木涼子)《トムソン総務部の魔王》
丸山智己 (工藤早苗)《七色の拳を持つ女》
松尾諭 (藤崎麻理)《下関の虎河豚》
勝村政信 (冴木妙子)《青い稲妻》
小池栄子 (鬼丸麗奈)《地上最強のOL》
ファーストサマーウィカ (進藤楓)《高口商事OL》
長井短 (白鳥真央)《和久井物産OL》
近藤くみこ (矢沢食品の風神・雷神)
かなで (矢沢食品の風神・雷神)
室井滋 (七瀬小夜)《日本最初のOL》
ほか。
メモ1📝
普通に働くOLの職場に元カリスマ・ヤンキーの女性が中途採用されたことから始まったOLたちによる派閥抗争を描くコメディー映画。原案/脚本はマルチに活動しているバカリズム。監督の関和亮はMV出身でこの作品が劇場映画デビュー作である。
メモ2📝
平凡なOL、田中直子 (永野芽郁)の職場は裏では、社内の派閥争いを賭けたヤンキーOLたちによる喧嘩が日々勃発していた。直子の職場である三富士株式会社では佐竹紫織 (川栄李奈)と神田悦子 (大島美幸)を下し安藤一派のボスである安藤朱里 (菜々緒)がトップを制していた。直子は一向に気にせず普通のOL生活を送っていた。
ある日、中途採用された元カリスマ・ヤンキーのOL 北条蘭 (広瀬アリス)はその圧倒的な喧嘩の強さから会社のトップに立つ。この噂を聞き付けた全国のヤンキーOLたちが直子の会社に集結。ふとしたことから北条蘭と親しくなった直子も抗争に巻き込まれていく…。
メモ3📝
この作品文句なく面白いですね🤓バカリズムはOLさんが好きなんでしょうか?🤔遠憲率いるトムスン軍団(トムソン三銃士)の女性たち(?)が誰ひとり女性を演じる気が無いところが笑えましたね🤓覚醒した北条蘭にリベンジされる時はちゃんと女子でしたけどね
🤠ヤンキー映画+カンフー映画(北条蘭meets七瀬小夜)の要素取り込んだ実に面白い作品でした🤓 -
提供 OCTAGRAM TV
明日の第2夜もお楽しみに🤓 -
『年忘れ映画祭』
第二夜
『モヒカン故郷に帰る』(2016)
The Mohican Comes Home
監督・脚本 沖田修一
製作 横澤良雄、川城和実、三宅容介、佐野真之、太田和宏、稲垣宏
製作総指揮 重松圭一、佐々木史朗
制作プロダクション オフィス・シローズ
撮影 芦澤明子
編集 佐藤崇
助監督 茂木克仁
音楽プロデューサー 安井輝、篠崎恵子
主題歌 細野晴臣 「MOHICAN」
出演 (配役)
松田龍平 (田村永吉)《「断末魔」ボーカル》
柄本明 (田村治)《永吉の父》
前田敦子 (会沢由佳)《永吉の恋人》
もたいまさこ (田村春子)《永吉の母》
千葉雄大 (田村浩二)《永吉の弟》
木場勝己 (島の医者)《治の幼馴染み》
美保純 (会沢苑子)《由佳の母》
小柴亮太 (野呂清人)《吹奏楽部唯一の男性部員》
富田望生 (清水さん)《吹奏楽部の部長》
ほか。
メモ1📝
瀬戸内海に浮かぶ架空の小さな島《戸鼻島》を舞台にしたホームコメディードラマ。映画「南極料理人」の沖田修二監督作品。
メモ2📝
デスメタルバンド「断末魔」のボーカルとして音楽活動をしているモヒカン頭の田村永吉(松田龍平)。ある日、恋人のネイリスト 会沢由佳(前田敦子)から妊娠を告げられ結婚報告するため7年ぶりに故郷《戸鼻島》に帰る。そんな永吉と由佳を待ち構えていたのが矢沢永吉をこよなく愛するガンコ親父の治 (柄本明)と筋金入りの広島カープ狂の母 春子(もたいまさこ)そこに弟の浩二 (千葉雄大)が加わる。
永吉の家庭を持つ自覚と覚悟が 足りないと治は激怒。2人は大喧嘩になる。しかしやっぱりそこは親子、最後には大宴会となる。しかしその夜、治が倒れているのを永吉が発見する。単なるギックリ腰かと思ったが病院で受けた検査結果は末期ガンだった…。
メモ3📝
ユニークなタイトルで妙に印象に残ってたんだけど今回観れて良かったです🤓主題歌の細野晴臣さんの「モヒカン」はラジオで聴いたことあったかな?🤔
メモ4📝
前に紹介した小津安二郎監督の「東京物語」の逆シチュエーション・バージョンって感じですね🤓「広島物語」というか「戸鼻島物語」って感じかな🤔架空とはいえ同じ広島が舞台ですもんね🤓ピザのシーンは柄本明の怪演を含めて破壊的にまで面白いですね🤓病室でのチーン🛎も私好きですね🤓このまましんみりして映画が終わってしまうのかな?と思いきや…。見事に期待を裏切ってくれます🤓 -
提供 fox_fox
明けましておめでとうございます
今年も「映画倉庫」よろしくおねがいいたします🙇
今年からは週3(月・水・金)の深夜に作品アップしていく予定です。次回は1月6日(月)からとなります。おそらく久しぶりの「洋画特集」となります。お楽しみに🤓
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『 ザ・モンキーズ 恋の合言葉 HEAD!』
THE HEAD (1968)
監督 ボブ・ラフェルソン
脚本 ボブ・ラフェルソン、ジャック・ニコルソン
製作 ボブ・ラフェルソン、ジャック・ニコルソン
製作総指揮 バート・シュナイダー
撮影 マイケル・ヒューゴ
音楽 Ken Thorne
出演
ザ・モンキーズ (ミック・ドレンツ、デイビー・ジョーンズ、マイク・ネスミス、ピーター・トーク)、ヴィクター・マチュア、テリー・ガー、ネネット・ファニセロ、エイブラハム・ソファー、フランク・ザッパ、ジャック・ニコルソン、デニス・ホッパー ほか。
メモ1📝
アメリカのアイドル(ロック)バンド モンキーズ唯一の主演の音楽コメディー映画。監督は「ファイブ・イージー・ピーセス」、「郵便配達は二度ベルを鳴らす」のボブ・ラフェルソン。共同脚本にボブ・ラフェルソン監督とは縁があるジャック・ニコルソンが参加している。
メモ2📝
ストーリーはあって無いような感じの作品なんだけど(苦笑い)一応書いておくと…モンキーズのメンバー4人にベトナム戦争の招集令状が届いて彼らが様々な場所に逃げるというお話です🤓ベトナム反戦、米国資本主義批判をサイケデリックでコーティングした感じの映画ですね🤠
メモ3📝
1960年前半アメリカの音楽シーンはビートルズから始まる英国から文化的侵略(第一次ブリティッシュ・インヴェンション)揺さぶられていてアメリカ本国からそれらに対抗するスターグループを作るオーディションから生まれたグループです🤓
メモ4📝
嬉しいのがフランク・ザッパ(撮影所でロバを連れた男)や脚本にも参加してるジャック・ニコルソン(撮影所のスタッフ(ハンチング被っている)、デニス・ホッパー(彼は確認出来なかったなあ…もう一回観てみよう)など豪華なゲストが出ているところですね🤠
メモ5📝
ちなみにフリッパーズ・ギターの通算三枚目の最後のアルバム「DOCTOR HEAD'S WORLD TOWER −ヘッド博士の世界塔−」(1991)はこの映画がモチーフになっております🤓 -
提供 Cine Stream -
『 ビーチレッド戦記 』 BEACH RED (1967)
監督 コーネル・ワイルド
脚本 ドン・ピーターソン、ジェニファー・パスカル
原案 ピーター・ボウマン
撮影 セシル・R・クーニィ
編集 フランク・P・ケラー
音楽 アントニオ・ベナヴェンチュラ
製作 コーネル・ワイルド
製作会社 テオドラ・プロダクション
出演 (配役)
コーネル・ワイルド (マクドナルド大尉)
ジーン・ウォーレス (ジュリー・マクドナルド)
リップ・トーン (ハニーウェル曹長)
ハイメ・サンチェス (コロンボ)
パトリック・ウォルフ (クリフ)
バー・デベニング (イーガン)
ジーン・ブレイクリー (ゴールドバーグ従軍記者)
デイル・イシモト (田中大尉)
小山源喜 (杉山大佐)
羽佐間道夫 (近藤大尉)
寄山弘 (ミシオ)
ほか 。
メモ1📝
太平洋戦争を舞台に日本軍が支配する南太平洋の島に上陸したアメリカ海兵隊と日本軍の激しい戦闘を描くと同時に日米双方の兵士らの心情を描く戦争人間ドラマ。
メモ2📝
日米双方の兵士の描き方が実にバランスが良いですね🤔これまでの太平洋戦争での日本兵の描き方とは異なるのはこの映画がベトナム戦争のまっただ中に作られているせいかも知れないですね🤔泥沼化していったベトナム戦争に対してもっと異なる人種を理解すべきという反戦的な考えが根底にあったのかも知れないですね🤔
メモ3📝
あまり知られていない映画=低予算映画という悪しき習慣が身に付いてしまっていたので冒頭の迫力ある上陸シーンや戦車登場の戦闘シーンには驚きましたね🤓劇中の演者たちのモノローグや過去のフラッシュバックの導入などは同時期のアメリカン・ニューシネマ作品に共通する《作家性》を感じましたね🤓
メモ4📝
この映画の注目すべきところは声優の羽佐間道夫が近藤大尉役で出演してるところでしょうか🤠他にも富山敬も出演しているようですが残念ながら確認出来ませんでした。ミシオ役(ガッツ石松顔の人ね)の寄山弘は黒澤明監督の「用心棒」冒頭で出てくる百姓の親父役、黒澤明監督初のカラー作品「どですかでん」には寿司屋の親父で出演となかなか凄い俳優さんなんだと思いました🤓外国映画でこれだけちゃんとした日本語が聞こえるのは珍しいですね🤓 -
提供 FEATURE FILM
同じ太平洋戦争の島が舞台の映画「PACIFIC HELL」を三船敏郎とリー・マービン出演の「太平洋の地獄」と間違えて観てしまった…実に紛らわしい🤕 -
『 遠すぎた橋 』A BRIDGE TOO FAR (1977)
監督 リチャード・アッテンボロー
脚本 ウイリアム・ゴールドマン
原作 コーネリアス・ライアン 「遥かなる橋」
製作 ジョセフ・E・レヴィン、リチャード・P・レヴィン、ガブリエル・カツカ
製作会社 ジョセフ・E・レヴィン・プロダクションズ、ユナイテッド・アーティスツ
撮影 ジェフリー・アンスワース
編集 アントニー・ギブス
音楽 ジョン・アディソン
出演 (配役)
ダーク・ボガード (フレデリック・ブラウニング中将)
エドワード・フォックス (B・ホロックス中将)
ショーン・コネリー (ロイ・アーカート少将)
マイケル・ケイン (ジョー・バンドルール中佐)
アンソニー・ホプキンス (ジョン・フロスト中佐)
ジーン・ハックマン (S・ソサボフスキー准将)
ライアン・オニール (ジェームズ・M・ギャビン准将)
ロバート・レッドフォード (ジュリアン・クック少佐)
エリオット・グールド (ホビー・スタウト大佐)
ジェームズ・カーン (エディ・ドーハン軍曹)
アーサー・ヒル (軍医大佐)
ウォルガング・プライス (ルントシュテット元帥)
マクシミリアン・シェル (ビットリヒ親衛隊中将)
ハーディ・クリューガー (ルートヴィヒ親衛隊中将)
ローレンス・オリヴィエ (ヤン・スパンダー医師)
リヴ・ウルマン (ケイト・テル・ホルスト夫人)
ほか。
メモ1📝
第二次世界大戦に連合国軍が実践した「マーケット・ガーデン作戦」を描いたコーネリアス・ライアンの著作《遥かなる橋》を原作として俳優でもあるリチャード・アッテンボローが監督した米国/英国の合作映画。
メモ2📝
ノルマンディー上陸作戦から3ヶ月後の1944年の9月。敗走を続けるドイツ軍を追撃していた連合国軍の補給線は600キロにも延びてしまっていた。戦争における補給線の確保は極めて重要であり司令部を悩ませていた。
連合国軍は戦力を二分化させジョージ・S・パットン中将率いるアメリカ軍は南方ルート、バーナード・モントゴメリー元帥率いるイギリス軍は北方ルートで進軍していた。そのためどちらの補給を優先するかという問題が浮上していた。
モントゴメリーは「マーケット・ガーデン作戦」を立案し連合国軍最高司令官 アイゼンハワー大将を説得。ナチスドイツからオランダを解放しそのままベルリンまで一気に進撃しクリスマスまでには戦争を終わらせる大規模な電撃作戦ははたして成功するのだろうか…。
メモ3📝
吹き替え版のTVで観たことあったけどちゃんと観たの今回初めてかも知れない🤔大作ゆえに多少中だるみ感はあるけどこれは仕方ないですね🤠キャストそれぞれ見せ場作らなきゃならないですからね。個人的にジーン・ハックマンもう少し観たかったなあ~出番少ないよね🤕ジェームズ(キラー)カーンのエピソードは良かったですね軍医とのやり取りも🥲ロバート・レッドフォード登場には乙女のように胸がときめきましたよ🤓このジュリアン・クック少佐役。当初スティーヴ・マックイーンが演じる予定だったそうですよ🤔それとリヴ・ウルマン演じたホルスト夫人役が最初オードリー・ヘップバーンだったとか🤔
メモ4📝
シャーマン戦車はトータル的に良い出来だし偽パンター戦車はまあ許容範囲って感じかな😎 -
提供 Tributevideo
怒涛の2時間45分😎寒いので暖かくして観てね~😎 -
『 恐怖城 』WHITE ZOMBIE (1932)
監督 ヴィクター・ハルベリン
原作・脚本 ガーネット・ウェストン
原案 ウィリアム・シーブルック「マジック・アイランド」より
製作 エドワード・ハルベリン
出演 (配役)
ベラ・ルゴシ (ルジャンドル・ゾンビマスター)
マッジ・ベラミー (マデリーン・パーカー)
ジョン・バロン (ニール・パーカー)
ロバート・フレイザー (チャールズ・ボーマン)
ジョセフ・カーソン (ブルーナー博士)
ほか 。
メモ1📝
ハイチに伝わるゾンビ伝説を取材した米国の探検家/ジャーナリストのウィリアム・シーブルックの本からヒントに製作された元祖ゾンビ映画。ただしこの作品のゾンビとは薬物などによる一時的な仮死状態の人間のことで、自発的に人間を襲ったり人肉をむさぼり食うことはありません。あしからず😎
メモ2📝
新婚のニール(ジョン・バロン)とマデリーン(マッジ・パーカー)は旅行中に知り合ったボーマン(ロバート・フレイザー)という男に勧められ結婚式を挙げるためハイチに訪れる。ボーマンはハイチでプランテーションを営む大地主だった。ハイチに到着しボーマンの屋敷に向かう2人は奇妙な葬儀やゾンビと呼ばれる気味悪い集団に出くわす。ボーマンの屋敷に着くとそこには先客の宣教師 ブルーナー博士(ジョセフ・カーソン)がいた。ブルーナーは2人にここには長居しないように忠告する。
ボーマンはブードゥー教の白人司祭 ルジャンドル(ベラ・ルゴシ)の工場を訪ねる。そこで働いていたのは全てルジャンドルに操られているゾンビたちで食事も休憩もなく働き続けていた。結婚式を控えたマデリーンに惚れていたボーマンはルジャンドルにマデリーンの誘拐と監禁を依頼する。ルジャンドルはボーマンにマデリーンをゾンビ化するパウダーを手渡す。
メモ3📝
この映画は初見でしたけど面白かったですね🤓Classic Horrorも良いもんですね🤠そのいでたちが美しい主演のベラ・ルゴシはドラキュラ役で有名な俳優ですね🤓音楽も良くて冒頭での土着的リズムというかトライバル・ビートはめちゃくちゃかっこいいですね🤓映像の方もエイゼンシュテイン発のモンタージュよりもディゾルブを多様しててより効果をあげてましたね🤓最初は頼りないなあ~って思ったブルーナー博士カッコ良かったですね🤓
メモ4📝
ロックバンド「ホワイト・ゾンビ」のバンドネームの由来はあまりにも有名だから私は別の話題を🤓英国のポスト・パンク・バンドの「バウハウス」のシングル曲で「ベラ・ルゴシの死」という曲あるから興味あったら聴いてみたら🤓 -
提供 No Rules Film School
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